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偽装の夫婦 驚愕の結末、最終回までのあらすじとネタバレ情報!

公開日: : 最終更新日:2015/12/09 ドラマ, 偽装の夫婦, 偽装の結婚

「偽装の夫婦」ってどんなだろう?

日テレの22:00~の枠のドラマって 何となく意味深なタイトルが多いような気がします。

10月からの新ドラマも興味津々のタイトルですね。

「偽装の夫婦」。

しかも「理想」がバッテンで消されて「偽装」。
何となく気になります。

そしてキャスティングも素晴らしいのです。

主演は天海祐希さん。
本を愛する図書館秘書、才色兼備の嘉門ヒロを演じます。

そして、ヒロの過去の彼氏役に沢村一樹さん。

謎の宅配業者役に今を時めく工藤阿須加さん。

懐かしの坂井真紀さんも出演するようですね。

キャスティングだけ見ても面白そう!!って思えます。

ここでは「偽装の夫婦」の最終回までのあらすじやネタバレを 順を追って記載していこうと思います。

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第1話(10月7日放送)

嘉門ヒロ(天海祐希)は、図書館司書。
とにかく本を愛する45歳。

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少女時代からその美貌と完璧さから人に妬まれることも多い。
さらにはかつての恋人・陽村超治(沢村一樹)からも
裏切られ「人間嫌い」 なってしまったといいます。

心の中ではそう思っているヒロですが、
表面上では笑顔を絶やさず 穏やかに見せていて誰からも慕われる存在なのです。

あっ、表面上だけね(笑)・・・
根は「人間嫌い」ですから笑顔の裏では悪態をつきまくる女なのです。

現在はそんな人間付き合いをしながら古いアパートの一室で 一人寂しく(?)暮らす毎日。

そんなある日、衝撃の再会を果たすことになるのです。

ヒロはその日、図書館で幼稚園児たちに絵本の読み聞かせをする
ことになっていました。

読み聞かせを熱心に聞いている園児がいました。
水森由羽(井上琳水)ちゃんでした。

ヒロが読む絵本「百万回生きた猫」に共感したようで
読み聞かせの後、図書館の外にいた猫を追いかけて
行きます。

そこへ現れたのが、かつての逃げられた恋人・陽村超治だったのです。

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現在、陽村は幼稚園で園長代理をしてます。
この日、園児たちの付き添いで図書館に来ていたのです。

陽村は猫を追いかけて気に昇ろうとしている由羽を必死になって
止めます。

ところが、由羽はお構いなしでドンドン木の高い所まで登って行き・・・
猫を助けますが・・・

足を滑らせ木から落ちてしまいます。

「あれ??」
由羽の姿が木から消え驚いている陽村の前に現れたのは
ヒロでした。
ヒロのの腕には由羽がしっかりと抱かれてたのです。
由羽の危機一髪をヒロが救いました。

 こうして、二人は25年ぶりの再会を果たすことになりました。
ヒロは25年前、陽村に逃げられたわけですが 本気で付き合っていたのです。
本気だったからこそ、
どうして陽村が自分の前から突如消えてしまったのか? わからずにいました。

それで、人間嫌いにもなった。
そんなヒロを陽村は屈託のない笑みで 「頼みごとがある」と近くの喫茶店に誘います。

言われるがまま喫茶店に行ったヒロは衝撃の告白を受けることになるのです。

衝撃って・・・なにが?

陽村の頼み事も過去にヒロの前から突然姿を消したの理由も。
とにかく眩暈がするほどの衝撃を受けるんです。

まず、消えた理由から・・・

実は陽村はゲイだった。
嘘~っ! 叫びたくなっちゃいます。
案の定、ヒロの心の中の叫びは

「私の青春を返せぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ヒロと付き合うにつれ、自分がゲイだと気づいてしまった陽村は
正直に生きてみたいとヒロの前から突如姿を消したんだといいます。

そして頼み事もぶっ飛んでました。

偽装結婚をしてほしい」

なぬ??

これには理由があって陽村の母親ががんで余命いくばくもなく
安心させるために息子が結婚したということをみせておきたいというのです。

なんという親思いのいい青年なんだ・・・
とは絶対に思いません。

姿を消した理由と言い、偽装結婚を頼む理由と言い
ヒロの気持ちを全く考えない身勝手過ぎる申し出。

ヒロは頑なに拒否します。 まぁ、当然のことですよね。

翌日、由羽の母親・しおり(内田有紀)が由羽と共に図書館にやってきます。
昨日のお礼でやってきたのです。

しおりは足が悪く、びっこを引いていました。
この出会いも今後の物語にとっては
重要なものでした。

さらにその晩、ヒロが帰宅するとまたまた問題が発生します。
なんとヒロが住むアパートの床が抜けてしまったのです。

原因は大量の本。
オンボロであるが故、重さに耐えきれなくなって床が抜けてしまったのです。

当然、大家からは弁償を迫られますが・・・

その額300万円!

そんな大金ヒロに払える訳もなく、これで住む家も追われることに・・・。
アパートを出たからと言っても300万の支払い義務は 消えるわけでもありません。

住みかを失いそうになったヒロは以前住んでいた「郷田家」を訪ねます。
お金を借りようと思ったのです。

そこには、ヒロの母親の妹・照乃(木村緑子)
その息子・天人(佐藤二郎)が住んでいて
嫁に出て行った娘の八重子(坂井真紀)がたまに
顔を出すと言った生活を送っているようです。

ヒロは幼い頃、母親を亡くし幼少の頃は、この郷田家で過ごしました。

「お金を貸してほしい」
と言い出せばいいのに、ヒロははっきり自分の気持ちを言い出すことが出来ません。

ここでも、自分の気持ちを押し殺してしまいました。

これで、ホームレス&借金地獄確定。
まるで漫画みたいな話です。

当てもなくさまようヒロに陽村から電話がかかってきます。

ちょっと、面倒な相手と会うことになってしまった。
付き合ってくれるなら300万を用立ててもいいというのです。

これはヒロにとって渡りに船です。
ヒロは陽村と共に待ち合わせに場所に行きますが・・・

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そこに現れたのは陽村の母親・華苗(富士純子)だったのです。
しかも、余命いくばくもないはずの華苗は元気そのもの。

またしても、陽村に騙された?

そう思って、事実を華苗に伝えようとしますが・・・
マシンガンのように話す華苗の勢いに圧倒され
どうしても言い出せません。

しかも陽村は
「ヒロとの出会いは『出会い系』」
「結婚は出来ちゃった結婚」
と口から出まかせ状態。

頭にカッと血が上るヒロでしたが、ここでも自分を押し殺してしまいます。

結局、その後もヒロは何も言えませんでした。
華苗は息子の幸せを喜び嬉しそうに富山の実家に
帰っていきました。

ヒロは陽村の優しい嘘に付き合ってあげたのです。

ところが陽村がここでまたとんでもないことを言い出します。

「ヒロは人を幸せにする力を持っている、母を幸せにしてやってくれないか?」

これにはヒロもさすがに切れるか?
そう思いましたが・・・
ヒロはいたって冷静に
「私がいたら周りを不幸にする・・・」

この自虐的なコメントに陽村が逆切れ!
オネエ言葉でヒロにまくしたてます。

ついに、ついにヒロがキレます。

「おめえらに・・・」

ところが、その先が続かない。

ニッコリ笑って「失礼します」と
陽村家を後にします。

ヒロが図書館に出勤すると
そこには、水森親子がいました。

どうやら、由羽が幼稚園の運動会に参加したくないと
言い出したようです。
仕方なしに、しおりは由羽を図書館に連れてきたようでした。

ヒロは優しく由羽に語り掛けます。
「運動会はお母さんのために我慢したの?」
「お母さんの足が悪いから?恥ずかしいと思ったの?」
「もしそうならお母さんは傷つくんじゃないかな?」

