博多華味鳥の社長　河津善博のプロフィールと性格は？人を大切にする経営術がスゴイ！

10日放送の「おじゃまっぷ」では「博多華味鳥・中洲本店」に
石原良純さんと菜々緒さんが訪れます。

番組の内容を見るとそこには「名物社長」がいるという情報が…。
どんな社長なのか気になって早速調べることに。

その名物社長とは トリゼンフーズ株式会社 河津 善博社長。

河津社長のどのあたりがすごいのか 順番に見ていくことにしましょう。

河津善博社長のプロフィール

「人間万事塞翁が馬」が座右の銘だという河津社長。
１９５４年１月２日生まれの６０歳。

父親が現在のトリゼンフーズ株式会社の前身である
鶏肉の小売店を経営なさっていました。

小さい頃から、将来的に父親のお店を継ごうと考えていたそうです。
河津社長は西南学院高等学校在学中に
「卒業後、家業を継ぎたい」と
伝えたところ、猛反対にあったそうです。

ということは、お店はお父様一代限りと決めていたということになりますね。
普通だと、息子が継ぎたいと言えば大手を振って喜ぶはずですよね。

結局どういうことかというと、お店自体が市場で細々と営業する
スタイルで、店は繁盛し儲かっていましたが、
それ以上大きくしていく気は
お父様として考えていなかったということなんです。

食肉の小売ですから、売ることは従業員に任せ お父様は仕入れに走る。
その繰り返しで、決して息子が継いでまでやるような仕事とは
考えていなかったということのようです。

ですが、ここは河津社長の性格で
「一度言い出したら、即実行！」
誰が反対しても聞かなかったそうです。
すごく強い「性格」をしています。
そんな若い頃ならば、誰しも遊びたい時期です。

ですが、河津社長は「自分で決めたこと」と
まったく気持ちを変える気はなかったんだといいます。

そして、河津社長は言います。
「経営には変化が必要である」

つまり、刻々と変わっていく周りに経営スタイルも 変化させていく。
適応能力が必要なんだと。

スーパーの台頭などで、軒並み繁盛店がのれんをしまう中、
河津社長の会社が生き残れたのも、
この適応能力があったことに他なりません。

「本来ならお客様、一人、一人に感謝の意を伝えるのは 社長の仕事。
だが、社長業はそうもいかない。
感謝の意を伝えることを従業員に任せることになるのだが
その本当の意味を従業員にしっかり理解させないとダメだ」

河津社長がやりたいお客様への
「おもてなし」の気持ちを
従業員に 日々伝えているそうです。

そんな河津社長は休日はシャンソンを聞いて過ごし、
ゴルフや書店を回ることが大好きなんだそうです。

増々元気な河津社長。
今後も、従業員に本物の「おもてなし」の心を伝えます。

大切なのは人と人のつながり

河津社長が大切にしている事。
それは「人とのつながり」です。

現在、社長の事業は「飲食店経営」以外に食肉加工、卸も行っています。
むしろ、食肉加工、卸の方が主業務なんです。

１日に１７０００～１８０００羽の鶏を、処理しなければなりません。
ハッキリ言って、この数を自社でさばくことは、ムリなんです。

そうすると、生産者たちにお願いをする部分も出てきます。
つまり、会社に携わるすべての者が、屋台骨を支えてくれている。
会社外部の人間であってもです。

これこそが社長の言う「人のつながり」なんです。
時には、生産者たちと親睦会を行ったり、
従業員たちと意思疎通を図るためのイベントを行ったりしているそうです。

調べれば調べるほど

なるほど。
と思わせるような河津社長の経営術がわかりました。

働く人達にプライドをもって仕事をしてもらうために、
職場環境を良くする。

 職場環境を良くするために社長自身の考えを理解してもらい店舗の質を高める。

その結果こそ、お客様に気に入られる要因となる。

その結果、利益が出る。
その利益を社員に還元する。

このスタイルを徹底的に貫くのが河津スタイル。

社長の人とのつながりを考えた
とても素晴らしい法則だと感じました。

皆に愛される企業をめざし、
これからも元気に頑張ってほしいなと 感じました。