ようこそ、わが家へ 最終回(結末)までのあらすじとネタバレ!
池井戸潤さんのドラマが帰ってきます。
「半沢直樹」や「ルーズヴェルトゲーム」、「花咲舞が黙っていない」など
ヒット作を連発している池井戸さんのドラマ。
これは見るしかない! と勝手に思ったりなんかしています。
タイトルは「ようこそ、わが家へ」
ほのぼのしたドラマかと思いきやそうではなくハラハラのサスペンスもの。
しかも今回は月曜9時のドラマ。
いわゆる「月9」ですね。
これは話題性があります。 しかも、出演者がまた豪華メンバーなんです。
実は今、原作も購入してちょろちょろと読み進めている最中ですから
このコーナーでちょっとしたネタバレなんかも披露できればなんて思っています。
それでは早速あらすじ&ネタバレを見ていきましょう。
最終回、結末まで随時更新していきますのでお楽しみに♪
最終回(結末)までのあらすじ&ネタバレ
第1話 (2015年4月13日放送)
ドラマでは倉田健太(相葉雅紀)が主人公。
その健太はデザイナーとして働く社会人です。
ですが…仕事は全くの不調…というか売れないデザイナー。
倉田健太(相葉雅紀)
人の好さだけが取り柄の健太は会社と自宅の往復が何事もないように
トラブルだけは起こさないようにととにかく空気を読むことだけに徹し
周りに同調するような性格の持ち主です。(単に臆病なだけかもしれない)
家族は父・太一(寺尾聡)、母・珪子(南果歩)、妹・七菜(有村架純)の4人家族。
幸せに暮らす倉田家にある日突然悲劇が起きるというストーリーなのです。
悲劇の原因を作ったのは健太でした。
普段は、周りで何が起きようとも我関せずを貫く健太でしたが…
この日に限って…。
地下鉄のホームで割り込み乗車しようとする男性に対し、注意をしたのです。
これが悲劇の引き金でした。
普段はおとなしい健太も仕事がうまくいかずイライラしてる所に
そういった常識のない行動をとるいい大人が現れた訳です。
思わず口から出てしまったのでしょう。 「順番を守れ!危ないじゃないか!」
その場は、乗客たちが健太に味方し収まったかに見えましたが
家までの帰り道… 先ほど注意した男が一緒のバスに乗ってることに健太は気づきます。
「もしかしてつけられてる?」
倉田太一(寺尾聡)
無事に(?)自宅にたどり着いた健太は一部始終を父・太一に話しますが…
「余計なことに首を突っ込むな」 と逆に注意を受けたのでした。
どうにも付けられていたことが頭から離れない健太。
そしてその不安は的中することになります。
倉田七菜(有村架純)
その日以降、健太の周りで嫌がせが次々と起こるのです。
翌朝、妹・七菜の声で起こされた健太。
その尋常でない声に驚いて庭に出ると…
珪子が大切に育てていた花壇の花が
何者かにより踏み荒らされていたのです。
倉田珪子(南果歩)
一体誰の仕業なんだ…。
怪しいのはやはり昨日、地下鉄のホームで注意した男。
その日一日は悶々とした気持ちで仕事をこなした健太。
その仕事帰り… 健太は先日、男を注意した時に見かけた女性に声をかけます。
何だか独特の雰囲気をもつ女性は神取明日香(沢尻エリカ)といい雑誌記者のようでした。
神取明日香(沢尻エリカ)
地下鉄から今朝までのいきさつを健太は明日香に話しました。
すると… 明日香は「この件について調べましょうか?」と言います。
あまり知らない女性に委ねることは得策でないし、なんだか胡散臭い。
それに、なんとなく我が家の事件を雑誌に取り上げられては大変だ。
そう感じた健太は
健太は明日香の申し出を即答で断ってしまいます。
一方で父親の太一の勤める「ナカノ電子部品」でも事件が起きます。
営業部の間瀬部長の不正の疑惑がもちあがるのです。
間瀬部長はやり手の営業部長で社長からの絶大の信頼を受けており
太一の指摘をさらりとかわすどころか、言いがかりをつけたことに腹を立て
土下座を強要しようとしました。
その窮地を救ったのは太一の部下である西沢摂子(山口紗弥加)でした。
ですが、この間瀬部長との戦いは始まったばかり…
今後、不穏な間瀬の動きが太一たちを苦しめることになるのです。
一方倉田家ではその晩、またまた七菜が不安そうに健太に耳打ちをします。
「誰かが外にいる」
そっと七菜の部屋から外を見てみますが誰もいないようでした。
きっと…あいつだ。 あいつが仕返しに来たんだ…
外に飛び出した健太が見たものは、ショートホープの吸い殻。
確か地下鉄で注意した男の煙草も銘ショートホープだったはず。
疑いは確信に変わります。
一体あいつは何者なんだ… なぜこんな下劣な嫌がらせを?