ヒロのこの言葉のおかげで、由羽は運動会に参加することにしました。

そして運動会のメイン競技、親子参加の「借りもの競争」。
由羽親子への課題は「かぞく」
これには困ってしまいました。
由羽には父親がいないのです。

「かぞく」と言われても・・・

困っている由羽を見た陽村がヒロを大声で呼びかけます。

するとヒロは、由羽を抱きかかえ、一気にゴールを目指し走り出しました。

陽村はマイクで
「かぞく同然の人が水森親子を助けました!」
とアナウンスし会場は湧き上がります。

ゴールした由羽も
「ありがとう」とすごくうれしそうです。

ヒロは人を不幸にするのではなく、人を「笑顔」に出来たようです。

後日、水森親子がヒロの図書館にやってきました。
先日のお礼が言いたかったようですが・・・

何となく様子が変です。

しおりは臆することなく、ヒロに語り掛けます。

「私たちと『かぞく』になってくれませんか?」
「あなたのことが好きになりました」

えええええ??
何だって!!??

第2話(10月14日放送)

陽村との25年ぶりの再会から始まり ゲイであるとのカミングアウト、
偽装結婚の申し出
さらには、自分の部屋の床が抜け…
知り合ったばかりの女性に告白を受ける…

いろんな出来事が起こり過ぎた第2話でしたが…

今回は陽村との偽装結婚の話が独り歩きしていきます。

では、前回の続きから…

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しおりに家族になってほしいと告白された
ヒロでしたが 何が何だかわかりません。

そりゃそうですよね(笑)
目の前で告白しているのは由羽のママですから。

これには理由があって、しおりは過去に酷いDVを受けて
それ以来の男性恐怖症なのです。

今では女性しか愛せなくなってしまったといいます。
由羽やしおりのために一生懸命になって運動会で
走ってくれた姿に心打たれ運命の人だと思い、
猛烈アプローチを かけてきたのです。

これにはヒロも困惑気味。 陽村の偽装結婚に輪をかけての無理難題です。

さらにヒロに問題を突きつける人物も現れます。
図書館館長の利一(田中要次)です。

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かねてからヒロに思いを寄せる利一は、
ヒロが結婚をすると 聞きつけて「自分と結婚してほしい」と言い出したのです。

噂を流したのは陽村です。 図書館まで押しかけ、
ヒロの荷物を自分の家に運び込もうとしていた のを館長に見つかり、
ヒロと結婚することを告白したというのです。

ヒロは、館長に上手く言いつくろい、 次の住む家が見つかるまで、
仕方がなしに陽村の世話になることにしました。

そこへ厄介なことに、華苗が訪ねてきます。
息子の結婚が決まり大喜びで富山に帰ったはずの華苗がなぜ??

先日、3人で食事をしたときに、
ヒロが身ごもっていると聞いた華苗は
安産祈願のお守りを持ってきたのです。

・・・ これだけ次々と問題が起きるようではさすがのヒロも

「超治さんとは結婚できません!」

言うしかないですよね。
ていうか、このタイミング、遅すぎますよ(笑)

これで諦めないのが華苗です。

華苗は何とかヒロを説得したいと考えます。
翌日、ヒロが勤める図書館にわざわざやって来て
結婚を辞めるなんて言わないでと懇願します。

「マリッジブルーなんて誰もがなるものよ」
結婚を辞めると言い出したのはヒロのわがままのように
聞こえます。
これを聞いたヒロは激怒!

陽村の幼稚園に押しかけます。

陽村を呼び出し事情を確認しようとするヒロが目にしたのは
みんなによってたかってイジメられる水森由羽でした。

「由羽ちゃん変だよ」
「由羽ちゃんと一緒に踊るの嫌だ」

この場は何とか陽村が上手く言って収まりましたが・・・

ヒロはまたまた自分の本心を伝えきれぬまま
幼稚園を後にしようとします。

そこへタイミングよく華苗がやってきました。
ヒロとバッタリと顔をあわせます。

そこで、ヒロの親戚に頼もうとひらめき・・・
華苗らが向かった先は「郷田家」です。

なんという展開でしょうか・・・

ヒロが一番会いたくない照乃、天人、八重子と
ヒロ、陽村、華苗は顔を合わせることになるのです。

華苗は照乃らに説得をお願いしますが…

八重子は自慢話、天人はマジックの話
照乃はこの結婚話上手くいくとは思えない・・きっと裏があると
説得どころではありません。

そうこうしていると華苗がトイレを貸してほしいと
席を立ちます。

ところが、時間が経過しても華苗が戻ってきません。
華苗はトイレで倒れてしまったのです。

容体はそれほど悪くなく・・・
「ヒロさんと超治の結婚写真だけでもどうかしら?」
と、か細い声でヒロになんとか陽村との結婚を決意してもらおうと
必死です。

翌日、ヒロと陽村はヒロの両親の墓参りに出かけ
口論になります。

ヒロの言い分は「偽装結婚はおろか写真撮影もできない」
陽村は「何とか写真撮影だけでも・・・親友の頼みくらい聞いてくれよ」

ところが話は平行線で前に進みません。
最後には「母さんと俺が帰ってくるまでに本をすべて運び出してくれ」
陽村が折れるしかありませんでした。

陽村宅から本を運び出したヒロは宅配業者の弟子丸(工藤阿須香)から
写真を渡されます。
それはヒロが失くしたたった1枚の家族写真でした。

陽村と弟子丸の二人で、ドロドロにながら探したんだといいます。

ヒロは慌てて幼稚園に向かいました。
丁度その日はお遊戯会でした。

由羽のクラスの出番が来ても、クラスのみんなは動こうとしません。
「由羽ちゃんとは踊りたくない」
クラス全員がごねるのです。

その時です!
「みなさんは家なき子を読んだことはありますか?」
ヒロが入ってきました。
「その本の中で元気が出る合言葉があります」
「前へすすめ!」

ヒロと由羽は舞台で楽しそうに踊り始めます。
それにつれて、一人また一人と・・・
最後には全員が舞台に・・・

またしてもヒロは由羽を笑顔にしました。

そして、ヒロは母親のしおりに近づき
「やはり家族にはなれません」
と言いました。

しおりは「振られるのは覚悟していました」と笑顔で応えます。

「でもこれからも仲良くしてください。だからまた図書館に来てください」とヒロ。

そして、ヒロは陽村に
「写真撮影に行くから・・・だって私たち親友でしょ?」
といいます。

ウェディングドレス姿のヒロと陽村は照れながら
写真撮影をします。

ヒロは華苗に
「お母さんも一緒にどうですか?家族3人で・・・」
といいます。

嬉しそうに写真に納まる3人。
これは偽装結婚ということでいいのでしょうか???