必死に姿の見えないストーカーを追い続けますが…
そして衝撃のラストシーンを迎えます。
翌朝、ポストに大けがを負わされた子猫が投げ込まれ…
FAXで犯人からの宣戦布告状が届くのです。
「楽しいお宅ですね。またお邪魔します」
倉田家を襲うストーカーとの戦いもほんの序章を迎えたに過ぎなかったのです。
… 物語の途中ですが、今回はここまでです。
この後の展開は、随時追記していきますのでお楽しみに。
幸せだった家庭がある日突然、何者かによって破壊させられる。
一寸先は闇なんてよく言いますが… 現実に起きそうですからこわいですね。
原作のネタバレをここでしてしまうと 地下鉄で注意をしたのは太一なんです。
そして、健太は大学生なんですが…
この辺りはドラマ仕様に書き換わっていますね。
そして沢尻エリカ演じる女性記者は、原作の前半では登場していません。
いろんな面でドラマと原作は違うようです。
この辺りも見ていくと楽しいかもしれません。
第2話 (2015年4月20日放送)
ちょっとした勇気を出したことにより
ストーカーの脅威に脅かされることになった 倉田家。
その嫌がらせは日を追うごとにエスカレートしていきます。
1話のラストではポストに傷つけられた子猫が投げ入れられそして不信なFAXが届きました。
このままどうなってしまうのか? 怖れをなした健太(相葉雅紀)は事件を警察に通報し、
訪れた木下巡査(夙川アトム)に これまでの経緯を事細かく話します。
犯人は一体誰なのか?
心当たりは、地下鉄で注意したニット帽の男。
注意した後も執拗に後を付けられていたこと。
この健太の木下巡査にした話は
今まで家族にさえ話さなかったことも含まれていました。
そして、家に届いたFAXから犯人がわからないかと太一(寺尾聡)も必死に
木下巡査に食い下がります。
しかし、FAXから犯人を特定することは、個人情報の関係もあって、
手続きが複雑になるといわれ 諦めざるをえないようでした。
なにもかもが不透明なまま不安を抱えて日々を過ごすしかなさそうでした。
そして、傷つけられポストに投げ込まれた子猫は必死の看病もあり
傷は回復。倉田家の一員になることが決まりました。
一方、太一の勤める「ナカノ電子部品」では倉田家の嫌がらせ問題が話題に上がり
太一は対立する営業部長・間瀬(竹中直人)にあることないこと揶揄されていました。
営業部長・間瀬(竹中直人)
太一が思わずストーカーも事を話したのが原因のようです。
その一部始終を見ていた太一の部下・摂子(山口紗弥加)はあまり余計なことは社内では
話さない方がいいと忠告します。
原作を読むと摂子は気が強い女性なんですが…
太一に対してあそこまで食って掛かるような物の言い方はしません。
ドラマの中の摂子って総務部長より権限があるの??って感じに見えてしまいます。
今回も間瀬の件で揉めているようなんです。 接待費の横領。
間瀬部長が同じ課の平井課長をうまく使い、
接待費をくすねているようなのです。
太一は平井から事情を聞き、社長にこの件を報告させるのでした。
ところが、社長から絶大の信頼をかけられている間瀬は、
それをかわすのは朝飯前で…
太一の部下・摂子(山口紗弥加)
陶芸教室に通う健太の母・珪子(南果歩)にも魔の手が忍び寄ります。
珪子が通う陶芸教室の講師・波戸清治(眞島秀和)からお茶に誘われたのです。
初めは断るつもりだった珪子でしたが、教室の生徒仲間の下村民子(堀内敬子)のススメも あり、
波戸の誘いを受けることにしたのですが…。
これが、罠でした…
波戸とお茶をしている姿を何者かに写真に撮影され、それが自宅のポストに投函されたのでした。
日に日にエスカレートしていく犯人の行動について、健太は誰かに相談したくてたまらなくなりました。
ある日、健太は以前会った神取明日香(沢尻エリカ)を訪ねることにしました。
もらった名刺を頼りに明日香の勤める「円タウン出版社」を訪れます。
もちろん、明日香に会って話を聞いてもらうためです。
蟹江秀太朗(佐藤二朗)
円タウン出版社に入るや早々、編集長の蟹江秀太朗(佐藤二朗)に笑顔で出迎えられます。
???の健太ですが… 健太をデザイナーの面接に来た人物と間違えたようなんです。
健太は明日香に事の一部始終を話します。
その話を傍らで聞いていた秀太郎は健太の話に興味津々。
明日香に倉田家を取材するように言います。
そして、健太は秀太郎の計らい?で
『円タウン出版』専属デザイナーとしての採用を持ち出されます。
結局、健太は秀太郎の採用話を受けることに決めました。
その日から、明日香の倉田家への取材が始まることになりました。
健太は自腹を切って防犯カメラを自宅に設置します。
にもかかわらず…
翌朝、車が傷つけられているのを発見。
早速防犯カメラを明日香と共に見てみると…
人影が写っているようなそうでないような…。
一体誰がこんな嫌がらせをするのでしょうか?
やっぱり、あのニット帽の男が怪しいのか?
そんなある日、会社に不審なFAXが届きます。
太一と摂子が不倫関係にあるという内容が写真入りで書かれた内容でした。
一体誰なんだ!!
太一の会社にまで嫌がらせって…
ニット帽の男以外にも誰かいそうな気配がしますね。
第3話 (2015年4月27日放送)
ストーカーの嫌がらせもエスカレートの一途をたどり、
ついに太一の職場にまで 及ぶようになりました。
車が傷つけられて防犯カメラに怪しい人影が写っていた。
これが、犯人の姿なんでしょうか?
防犯カメラの映像を検証しているとその人影は不自然な動きをするのです。
まるで、そこにカメラがあることを知っているかのようなんです。
それにいち早く気付いた明日香は倉田家の誰かが
カメラ設置の事実を誰かに話してしまったんじゃないかと 疑いを持ちます。
ですが…そんな不利益にしかならないことをペラペラと話す人間はいるのでしょうか?
可能性としては、陶芸教室の講師・波戸に珪子が話してしまったというものや
七菜が友人の保原万里江(足立梨花)に話しその話が元彼の辻本正輝(藤井流星)に伝わって
しまったということが考えられそうですが…
一体どうなんでしょうか?
保原万里江(足立梨花)
一方、太一の会社に摂子との不倫を匂わすFAXが大量に会社に届いた事件?はどうでしょうか?
一番怪しいのは対立する間瀬ですよねww。
ところが尻尾を掴ませないのが間瀬のうまいところ。
社長の持川(近藤芳正)
FAXについて社長の持川に説明しますが…
今後気を付けるようにと注意だけで済ませます。
なんとなく、持川にも犯人の目星がついていて庇っているようにも感じられます。
嫌な感じですね。
さらに嫌がらせは続きます。
ある晩、倉田家の前にバイクが停まります。
なんと…誰も頼んでいない大量のピザが届けられたのです。
珪子がそのピザの受け取りを拒まなかったため、
その晩の倉田家の食卓はピザパーティに なってしまいましたが…
悪質すぎますよね。
健太も明日香から指摘されたカメラの存在を誰かが話してしまったんじゃないかという
疑惑を拭い捨てられずに、ここで皆に確認をします。
心当たりのある者は当然誰一人いません。
そして、車が傷つけられた日の映像を家族に見せていると…
そこにまた犯人からのアクションが…
無言電話がかかってきたのです。
すべて見透かされている??