第3話(10月21日放送)

ヒロは陽村との結婚写真を撮ることに協力しました。
それも母親の華苗を安心させるために・・・。

泥だらけになってヒロの大切な写真を見つけてくれた
陽村の気落ちに応えることも兼ねていました。

写真だけで納得し華苗は故郷に帰って行くと思っていた
ヒロたちは驚きの言葉を華苗から聞くことになります。

なんと結婚披露宴をしてほしいと言い出したのです。

さらにさらに婚姻届けまで用意し華苗エクスプレスはノンストップの 様相なのです。
今すぐ届けを提出しに行きましょうとテンションマックスで迫ってきます。

陽村は「婚姻届けは出さないし披露宴もやらない」
とヒロに宣言し 必死に華苗を説得しようとしますが・・・

全く気にしない華苗。
挙句の果てに披露宴会場まで手配してきてしまいます。
ちょいと暴走気味ですね。

困惑するヒロを横目に陽村と華苗の仁義なき親子喧嘩が勃発します。

見るに見かねたヒロは仕方なしに華苗の話を聞きました。

「なんとか超治を説得して披露宴をやって欲しい」
と華苗はヒロに懇願するのです。

しかも披露宴をしないなら、息子とは親子の縁を切るとまで言い出します。

もうムチャクチャな言い分です(笑)

華苗の気持ちをそのまま陽村に伝えると さらに態度を硬化させ、
話し合いなんて出来ないと 陽村は激昂します。

これでは堂々巡り・・・ 解決の糸口すら見出せません。

ヒロは仕方なしに披露宴を挙げることを決意します。
これが最後の孝行だとばかりに・・・
(華苗の人生最後の望みを叶えることに協力することにしたのでした)

さらに、言われるがまま婚姻届けも提出!

ここでようやく、華苗の機嫌もなおります。

ここまでやって周りに偽装結婚であることがバレても
仕方がありません。

徹底的に周りを騙すことを敢行します。
まずは、ヒロが幼少の頃を過ごした郷田家へ挨拶に。

ところが照乃には見破られてるような雰囲気です。
ヒロは照乃から
「後悔しないんだね?」と釘を刺されてしまいます。

続いてヒロは図書館の館長にも披露宴でのスピーチを
依頼します。
ところが館長は「バージンロード」を一緒に歩きたいと
言ってヒロを困らせます。

そして、水森しおりにも披露宴に出席の依頼をしますが…
娘の由羽は機嫌がすごく悪いようです。
ふくれっ面なのです。
由羽もヒロの結婚について思うところがあるようでした。

一方、陽村は自身が思いを寄せる宅配業者の弟子丸に
披露宴の出席を依頼しに行きますが・・・

そこには弟子丸の過去の仲間が来ていて
良からぬ誘いというか、脅しを受けていました。

陽村が近づくと仲間(?)は、「頼むぞ」と弟子丸に告げて
その場を去って行きました。

かくして、披露宴当日。
様々な出席者の中に弟子丸はいませんでした。
心配になる陽村。
弟子丸が悪い仲間たちに手を貸していてそれで
出席が出来ないと思ったのです。
陽村はお色直しの時間を利用し、弟子丸を探しに出かけます。
やはり弟子丸は、お客様の通帳を持って昔の仲間に会いに
来ていました。

陽村はなんとか説得して思いとどまらせようとしますが
返り討ちにあい、弟子丸と共にボコボコにされかけます。

そこに現れたのが・・・

ヒロでした。
ヒロも陽村が心配で後を追いかけてきたのです。
披露宴をすっぽかして・・・

竹刀を持って立ち向かうヒロは勇ましかった。
「あなたたちは本気で彼を(弟子丸)を心配しますか?」
「昔、あったことを語り合える友人がいることがどんなに幸せなことか」
「家族は選べなくても、友人は選べる」
「彼(弟子丸)は本当の友人を探しています!」

こう叫びながら、多数いた弟子丸のかつての仲間たちに一人一人
立ち向かっていったのでした。

ヒロの大立ち回りで事なきを得ました。
二人は無事に披露宴に復帰。

披露宴も何事まなかったように終了します。

・・・ところが華苗の様子が変なのです。

そして、ついに・・・
真相が華苗の口から明らかにされます。

「ごめんなさい・・・
わたし

ウソついてたの
元気なの
健康なの
ガンじゃないの

仮病なの・・・(号泣) 

???・・・!!
(ヒロの心の叫び)「てめぇ・・・なんて嘘つくんだぁぁぁぁーーー!!」

第4話(10月28日放送)

今までガンで余命いくばくもないというのは
『嘘だった、仮病だった』
と衝撃発言が華苗の口から ヒロに伝えられました。

もしかして? 陽村と華苗はグルだった?
そう思いましたがそうではなくこれは華苗が独断で 仕掛けたのもでした。

この件は陽村には内緒にしてほしいと
華苗から懇願され ヒロは困惑します。

完全に『嘘』VS『嘘』の板挟み状態になってしまったのでした。

結局、華苗の嘘を陽村に伝えることもなく・・・
ヒロと陽村は揃って披露宴から帰宅します。

二人に嘘に付き合わされ、一番迷惑しているヒロは もう隠しごとはやめようと、
陽村にこの結婚は『偽装』だったと 華苗に打ち明けようと進言しますが・・・

陽村はまったく聞く耳を持とうとはしません。
しかもこともあろうか・・・

陽村が弟子丸に入れ込んでいることを嫉妬しているのか?
と、言いがかりをつける始末。

こうなると話は暗礁に乗り上げてしまい前に進みません。

そしてタイミングを見計らったように 弟子丸がヒロに
「弟子にしてほしい」と頼みに 陽村の自宅にやってきました。

前回、ヒロに窮地を救ってもらった弟子丸はヒロを自分の描く 理想像として慕い始めたのです。

これを見た陽村は今度は逆にヒロに嫉妬します。

ドンドン悪い方へ・・・ 深みにはまっていくヒロ。
これには頭を抱えるしかありません。

そんなある日、八重子がヒロの勤める図書館にやってきました。

八重子は天人のことで見かねてヒロに相談をしにやってきたのでした。

天人が突然結婚をすると言い出したらしい・・・
ところがどう考えても、女性の方にはその気がないようなのです。
どうやら天人は貢がされるだけ貢がされ 自分が騙されていることに気づいてないといいます。

そして、エスカレートの一途をたどり 今では・・・

家中の金目のものを持ち出したり、照乃に金を無心するようになっているというのです。

八重子はヒロに天人を諭してくれないかと頼み込みます。
ヒロはその願いに従い郷田家へ。

さっそくどんな女性かを天人に聞き出そうとしますが・・・
天人は全く答えようとせず、その女性と結婚するとだけを繰り返すのでした。 

天人の他にも異変が起きている人物もいました。 館長の利一です。
ヒロたちの披露宴で運命の女性と知り合いになって 最近メールのやり取りをしているそうです。
これにはヒロも苦笑いを隠せません。
(後になって分かることですが、利一の気を寄せる女性は
天人が夢中になっている女性と同一人物だったのです)

その晩、弟子丸が陽村宅に荷物を届けにやってきます。 弟子丸は怪我をしていました。
なんでも、違法駐車を注意した相手がヤクザで殴られたらしい。

弟子丸が届けた荷物は、華苗からの荷物でした。
中身は「ベビー用品」

そこへ華苗から電話がかかってきます。
自分の病気のことをヒロが陽村に話してしまわないかと 心配になっているようでした。
ヒロは、もう正直に陽村に話した方がいいのでは? と電話を陽村につなぎましたが・・・

「ツーツーツー」 電話覇切られてしまっていました。

・・・ヒロのつぶやき「逃げやがったな、ババァ・・・」

荷物が届いたことによってお腹が目立つように写真を撮って
華苗に写メを送りたいと陽村が言い出します。

仕方なく服の下にクッションを入れ、陽村の嘘に付き合うヒロ。

・・・ヒロのつぶやき「何のためにやってんだか」

翌日、図書館に水森親子がやってきました。
ヒロは自分が置かれた状況を友だちのことにして しおりに相談します。

・偽装結婚の事
・相手がゲイである事
・妊娠したと義母にウソをついている事

それに対してのしおりの答えは

「私はそのお友達のこと好きです。たくさんの人のために頑張っている」
「きっとその人は選ばれた特別な人だと思います。
神様は乗り越えられる人にしか 試練を与えないから・・・」

気が楽になったようでもあり、そうでもないような・・・
複雑な気持ちにヒロはなったのです。

一方、天人は温水プールにイベントで手品のショーを演じに来ていました。
ヒロが天人に会うためイベント会場に行くと
天人がある女性に指輪を渡し、プロポーズをしている真っ最中でした。

その女性のプロポーズの答えは

「結婚は無理」
「友達でいましょう」
「さようなら」

そうです。天人は振られてしまいました。

そして去っていく女性はなんと・・・
陽村の幼稚園で働くすみれだったのです。
(これは驚き!館長もピ~ンチ!)

意気消沈した天人は肝心なマジックショーでも失敗をし プールで溺れかけます。

そこへヒロがプールにダイブ!
間一髪、天人を助け出します。

天人はここで初めてヒロにホンネを語ります。

「小さい頃もイジメられるたびにこうしてヒロに助けられてきた」
「どうして俺はいつもこうなんだろう・・・
魔法が使えたらどんなにいいだろうと 思って手品を始めた」

涙を流す天人に優しく腕を組むヒロ。

ヒロは照乃に一部始終を話しました。 激しく天人を罵る照乃にヒロは・・・

「披露宴で超治の母親の幸せそうな涙を見て、天人さんは親孝行をしたいって思ったんです」
「本気だったんです!手品を始めたのも最初におばさんがすごく喜んでくれたから なんですよ!」

そう言うヒロに対し

「あんた、変わったわね。超治って男のせい?」 と照乃は言います。

何となく気持ちに変化が表れているのをヒロも薄々感じていました。 複雑な気分でヒロは帰宅します。

帰宅したヒロと陽村は過去に二人でよく歌った曲を聞きながら 盛り上がっていました。

ヒロのつぶやき「ずーーっとこうしていたいと思ってしまうのはなぜ?」

そこへ華苗がやってきます。

どうやら病気のことをヒロが話していないかを確かめに来たようでした。
そこでヒロは 「お母さんの嘘に今後も付き合います」と言い
「その代わり私の嘘も聞いてください」と 妊娠が嘘であることを告白しました。

そして陽村をかばい、嘘をついた理由は
「自分がどうしても超治さんと結婚をしたかったからだ」 とも言いました。

それに対し、華苗は

「人にはついていい嘘と悪い嘘があります!あなたの顔はしばらく 見たくありません!」
と、怒り狂って飛び出して行ってしまいました。

ヒロのつぶやき「何だよ・・・ババァ」

その後・・・

陽村が「保くん(弟子丸)に告白したら逃げられた」と ヒロに泣きついてきました。

これにはヒロもプッツンです。

「いい加減、私に甘えないでくれるかなぁ」
と 陽村を突き飛ばします。

初めて表立ってヒロの本心をむき出しにした瞬間でした。

第5話(11月4日放送)

華苗に妊娠は嘘だったと告白したヒロ。
理由は「どうしても超治と結婚をしたかったから」だと
言ってしまいました。

これはどう考えてもヒロにとってはマイナスですよね。
どうして、そんなこと言ったんだろう?
陽村を庇うようなことをしたんだろう?

まさか、陽村の事を本気で好きになってしまったんじゃないかと
ヒロは自覚し始めます。

ヒロはそう考えると無性に陽村の事が気になるのですが・・・
肝心な陽村は宅配業者の弟子丸に夢中。
酔っぱらった勢いで弟子丸に告白までして
それからというもの弟子丸の態度が変わってしまったと
後悔までしていました。

確かにいきなり男性から「好きです」なんて告白され
普通でいられる人の方が異常ですよね(笑)

悩みぬいた陽村はヒロにSOS。 弟子丸との間を取り持ってほしいと言います。
ヒロはそんな役まっぴらだと無視を決め込み 仕事に出かけようとしますが・・・

そこへ突然の来訪者が! なんと、華苗がやってきたのです。

ヒロの妊娠の嘘に激昂し顔も見たくないと 家を飛び出して行ったのに。

華苗はヒロが陽村との結婚のため、
嘘までついたという事実に感動したんだといいます。

そんなヒロを許し、子作りに励むよう応援に戻って来たんです。
そして、華苗はヒロに大量の子宝グッズを手渡しました。
これには困惑の色をヒロも隠せません。
ですが、心のどこかで華苗の機嫌が直ったことに
ホッと胸をなでおろしすヒロがいました。

そして、弟子丸は陽村に告白されたことをヒロに打ち明けてきました。
あの告白は、深い意味はなかったと弟子丸に説明し
結局、ヒロは陽村をここでも庇うことになるのです。
どこまで、人がいいんだか(笑)

弟子丸はそれを聞いて安心した表情を浮かべ帰って行きました。

その一部始終を聞いた陽村は大喜び。
弟子丸らを呼んでホームパーティを開くと言い出しました。

ここでのヒロのつぶやき・・・
「悪い予感しかしない」

結局、そのパーティには水森親子も呼ばれ
楽しいパーティが行われるはずだったんですが・・・

アクシデントが続出することになるのです。

水森しおりが、かつて夫にされたDVが原因で
「女性しか愛せなくなってしまった」と告白。

これに乗じて陽村も自分がゲイであることを
告白しようとしますが・・・

そのときいきなり、子供を連れた八重子がやって来ます。
何か様子が変なことをヒロは見抜き、
後を追いかけますが・・・
八重子は何事もなかったようにその場を去って行きました。

かくして、パーティは終了しますが
翌日さらにヒロを混乱させることが起きます。

ヒロの勤める図書館に女に騙され姿を消していた天人がやってきたのです。

そこである発言がされるのですが
それがもう衝撃的な内容でした。

・八重子が半年前から旦那と別居中で離婚まで切り出されていること
・天人自身、小さい頃からヒロに好意を寄せていたこと(気持ちをしっかりと伝えたかった)

そして、ヒロと天人の会話を聞いていた水森しおりから
「自分の気持ちに正直になってください、好きな相手がゲイとかそんなの関係ない」
と、アドバイスを受けます。

そこへ、陽村から意味不明なメールが届きます。
「この場所へ行け!お前が必要だ!」

???ですよね。
言われたままヒロはその場所へ向かいます。

そこにいたのは八重子でした。
どうやら会社から出てくる夫を待ち伏せしているようでした。

ところが、八重子の姿を見た夫は悲鳴をあげその場を逃げ出していきました。
それを見たヒロはいたたまれなくなり、八重子に声をかけます。

「そんなストーカーみたいなこと辞めて、もう帰ろ、八重ちゃん」
差し伸べられたヒロの手を思いっきり振り払い八重子は激昂しました。

「小さい頃からヒロちゃんみたいになりたかった。
努力しても無駄だった・・・だから、ヒロちゃんとは違うところで勝負しようと
思った。ヒロちゃんとは違って「かわいらしさ」で勝負したら上手くいった・・・
・・・こうなったのは全部ヒロちゃんのせいだ!」

泣きながら訴える八重子に優しくヒロはこう言いました。

「私は八重ちゃんがずっと羨ましかった・・・
誰かに甘えたりしても許してもらえる。愛して光線振り撒いてる八重ちゃんが羨ましかった」
「私は八重ちゃんが思うほど幸せじゃない。妊娠の話も嘘。私と幸せ比べしても仕方ないよ