あくまで、原作の内容ですが、倉田家の動きは全て犯人に筒抜けなんです。
理由は「盗聴器」が何か所にも仕掛けられていたのです。
ですから、防犯カメラの事も、設置した場所も
家族が在宅しているのか、ルスなのかも…
そして、今抱えているそれぞれの問題も…
ですから、家にも簡単に忍び込めるわけだし、太一の会社に怪文書もFAXできるわけです。
健太がまず疑ったのは波戸でした。
家の近所でも見かけるし、とにかく怪しい。
明日香が直接波戸に確認をすると
「君のお母さんが好きなんだ…」
なぬ??ですよね。
これで波戸犯人説は消えました。
一方、太一の会社では間瀬の悪事がまた明るみに出ます。
摂子が見つけた接待コンパニオンの領収書に問題があるといいます。
役員会議で間瀬を太一は追い込みますが…
摂子が間違った指摘をしてしまったと間瀬に謝りに会議の場に現れます。
内線で間瀬が摂子に連絡を取った時に何かを言ったようです。
それが摂子にとっては内緒にしておきたいことだったのでしょう。
悔しさをかみ殺し間瀬に謝る姿は痛々しいです。
そして太一も間瀬に頭を下げて謝らざるを得ませんでした。
のちにこの理由が明らかになります。
摂子はスナックで「シルビア」という源氏名で副業をしていたのです。
それを隠すために間瀬が有利になるような発言をしそれが自分の間違いであったかのように
ふるまわざるを得なかったようなんです。
ここは間瀬が一枚上手だったんですね。
そして、ストーカー問題。
ある日、珪子が生活費の中から5万円が抜き取られちぇいることに気づきます。
家族の中に心当たりがある者はいません。
となると考えられることは一つです。
犯人が家の中まで忍び込むようになったということです。
恐怖の魔の手はどんどん迫ります。
夜、物音が気になり健太と七菜がリビングへ行くと…
仔猫のガスの首輪にメモ紙が巻きつけてありました。
そこには…「お邪魔しました」という文字が…
犯人の魔の手はすぐそこまで迫っていたのです。
第4話 (2015年5月4日放送)
ストーカーの名無しさんが倉田家に侵入していることは間違いなさそうです。
子猫の首輪にメモが残されていたり、 引き出しの生活費の10万円のうち5万円だけが抜き取られたり…
誰にでもわかるような痕跡を残しすのは、
倉田家に対し 「俺はお前たちのそばにいるぞ!」という警告を発しているかのようです。
ここまでのいきさつを、防犯カメラの映像とともに警察に話した健太たちに
「ドアのカギを変えた方がいいですよ」とだけアドバイスする警察。
どうも真剣さがないんですよね。
これだけ、ストーカーの恐怖が間近に迫っているというのにです。
ドア鍵を変えることだけでストーカーの脅威から逃れられるのであればいいのですが
そういうわけにはいかないでしょう。
その晩から健太と太一は自宅周辺の見回りをすることにします。
太一(寺尾聡)
「珪子や七菜に怖い思いをこれ以上させたくない」 太一は健太にそう話しました。
健太はスマホで撮影したある画像を太一に見せます。
驚いた顔をする太一。
その画像には、太一と敵対する間瀬に摂子が接待をする場面が写っていたのです。
翌日、太一は摂子を会議室に呼び出し 先日の役員会でコンパニオン費用の件で間瀬をかばった理由を尋ねます。
口をつぐむ摂子に太一は健太が撮影した画像を見せます。
「どういうことなんだ?」
摂子には年老いた母親がおり、ナカノ電子部品の給料では、その介護医療費が捻出できない。
そういった事情もあって、会社で禁止されているアルバイトをせざるを得なかったというわけです。
それを間瀬に見つかり、脅されていたというのです。
そういった事情を知らなかった太一は なんとか摂子をピンチから救おうと考えます。
そして、妙案を思い付き、摂子に提案すると… 摂子もいいアイデアが浮かんだようで…
どういったアイデアかというと… 間瀬を利用するということでした。
こんな感じ…
間瀬が摂子のバイトをする店に来た時に次に暴こうとしている件を聞き出します。
間瀬は叩けば誇りが出る男ですから… こういった件はいくらでもあるわけです。
間瀬はいいことを聞いたとばかりに 「倉田部長には黙っているように」と釘を刺します。
そして、次の営業報告会で自分に加勢するように摂子を脅します。
そして、営業報告会。 摂子があらかじめリークした内容の事が倉田の口から報告されます。
間瀬はあらかじめ聞いていたことなので余裕をかましています。
太一は勝ち誇ったように間瀬に説明をもとめますが…
「この件は西沢君からすでに指摘を受けてるよ」
間瀬は摂子を呼び出し「経理上問題がなかった」ということを報告させます。
ここから、摂子と太一の反撃が始まります。
健太が撮影した画像を社長の持川に提示。
同時にこの店の領収書を提出し間瀬を追い詰めようとするんですね。
これは真瀬が取引先の社長の接待でこのパブに行ったのではなく、
会社の規則を破ってアルバイトをしている摂子を脅しているのではないですか?と指摘します。
ついに…間瀬を追い込めた。 視聴者はそう思ったでしょうww。
すると摂子の口から 「間瀬部長は取引先の社長と来店してました」
と接待費は正当なものだというようなことが報告されます。
???ですが…おいおい何言ってるの??