この言葉に気が楽になった八重子は笑顔を取り戻します。
そして、二人で陽村の家に行くと・・・
そこには、八重子の子供が陽村とはしゃいで遊んでいました。

「あの子たちの笑った声、聴いたの久しぶり・・・」
思わず泣き出す八重子に子供たちが近づいていき・・・
「どうしたの?泣かないでお母さん」と声をかけました。
すると八重子は子供たちを思いっきり抱きしめ、
「なにかおいしいものでも食べて帰ろうか?」と満面の笑みで応えました。

そこへ陽村がやって来て
「今度は君たちがお母さんをしっかり支えるんだよ。また困ったらいつでもおいで」
と子供たちに優しく声をかけたのです。
パーティの時、八重子の姿を心配していたのはヒロだけではなく陽村もでした。
気になった陽村はヒロに内緒で、子供たちに電話をしたのでした。

それを聞いてヒロは確信します。
ヒロのつぶやき「やっぱり、この人の事好きかもしれない」

そしてヒロは昼間あったことを陽村に話します。
・天人にずっと好きだったと言われたこと
・水森しおりに相手が自分を受け入れないことがわかっていても好きだと言って
何がイケない?と言われたこと

・・・そしてヒロは本心を陽村に話そうとします。
「私は・・・あなたが・・・」

ところが、逆に決心を固めてしまったのは陽村でした。
ヒロの言葉には耳を貸そうとせず

「保くん(弟子丸)に告白してくる!ゲイだとも告白してくるよ!」

大いに盛り上がり、陽村は出て行ってしまいました。

一人残されたヒロ。

ヒロのつぶやき「・・・人生最悪の夜だ・・・」

第6話(11月11日放送)

保くん(弟子丸)に全部正直に打ち明ける!
と勢い勇んで飛び出して行った陽村。
陽村に対する思いを伝えようと思っていたヒロは 最悪の夜を過ごします。

結局、その晩陽村は家に戻ることはありませんでした。
いよいよ心配になるヒロ。

図書館に来ていたしおりに幼稚園に陽村は居たかと確認をします。
いつものようにニコニコ明るく振る舞っていたという。
ヒロはしおりに陽村が一晩帰ってこなかったと打ち明けますが
「不安なら自分で聞かなきゃ!ちゃんと気持ちを伝えないと後悔しますよ」
と叱咤激励されます。

それに奮起しヒロは陽村に会いに幼稚園にいきますが・・・
昨夜のいきさつは帰ってから話すと軽くいなされてしまいます。

その晩、陽村からいきさつを聞くと・・・

弟子丸の友人の車がぬかるみにハマって立ち往生していたのを
二人で助け、その後疲れて眠ってしまった。
そのまま二人で朝を迎え、一応は自分がゲイであること、弟子丸の事が好きだということは
伝えることが出来た。
そのまま時間がなく幼稚園に出勤して、返事は何も聞いていない。
でも、言いたいことは全て伝えられたのでスッキリした。
と、嬉しそうにかたるのです。

ヒロは嬉しそうな表情の陽村に複雑な心境が隠せません。
・・・だって好きになっちゃったんだもん・・・

ヒロはその気持ちを何とか陽村に伝えようとしますが・・・
陽村の母親から電話がかかってきたりして、タイミングが上手く取れず
ここでも打ち明けることが出来ませんでした。

これ以上、陽村のペースには合わせられないと
少し距離を置くことを決めたヒロですが・・・

なんとまたまた事件が勃発します。

陽村がヒロにSOS。
しおりの娘・由羽が、さらわれた! というのです。

さらわれたというのは穏やかではありません。
陽村から事情を聞くと

犯人はしおりの元夫の皆川(神尾佑)。
厳密にいうと皆川の母親が
幼稚園に由羽を迎えに現れ、
由羽を連れて行ったきり、
しおりに 返そうとしないのだといいます。

聞くところによれば皆川は敏腕弁護士。
ところが、家庭内ではとんでもないDV夫で
しおりの足が悪いのも、皆川が原因なのです。

そして、しおりが女性しか愛せなくなったのも。

ヒロとしおり、そして陽村の3人で皆川のところへ行くのですが・・・
皆川はしおりに由羽を返そうという気はさらさらないようです。

皆川の要求はただの一つ。
しおりたちともう一度やり直したいということ。

ところが、しおりはもう男性を愛せないし
地獄のような日々に逆戻りをするなんてことは望んでいません。
しおりは、この皆川の要求を拒みます。

しおりの頑なな拒絶が皆川を逆上させてしまいました。

ヒロはなんとか、由羽を取り戻すため
自分の知っている法律上の知識を使い対抗しますが 話は平行線をたどるだけ・・・

3人は一旦、退散します。

頭を抱える3人でしたが・・・
ここで陽村がまたまた無責任な発言をします。

「大丈夫!ヒロが由羽を取り返す方法を考えてくれるよ!」

・・・おいおい・・・

困った時にだけ頼られるのはどうかと考えるヒロでしたが
ヒロは由羽を取り返す秘策を考え出します。

それは、正義の味方を夢見る弟子丸の力を借りた作戦でした。

ヒロがとった作戦はこうです。

弟子丸が宅配業者として、荷物を皆川家に届ける。

そこでよろめいて見せる。
「風邪をひいているので・・・水を一杯いただけませんか?」
満面のスマイルで皆川の母撃沈(←ホントかい!)

その隙を狙い、ボイスレコーダーに吹き込んだしおりの声で
由羽を呼び出し

由羽を連れ出す

この作戦で見事!由羽を取り戻すことに成功!

その晩、血相を変えて皆川が陽村宅に飛び込んできます。
由羽を返せと・・
ここでもヒロは対等に皆川と渡り合います。
しおりたちはその場にいなかったため、
皆川は致し方なく退散します。

ヒロはしおりが匿われている郷田家へ様子を見にいきました。
しおりのことも心配でしたがヒロは照乃も心配だったのです。
八重子も天人も家を出て一人で淋しくないかと照乃に尋ねると

「毎日静かでせいせいしている」と強がる照乃。

ヒロもその晩郷田家に泊まることにしました。

翌日、図書館に皆川が来ていました。
ヒロの帰りを狙って尾行しようとしていたのです。

とにかくしおりの居場所を悟られてはまずいのです。
ヒロは館長の利一に頼み、皆川を巻くことに成功します。
ヒロのつぶやき・・・すまん、ジジィ。借りを作ったな。

ところがしばらくすると利一からヒロに電話が入ります。
あの後、皆川の脅され、しおりの居場所を教えてしまったというのです。
ヒロのつぶやき・・・なにやってるんだよ・・・ジジィ!

慌ててヒロと陽村は郷田家へ向かいますが・・・
同時に皆川も飛び込んできます。

「由羽を返せ!」
すごい剣幕です。

すると由羽が
「もうママをぶっちゃダメ!ぶつなら由羽をぶって!」
としおりをかばうのでした。

そして、その瞬間を狙って、陽村が皆川に抱き付きます。
しかもオネエ口調で・・・
「わたし・・・あなたがタイプなの」

これには、皆川もパニック状態になり
思わず、陽村を殴りつけてしまいます。

ここでヒロ見参!