実はこれも摂子と太一の術中なんです。
摂子の話は続きます。
たまたま接待で来店した真瀬部長は
「私がバイトをする理由を親身になって聞いてくれて 私の身の振りについては
穏便に運ぶように社長に話してみると言ってくださいました」 と言いました。
そこで太一が決定打を入れます。
「西沢さんもバイトは既にやめました。間瀬部長もここまで言ってくれたのですから寛大なご判断を…」
「さぁ…間瀬部長も…」
間瀬は頭を下げるしかありません。
持川も 「真瀬部長と倉田部長がそこまでおっしゃるのならば、不問にします」 と言いました。
太一と摂子は見事に間瀬を利用したのです。 気持ちいい!!!
一方、健太は、家族の動きがストカーの名無しさんに筒抜けであることが気になって仕方がありません。
明日香にこれまでのいきさつを話していると…
ひょっとすると盗聴器が仕掛けられているのでは?? と疑惑を持ちます。
早速、健太は盗聴器発見器を購入します。
結果は、盗聴器が発見されるわけですが…。
見つけた盗聴器はそのままにしておき、犯人を油断させようと明日香は言います。
その方が犯人をおびき出せる可能性が強いというのです。
結局、これが悲劇のはじまりでした…
七菜の面接の帰り、珪子から七菜にメールが入ります。
「帰る途中で「乳牛」を買ってきて」
牛乳だろww七菜のツッコみがかわいいのですが…
玄関の前で再びメールの着信音が。
そのメールの内容は、七菜が持っていた荷物を思わず足元に落とすほどの衝撃的の
内容だったようなのです。
一方、健太はまた倉田家でお金が盗まれたので、
リビングに新たに仕掛けた防犯カメラの映像を確認していました。
その時、明日香から電話がかかってきたので、健太は一部始終を明日香に報告します。
明日にでもカメラ映像を持っていくことを約束し電話を切りました。
明日香は歩道橋の上を歩いていたのですが、
背後に何者かが…
明日香は歩道橋から突き落とされてしまったのです。
摂子のバイトのくだりは、原作にはありません。
ちょっと…摂子の人物像が原作と違い過ぎてイメージが変わってしまいましたが…
あの夜のバイトは母親の介護費を賄うためだったんですね。
盗聴器を見つけた健太は、それを逆手に取り、犯人を追い込む方法を思いつくまでは原作通りでしたが
犯人の被害に遭うのがまさか明日香だったとは…
原作では健太が刺されるんですよね。
こういった原作との違いを見つけつのも面白いですね。
第5話 (2015年5月11日放送)
台所の引き出しに入れてあった生活費から一部のお金が盗まれ、再度盗まれた。
今度は犯人にわからないようにリビングに仕掛けておいた防犯カメラが役に立ちそうです。
その映像を見て健太は驚きます。
なぜなら映っていたのは健太の知る人物だったからです。
そこへ、珪子が来て盗まれたと思っていたお金が戻っていたと言い出します。
そのお金を見つけたのは七菜だったというのです。
珪子の話は上の空の健太。 それは当然そうですよね。
だって、映像に犯人が(お金を取った人物が)映し出されているのですから…
健太はその人物と話をすることにしました。
部屋に入ろうとする七菜を捕まえてww。
お金を盗んだ人物とは… なんと七菜だったのです。
健太は七菜がお金に困ってコッソリ拝借したのだと勘違いをします。
そこで七菜に詳しく聞いてみることにしたのです。
すると… 何者かはわからないがメールで「家の金を盗め」と言われたというではありませんか。
4話のラストのあの仰天メールのことですね。
しかも、元彼と撮ったツーショット画像まで丁寧に添付されているのです!
過去に使っていた携帯電話も盗まれてしまったようですし
危険を感じた七菜の行動だったのでしょう…
その辺りは健太も理解します。
そんな折、明日香が何者かに階段で突き飛ばされて病院に運ばれたと
健太は 蟹江秀太郎から連絡を受けます。
慌てて、健太は病院に明日香の様子を見に行きますが…
幸いなことに明日香の怪我は軽傷でした。
健太はひとまずホッと胸をなでおろします。
どう考えても明日香にケガをさせたのはニット帽の男の仕業としか 考えられません。
健太は独自に明日香にケガを負わせた人物を探そうと動き始めます。
一方、太一の会社でまたまた不正が見つかります。
疑惑の対象は間瀬です。 今回は在庫数が会わない様なのです。
しかも、3000万円分もの在庫です。
これはちょっと見落としというわけではなさそうですよね。
その報告を摂子から聞いた太一はすぐに間瀬に詳細を確認しようとしますが…
また何かの勘違いではないのかと間瀬はまともに取り合うそぶりも見せません。
ですが…どう見てもどう調べても… つじつまが合いません。
しかも、伝票には間瀬の名前があります。
倉庫を調べても3000万円相当に当たるドリルは見つかりません。
一体、どうなっているのでしょうか??
ところが…後日、摂子と太一が倉庫を訪れると
高々と積み上げられたドリルの在庫があったのです。
いかにも間瀬が怪しいですよね。
太一に指摘され、急きょ用意したようにしか思えません。
一方、健太は明日香に怪我を負わせた犯人が許せません。
一人で、犯人を見つけるため、防犯カメラの映像などを見せてもらうように
防犯カメラを設置しているお店に行きましたが…
まともに取り合ってもらえません。
途方に暮れる健太の前に明日香が現れます。
なんとその防犯カメラ設置店は明日香の得意先でした。
そういうことなら…と
カメラの映像をお店の人は快く見せてくれました。
映像を見ると…
明日香を突き飛ばしたらしいフードの男が映像に映っていました。
そこで健太はピンときます。
フードの男が乗っている自転車に見覚えがあったのです。
以前、明日香が道で暴走する自転車に注意したことがありました。
その自転車と同じだということに健太は気づいたのでした。
健太が思いついた場所に行くと、ビンゴ!
その自転車が停めてあるではありませんか!
健太は証拠としてその自転車をスマホのカメラで撮影していました。
そこに、フードの男が帰ってきます。
間違いなく、過去に明日香が注意した男です。
健太は「あなたが明日香さんを突き飛ばしたんですね?」
と詰め寄ります。
ひと悶着あった後、男は明日香を突き飛ばしたことを認めます。
健太はその男の悪質な行為が許せません。
二人は言い争いになります。
そこへ警察と一緒に明日香がやってきました。
逃げようとする男を全身で取り押さえる健太。
ようやく、明日香を突き飛ばした犯人は捕まりました…
ところが、その男は例の『名無しさん』ではありませんでした。
「名無しさん」の正体がわからないのは気持ちが悪いものです。
健太と明日香は別のルートから犯人の真相に迫れないかと考えます。
犯人の移動手段ですね。
タクシー会社に事情を説明し、健太の家の付近から怪しい人物を乗車させたことがないかを
調べてもらいました。
大雨のある晩、帽子を目深にかぶった不審人物を乗車させたという情報が手に入りました。
健太と明日香はその近辺に行って見ます。
そして怪しい人物を発見したのです。
その人物の後を追っていくと…
ついに…
それは健太もよく知る人物だったのです。
その男とは…七菜の元カレ・辻本だったのです。
ニット帽の男は果たして辻本なんでしょうか?