「今のはアウトです。訴えたら弁護士資格はく奪になりますよ!」

素晴らしいヒロと陽村の連携劇でした。
皆川は「由羽のことは諦めないからな!」とまだいきり立っています。

そんな皆川にヒロは

「また、あなたが来てもしおりさん
と由羽ちゃんを私が守ります。それが友情ですから」
とたしなめました。

そこへ照乃が
「今、警察に連絡したから・・・」
と、部屋に入ってきました。

それを聞いて皆川は逃げ出すように郷田家を出ていきました。
ヒロ、陽村、照乃、しおり、由羽、全員の力で皆川を撃退したのです。

ところが・・・陽村がゲイであることを照乃に知られてしまいました(笑)

翌日、八重子と天人が図書館に来ました。
すでに陽村がゲイであることが二人の耳には入っているようで・・・
心配して図書館にヒロの様子を見に来たようでした。
スゴイ拡散力(笑)ですね。

そんな二人に
「もうすぐ別れるかも・・」
と意味深なことをヒロは告白します。

一方、弟子丸は陽村の告白に対する答えを伝えに幼稚園に行きました。

「僕は差別主義者にはならない。ゲイとか関係ない」
「だから・・・超治さんとは飲みに行くとかそんなことから始めてもいいですか?
だって・・・超治さんのことが好きだから」
「ですが、ヒロさんのことも超治さんと同じくらい好きなんです。だから、超治さんにお願いがあります。
ヒロさんをこれからも大切にしてください!そうじゃなかったら超治さんとはもう会いません」

この答えを聞い超治は舞い上がります。

その晩帰宅したヒロに思わずハグしようとする超治。
普段なら拒絶するヒロでしたが・・・

「ハグしてください」と今日は妙に素直なのです。

???と思う超治にヒロはこう告げます。

「今からお母さん(華苗)が来ます。そこですべてカミングアウトしてください」
「お母さんの病気も嘘でした。超治さんがゲイではないかと心配したからです」
「だから…今夜絶対に…」

その瞬間、ドアのチャイムが鳴ります。
華苗の到着です。

第7話(11月18日放送)

富山から華苗を呼び出していたヒロ。
二人の隠しごとはすべてお互いにカミングアウトをさせるつもりだったのです。

カミングアウトを迫るヒロに陽村は、ありのままを告白することにより
この結婚が偽装だったことがバレてしまう。

それはマズイ!

自分がゲイであることは告白してもいいが、
結婚までもが偽装であったことだけは
隠し続けていたいと尻込みしてしまいます。

ヒロは自分がそんな陽村に惹かれてきていてこのままの状態で
一緒に居続けるのは辛い・・・
と思わずホンネを吐露しそうになりますが、寸でのところで 踏みとどまります。

かくして華苗は陽村宅を訪れます。
陽村は意を決し自分がゲイであることをカミングアウトしようと
しますが・・・ 中々言い出せません。

そこへ幼稚園から電話が・・・
なんと、陽村がゲイであることが掲示板に書き込みされているというのです。
このままだと、父兄にばれてしまい 陽村が幼稚園に居られなくなってしまうのではないかと
電話口ですみれは心配しています。
すみれは陽村に思いを寄せていました。 ゲイであることはショックだったのですが、
陽村が幼稚園を 辞めることは是が非でも避けたいと思っています。

陽村もそれは勘弁とばかりに、スグに対応し書き込みを削除しますが・・・
次の瞬間、再び同じような陽村を誹謗するような書き込みがなされます。

さらに・・・ 陽村と弟子丸の2ショット写真と二人が付き合っているということが
書かれた文書が送り付けられ
ヒロには陽村を中傷するような脅迫めいた電話がかかってくるようになります。

 

もうこうなると、陽村のゲイ疑惑を知らない父兄は居ないというくらいに 噂は広まりました。

しおりは陽村が心配です。 もしかして、自分の元夫がやったんじゃないかと疑ってもいました。

ですが、しおりの心配は杞憂に終わります。
真犯人は同じ幼稚園に勤める先生だったのです。
陽村に気を寄せていて、困らせるためにしてしまったんだといいます。

陽村は保護者会を開き、すべて真実を告白すると ヒロに説明します。
しっかり話せばわかってもらえると陽村は楽観視していますが
ヒロはそんなにうまくいくはずがないと思っていました。

ヒロの不安は見事に的中することになります。

陽村は自分がゲイであることを説明しますが・・・
理解をしてもらえるどころか、保護者から反発を受け
さらにはそんな人に大事な息子、娘を預けられないと責められ続けます。

完全に退路を失った陽村。
そこへ、ヒロが姿を現します。

ヒロはここで、思わぬ発言をするのでした。
そしてそれはヒロすら予想できなかった言葉だったのです。

「やっぱ、人間なんていいもんじゃねぇじゃん! どいつもこいつも言いたい事ぬかしやがって!」

いつもなら、心の中でつぶやくホンネでした。
しかも実際に口に出している事さえヒロは気づいていません。

そしてヒロの暴走は止まらない暴走列車のようでした。

「なんだ、ハゲ?てめぇ、心の声が聞こえるのか?」

ここですかさず、陽村がフォローを入れます。

「おい、ヒロ。心のつぶやき声に出てるぞ」

ようやく、ヒロもそれに気づきます。 それでもヒロは止まりません。

「もう、ついでだから言っちゃうけど・・・

彼がゲイで何か迷惑かけた?嫌な思いさせた?傷つけた?
逆でしょ?この幼稚園に通うようになって笑顔が増えたんじゃない?
それを何??いろんな人間の利害や喜びや悲しみを
たった一つきりの ケチな物差しで測るようなことしやがって!」

しかし・・・ 保護者達はヒロを鼻で笑い出て行ってしまいます。

その晩、帰宅した陽村は 母親にカミングアウトするとヒロに宣言します。

ところが・・・ 何かと理由をつけ、躊躇し始めます。

一方の母親の「自分ががんである」ということが嘘だったという
告白もなかなか勇気が出せず言い出せません。

これでは堂々巡りだと思ったヒロは

「3人がそれぞれの秘密を告白しましょう」

と提案。

「ガンだって嘘をついてごめんなさい」と母。
「俺だって本当にゲイだし・・
ヒロとの結婚は親友として偽装結婚に 協力してもらったんだ」と陽村。

そして最後にヒロも

「私もいいですか? 私はもう・・・あなたの(陽村の)親友ではいられません。
私・・・あなたのことが好きなんです。好きになってしまったんです。 身も心も全部・・・
あなたにも愛してほしいんです。身も心も・・・ でも、ムリでしょ?」
「だから・・・もう一緒にはいられません」

そう言って離婚届を陽村に手渡しヒロは出て行ってしまいます。

出て行ったヒロはベンチに腰掛け読書をしようとします。
そこへ・・由羽が近づいてきます。

「どうしたの?ヒロちゃん?」

「・・・」 泣きだすヒロ。

「泣かないで・・・」と由羽が優しくヒロの肩に手を置きました。

そうすると、堤防が決壊したかのようにヒロの涙腺が緩んでしまい・・・

大号泣を始めるのでした。

第8話(11月25日放送)

意外な展開だった第7話。
陽村に惹かれていたヒロがもうこれ以上『親友』としては
いられないと陽村に離婚届を突きつけるとは思いもよりませんでした。

陽村宅を出たヒロは・・・
自分の想いとは裏腹な行動をしてしまったことに
後悔してかどうかはわかりませんが

思わず号泣してしまいました。
そこへ水森親子がやって来て・・・

その晩はそのまましおりの家に泊まりました。
翌日このまましおり親子の厄介になるわけにはいかないと ヒロは水森家を後にします。
もちろん、しおりたちは引き留めようとしたのですが・・・

どうやら、またまたヒロは人間嫌いに戻ってしまったようでした。

離婚届は突きつけたものの、結婚指輪を返すのを忘れたことに
気づいたヒロはこっそり陽村宅に向かいました。
そっと郵便受けに指輪を入れてその場を立ち去ろうと考えていた
ヒロでしたが、タイミングが悪く華苗と鉢合わせしてしまいます。

華苗はどうも御立腹。

「超治(陽村)とは親子の縁は切りました」
とだけヒロに告げ、富山へ帰って行ってしまいます。

そんなことを目の前で言われては 陽村の事が気になって仕方がありません。
考えないようにすればするほど陽村の事が頭を巡ります。

いろんなことが頭を交錯する中、
ヒロが向かった先は ヒロの両親が眠るお墓でした。

そこで、ヒロは意外な人と出会います。

天人です。
天人はヒロがここにやって来ると思って ずっと待っていたんだといいます。

天人に誘われるがままヒロは郷田家に行きました。

郷田家では照乃がなぜか八重子の子供たちの面倒を見ていました。
普段は何もしない照乃がなぜ? そう訝っていると
どうやら子供たちは八重子とケンカをして家を出てきたんだといいます。

そうこうしていると八重子が郷田家に飛び込んできました。

照乃と八重子が口論を始めます。 これには参ってしまうヒロ。
普段のヒロなら愛想笑いを浮かべことが落ち着くのを 静観するのですが・・・

またしても心の声が勝手に口をついて出てきてしまいます。
「自分のことでいっぱいいっぱいだし
どうでもいいよ・・・オメェらのことなんて」

さらに勢いあまって、この家で幼少時につらく当たられたことが
心の傷になっていることを照乃に思いっきりぶつけました。

まくしたてるヒロに天人と八重子は意外なことを話し始めます。
それはヒロが今まで知ることもなかった両親が亡くなったことについての真相でした。

ヒロの両親は火事で亡くなりました。
これまでは不慮の事故だと信じて疑わなかったのですが・・・

実は、ヒロの母親が父親の浮気に腹を立て
火を放ったのが原因だったようなのです。

そして天人たちの話は続きます。
照乃がヒロに冷たく当たる理由を話し始めました。

照乃は元々ヒロの母親が好きではなかったというのです。
母親が火を放ったあと、燃え盛る炎の中に飛び込みヒロを助け出したのは 照乃でした。
そして、ヒロを自分の子として育てることを決意しますが
ヒロは母親を美化する表現をするから腹が立ち冷たく当たり始めたんだといいます。
いつしか優しい言葉もかけてあげることができなくなったんです。

ですが、八重子に絵本を読み聞かせていつしか八重子が眠ってしまっても
絵本を最後まで読んでいました。
廊下でヒロが聞いていたのを照乃は知っていて
ヒロのために絵本を読んでいたのです。

ヒロが郷田家を出て行った後も心配で
家政婦にヒロの勤める図書館まで 様子を見に行かせたりもしていました。

本当はヒロに甘えてほしい・・・ と思っていたというのです。

照乃の背中に残っている大きなやけどの跡がそれを無言で証明していました。
ヒロを火の中から救い出した時に負った傷です。

照乃は

「あんたの家族はここにいる・・いつでも帰っておいで」

と、ぶっきらぼうにヒロに言いました。

ヒロは照乃の気持ちを勘違いしていました。
そして本当の気持ちを知った今、あふれ出る感情を抑えることはとてもできません。
とめどなくあふれ出る涙、涙、涙・・・

・・・ショックを受けヒロは郷田家を後にしました。
 

途方に暮れるヒロに弟子丸からSOS。
陽村の様子が変だというのです。 ヒロに陽村にあってほしいと頼まれます。

陽村は例の一件で幼稚園を追われ、ヒロにも出ていかれ 華苗にも親子の縁を切られてひとりぼっちでした。

ヒロが陽村のマンションへ行くとそこには見る影もない陽村の姿が あったのです。
大量の本に囲まれ陽村は一人たたずんでいました。

しかもかつてのヒロのように無感情で過ごし、ヒロと同じような話し方になっていたのです。
それはまさにかつてのヒロが陽村に乗り移ったようでした。

陽村はこうしていればヒロが何を考えていたのかがわかるんじゃないかと思い
そうしているんだといいます。
離婚届もまだ提出していないのはヒロの気持ちにこたえたいから・・・

ヒロはそんなことはしなくていい。
自分に素直な気持ちで生きればいい。
と陽村を励まします。

その言葉に一旦は元気を取り戻したように見えたのですが
すぐに弱気な発言をし始める陽村。
業をにやしたヒロは・・・

「逃げるようなことはするな!自分で呪いをかけてるんじゃない!
そんなの私が好きだった陽村超治じゃない!」と一喝します。
「早く私の好きだった超治に戻ってください。
あんただから受けたんだよ・・・偽装結婚」
とさらに優しくフォローします。

そうして二人はそろって離婚届を提出し、お互いにバツイチになりました。
その帰り、陽村は
「1年後、付き合っている人がいたらこの場所、この時間に再開しないか?」
とヒロに提案します。
ヒロもその提案に同意し二人は別れていきました。

・・・1年後。

そこには二人の姿が。
かくして再会を果たしたのですが・・・

本当にお互い付き合っている人はいるのでしょうか??

第9話(12月2日放送)

1年後に付き合っている人がいたら 同じ時間にこの場所で再開しよう・・・

陽村の提案に乗ったヒロ。

そして1年後、二人は再開を果たすことになりました。

つまり・・・ 二人には1年の間に付き合うパートナーが見つかったということ なのか?

1年前に比べ、少し雰囲気が明るくなったヒロ。
そして、ひげを蓄えワイルド感が出てきた陽村。
二人はこの1年をどう過ごしたのかを話し始めます。

ヒロはすでに新しいパートナーと暮らし始めているといいます。
きっかけは図書館での出来事。
由羽が、ヒロの勤める図書館で起こした騒ぎが発端となり
付き合うようになり、今は一緒に暮らしているといいます。

由羽が男の子たちにからかわれ 反撃した時にうっかり怪我をさせてしまったのです。

由羽は頑として謝ろうとしません。
大好きなヒロが由羽を必死に諭しても 頑なに何かを隠していました。

後日、またしても男の子たちが由羽をからかいました。
その時はしおりが止めに入り、ケンカにまでは発展しませんでしたが

しおりは男の子たちに足を引っかけられ 転ばされます。

その現場を目撃したヒロは 男の子たちにしおりの謝るように言います。

ところが、しおりは

「お願いだから由羽と仲良くしてあげてね」
と男の子たちにお願いをするのでした。

ヒロはなぜ、しおりがそんなに人に優しくできるのかが わかりませんでした。

そこへ男の子たちの母親もやってきます。
この前、子どもたちが由羽に怪我をさせられたことで しおりを責め始めるのです。

これにはヒロもだまっていられません。

「由羽ちゃんは個性が強い。だからと言って 自分たちと違うからという理由で仲良くしないのはどうでしょう?」
「違いより共通する部分の方が多くある。それを見つけて いたわり合うのが思いやりじゃないですか?」

「あなたはこの親子とどういう関係なの?」
と母親たちはヒロに尋ねると

「私はこの二人と家族になりたいと思っています」
「しおりさんから来る心地よさ、安らぎはなんだろうと思っていた。
自分が女だからと言って二人を拒絶する意味はない」
「二人を何があっても守りたい」

「だから・・・あなたたちの家族にしてください」

ヒロはしおりに告白をします。

ヒロが付き合っている人物はしおりだったのです

 

一方、陽村は

ヒロと別れてすぐにゲイであることを隠さずに生きるようになり
そして、世界一周旅行に出かけました。
世界一周旅行の最後の地「ハワイ」で運命的な出会いを果たし
その人と現在交際しているんだといいます