第6話 (2015年5月18日放送)
タクシーの運転手から聞き出した情報を元に健太と明日香は
不審な人物がタクシーを降りたとされる場所へ行って見ると…
七菜の元カレの辻本を見かけます。 俄然、辻本が怪しいですね。
健太や明日香もそう感じたはずで…
倉田家への嫌がらせと七菜へのつきまといなどを辞めるように言います。
ところが、辻本は自分は犯人ではないと言い張り 逆に七菜をしっかりと守ってやってほしいと
言い残し自分のアパートの中に入っていてしまいました。
夕食時、太一が帰宅すると 珪子が波戸や陶芸教室の生徒らと
一泊旅行に出かけてもいいかと聞いてきました。
太一は別に出かけてもいいといいますが…
波戸にいいイメージを持たない健太は複雑な心境になるのでした。
一方、太一の会社のドリルの在庫問題。
太一の指摘を何かの間違いでは?と軽くあしらった間瀬でしたが…
内心は大焦りだったらしく、その証拠に前日まで倉庫には無かったドリルの在庫が
この日はうず高く倉庫に積まれていたのです。
これは、間違いなく間瀬が一枚噛んでいると摂子は太一に告げます。
原作の話だと、摂子の読みは当たっていて 間瀬が見せかけのため、
型遅れの売れ残った二束三文のドリルを取引先から送ってもらっていたのです。
その後、このドリルの件で大変なことになるのです。
間瀬の首を自分自身で絞める大事件に発展するのです。
ココは原作通りでしたね。
一方、七菜のアナウンサー試験当日。
七菜のアナウンサー志望の理由が母親の夢を引き継いだというのが少し感動的でした。
なんとか、採用になって夕食の家族団らんに花を添えたいところでしたが…
ところがいつまで待っても七菜は帰ってきません。
心配になり、健太は近くの公園まで様子を見に行きます。
やはりいました。 七菜は公園のブランコで一人たたずんでいたのです。
小さい頃から、つらいことがあると七菜がこの公園に来ることを健太は知っていたのです。
結果は「不採用」でした。
面接直前に七菜に謎のメールが届き、気が動転しまともに面接が受けられなかったと言います。
そのメールには…
七菜と辻本のツーショット画像が添付されたメールで「TV局に送っておいた」と書かれていたのです。
この仕打ちは許しがたい。
なんとか、犯人である「名無しさん」を追い詰めたいと
考えた健太は、盗聴器を使い 逆に犯人を追いつめる作戦を思いつきます。
現在の倉田家の行動は盗聴器のおかげで犯人に筒抜け状態なのです。
丁度、珪子が陶芸教室の一泊旅行で出かけるのでそれに合わせて、
家族全員が家を留守にする と盗聴器を通じて犯人に聞かせようというのです。
もちろん、これは犯人をおびき寄せる口実で実際には留守にはしないのです。
この作戦で果たして犯人は引っ掛かるのでしょうか?
一方、太一の会社でのドリルの件。
全く価値のない廃棄ドリルが、積み上げられていたことについて
太一は「何か間瀬が見返りを受けるために描いた策略ではないか?」
という 仮説を立てます。
そこで、間瀬に確認したところ、
案の定 「こんな廃棄ドリルが送られたとは知らなかった」と白を切りました。
そこで太一は 「新たな新品ドリルは送ってもらえるのでしょうか」と間瀬に聞きます。
間瀬は「間違いなく送ってもらう」とあくまで強気です。
後日…倉庫に新品のドリルが送られてきます。
太一の仮説は見事に音を立てて崩れてしまったのです。
そして…健太が立てた作戦実行当日。
健太と七菜は家で隠れて犯人が現れるのを待ちます。
太一は、会社です。
その時です。 窓の外にある人影が…
ついに名無しさん登場か??
勝手口のカギが開き、ついに…
その時です。
太一からの帰るメールが七菜のスマホに届きます。
何というタイミング。
そのメールの着信でスマホ画面が明るく点灯したのを名無しさんが発見!
人がいることに感づいた名無しさんは慌てて逃げ出そうとします。
健太と七菜はその後を追います。
そして玄関のあたりで犯人と対峙しました。
逆上して襲い掛かる犯人… その攻撃から七菜を守ろうとする健太…
一瞬の静寂の後…
七菜が気づくと自分を守るように健太が覆いかぶさっていました。
…ところが、健太の腹部からは大量の出血が。
健太は七菜の身代わりになって犯人に刺されてしまったようなのです。
第7話 (2015年5月25日放送)
犯人と思われる人物の襲撃にあい、救急車で緊急搬送された健太。
この事件の犯人はニット帽の『名無しさん』に間違いないのでしょうか?
倉田家に盗聴器を仕掛け、家族の会話を聞いていた人物であることは間違いが ないのでしょうが…
『名無しさん』と決めつけるのは早計のような気もします。
こうして健太が刺されたのは七菜のことを必死で守ったからです。
原作とこの時点で違いがあるため、何とも言えないですが 原作通りの犯人だと、
健太を襲った犯人は『名無しさん』ではありません。
では、誰が健太を襲ったのでしょうか??