それは弟子丸でした。
ヒロを幸せに出来なかったことを悔やんで 泣いていました。

その姿を見た弟子丸は 「この人を俺が守らなきゃ」と思ったといいます。

なんと・・陽村の想いが届いたのです。

お互いにパートナーを紹介しあい、これからも親友として
付き合っていくことを確約するヒロと陽村でしたが・・・

ヒロには気がかりなことがありました。

華苗のことです。

ヒロに偽装結婚を頼んだことに怒りを覚え、陽村と絶縁状態になったのでしたが・・・
華苗は今どうしているのか?ヒロは陽村に尋ねました。

陽村の答えは・・・

「そのまま連絡すらしていない」 とのこと。

このまま華苗を放っておくわけにもいかず ヒロは陽村に華苗と会うことを提案しますが・・・
陽村はイマイチ乗り気ではありません。

数日後、陽村からヒロに連絡が入ります。
実家に帰るから一緒に来てくれないか?とのこと。

華苗が気になっていたヒロは、陽村に付き合うことにします。

そして富山の実家に行ったヒロと陽村は驚きの光景を目にすることになるのです。

華苗は病で寝込み、美容院もたたんでしまっていました。

ヒロは華苗を元気づけようと 心の中をさらけ出します。

「あんたたち親子に会えたからこそ悲しさから抜け出せた。
心の中をさらけ出す勇気も持てた。心のままに生きていく覚悟もできた」
「あんたら親子は今までたくさんの人を笑顔にしていきたんでしょ?
それを何?いつまでもふさぎ込んで・・・ 早くいつもの陽村華苗に戻ったらどうなの??」

このヒロの言葉で華苗は気持ちが楽になっていきます。

華苗は陽村を偏見の目で見てしまったことを謝り
陽村も悲しい思いをさせたことを謝ります。

1年ぶりに親子の絆を取り戻したのです。

その晩、1泊をすることになった陽村とヒロでしたが・・
ホテルは満室でダブルのルーム1部屋しか準備できないといいます。

二人は同室で夜を明かすことになりました。

ベッドで昔話に花を咲かせますが・・・

突如、陽村は
「あの夜に戻ることは出来ないか?」
とヒロに持ち掛けます。

ヒロは「何を言うの?」とかわそうとしますが・・・

陽村は 「これからはこころのままに生きると決めたんだ」
と、ヒロに迫るのでした。

パートナーが出来たばかりの二人ですが
この先、どうなってしまうのでしょうか???

10話(12月9日放送)

華苗の様子を見に行ったヒロと陽村は一晩、
同じ部屋で 夜を明かすことになりました。

そこでヒロは陽村から、もう一度やり直したいと 打ち明けられます。

ヒロもこの告白に動揺を隠せません。
ヒロにはしおりが、陽村には弟子丸という新たなパートナーが すでに、いるわけですから・・・

考え抜いたヒロは、やり直しの条件として
お互いのパートナーとの仲をしっかりと清算する事を提案します。

そして、その場で弟子丸に電話するように、陽村に迫るのでした。

・・・ところが、陽村は弟子丸に話をすることにためらいをみせます。
その姿を見たヒロは、
「このまま親友としての付き合いを続けるのが一番いい」
と陽村を諭しました。

そうは言ったもののヒロの心は揺れっぱなしでした。
やはり陽村の事が気になって仕方がないのです。

東京に帰ってからもどこか上の空。 しおりの前でもいつものヒロでいることができません。
ついに心の声が口をついて出てしまいます。

これではマズイ!
そう思ったヒロは自分の正直な気持ちにブレーキをかけるように
結婚式をしよう!としおりに提案します。

それは、しおりが心から望んでいたことでした。
この提案にしおりも、由羽も大喜びします。

かくして、結婚式が行われることになりました。
結婚式が行われる場所はヒロの勤める図書館で。

館長が大いに力になってくれたのです。
館長はヒロの言葉で生きがいを図書館運営に見出し
感謝の気持ちを持っていたのです。

そして、ヒロに感謝の気持ちを持つ人物がここにも・・・。
郷田家の3人です。 現在は3人+八重子の子供たちの6人で幸せに暮らしていました。
これもヒロが必死に郷田家と向き合う中で取り戻した幸せでした。

ヒロがかかわった人物たちはいつしか、誰もが幸せをつかんでいました。

今度はヒロ自身が幸せをつかむ番なのですが・・・

結婚式の準備を着々と進めるヒロの前に 陽村が姿を見せます。

陽村は、フリースクールを作り、社会に適合できない子供たちの
助けになりたいと考えていることを、ヒロに告げました。

 

 

この陽村の話を聞いたヒロは・・・ 心の声を抑えきれなくなり

「私は超治(陽村)と離れたくない・・・」
「ごめんなさい、しおりさん」

これには、由羽が黙っていません。
思いっきり泣きじゃくり収拾がつかなくなります。

そんな由羽を必死になって慰める人物が・・・

陽村が・・・
照乃が・・・
八重子が、天人が・・・

弟子丸も
館長も
幼稚園の原先生も・・・

華苗も・・・

そして、しおりまでもが・・・

そうなんです。
ヒロと関わったすべての人物が必死に由羽を慰めるのです。

そして由羽はヒロに聞きます。

「ヒロちゃん、私のこと好き?」

好きだよというヒロに

「どれくらい?」

ヒロは両腕をいっぱいに広げ子「これくらい」と応えました。
すると、そこへ由羽が飛び込み泣きじゃくりました。

由羽もヒロを許したというように見えました。

そして・・・ 別れの日。

弟子丸は陽村に
「ヒロさんと上手くいかないからと言っても、もう戻れないんだからな!」

しおりはヒロに
「ふざけんな、バカ!超治さんとなんか上手くいかないわよ! 私の方が良かったと思ったって遅いんだから・・・」

と、ホンネをそれぞれぶつけました。

かくして、ヒロと陽村は再び一緒に暮らし始めたのですが・・・

朝、ヒロが目を覚ますと・・・
陽村の姿が見当たりません。

ヒロは陽村にまた裏切られたんじゃないかとがっくり肩を落とします。
そこへ・・陽村が帰ってきます。
陽村はヒロを置いて出て行ったのではなく ただ単に買い物に行っていただけでした。

しかし…陽村は

「ごめんな、ヒロ。やっぱり俺はお前を身も心も全て愛することは出来ない」
といいます。

つまり、男と女にはなれないというのです。

ですが・・・ヒロは一回りも二回りも大きくなっていました。

「そんなのどうでもいいそれでも二人でいた方がいいことがある! 二人でいた方が周りを笑顔に出来る!
親友とか夫婦とか呼び方なんてどうでもいいの。
絆が大切!お互いに味方でいることが大事だと思う」

「一つだけ約束して!毎日こうしてハグして!っていうか・・もうしてるけどな

といってハグをしあいます。

ヒロは陽村に 「結婚しよう」 といいます。

陽村は笑顔に涙で 「俺達みたいな夫婦がいてもいいよな?」 と応えました。

そして、翌日・・

二人は揃って区役所に婚姻届けを提出し晴れて夫婦になったのです。
これで・・「偽装の」夫婦から「理想の」夫婦になったのです。

 
ここまでが偽装の夫婦の結末までのネタバレになります。
最後はハッピーエンドでホッとしました。

ヒロは周りを幸せにした・・・
だから、自分自身も幸せになれたんだと思いました。

以上です。
3か月の間、ネタバレ記事を読んでいただきありがとうございました!!

 

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ジルスチュアートの福袋2016は絶対に買い!メチャ使えるマストアイテムがいっぱい!

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五郎
孤独のグルメ5 11話 厨Sawaのアメリカンソースのオムライスとカキのムニエル いいじゃないですか!

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