太一が会社から帰宅すると… 自宅前は騒然としていました。
太一は明日香から状況を聞きます。
そして、かなり動揺している七菜に寄り添います。
珪子にも状況を知らせるため太一は電話をしますが…
当の珪子もその時点で動揺を隠せずにいたのです。
なぜかというと、一緒に行くはずだった下村民子(堀内敬子)は旅行をドタキャン。
珪子は波戸と二人きりの夜を迎えていたのです。 波戸は珪子に好意を寄せています。
このシチュエーションは、おそらく民子と波戸と計画的に作ったものでしょう。
波戸は、自分の気持ちを珪子に告白をしたのでした。
それで珪子は動揺していたのです。
そこへ、太一からの連絡が入ったのです。
珪子は健太が運ばれた病院へ急行します。
そこで、少し落ち着きを取り戻した七菜が元彼の辻本に
ストーカー行為を受けていることを 家族に打ち明けます。
健太の傷は何とか無事だったようで、
命には別条がないようで 家族一同ホッと胸をなでおろします。
そこへ健太を襲った犯人逮捕の一報が入ります。
このスピード解決には七菜の元カレ・辻本の尽力がありました。
犯人の面通しで、衝撃が走ります。
取調室で尋問を受けていたのはなんと…
七菜の親友の保原万理江でした。
ビックリを通り越して開いた口が塞がらない七菜。
倉田家への嫌がらせの理由も思わず耳を疑うようなものでした。
腹いせ。 これが理由なのです。
当時、モテモテだった万理江は辻本に告白をします。
ところが…辻本に付き合えないと断られてしまいました。
辻本は七菜に気持ちを寄せていて万理江とは付き合うつもりがなかったのです。
これを、万理江は逆恨み。 嫌がらせを企てるのでした。
七菜の相談相手のふりをしながら
倉田家の花壇を荒らし
携帯のデータを抜き取り
自宅に盗聴器を仕掛け 家の鍵の合鍵を作り、ルスを狙い侵入
七菜の携帯電話を盗んで
七菜に辻本とのツーショット写真をメールで送って
辻本を脅迫し…
さらにPCのデータを盗むため倉田家に侵入しようとして
健太をナイフでブスっ!
なんて、ヤツだ…。
ここで、辻本君が倉田家の付近で頻繁に目撃された真意が明らかになりました。
それは…七菜をストーカーしていたのではなく、
七菜の危険を察知して見張っていた ということでした。
何ていい奴なんだ…。
万理江の悪行が明らかになってこれで解決かと思った健太でしたが
ここまで起きた事件をすべて照らし合わせてみると…
倉田家に忍び込んで生活費の中から5万円を盗み出したり
2台の盗聴機のうち1台は、万理江の仕業ではないことが判明しました。
他に犯人がいるということです。
一方、珪子は旅行から途中で帰ってしまったことを 陶芸教室で波戸にわびました。
と同時に以前貰っていた波戸お手製のブローチも返しました。
太一の会社ではまたまたよからぬ情報が発覚します。
間瀬が仕入をした3000万のドリルを
新規で買い入れる会社が 「イーグル精密」であるとわかったのです。
「イーグル精密」は業績悪化が顕著で、
銀行筋では危険な会社として 扱いがなされているという情報を得ます。
取引をするにも回収不能となる可能性の高い手形での取引は避けた方が
賢明であると 太一は考え、社長に進言します。
ところが… イーグル精密は今後、M&AでV字回復すると間瀬から社長に伝わっていたのです。
その情報をうのみにしている社長は
「会社をかき回すようなことは慎んでほしい」
と太一は逆に苦言を呈されてしまいます。
その晩、倉田家では太一の退院祝いのサプライズパーティが行われました。
そんな家族団らん、楽しい時間に玄関のチャイムが鳴ります。
健太が様子を見に行くと… 刑事がそこには来ていました。
そして、刑事はこう言いました。
「倉田珪子さん、住居侵入、窃盗の疑いで署まで同行願います」
ええ!?どうなっちゃうの~??
第8話 (2015年6月1日放送)
珪子がどうして疑われたのか…
健太の退院サプライズパーティの中、刑事が倉田家にやってきました。
そして珪子に事情聴取のため出頭してほしいと言います。
パーティに参加していた明日香は冷静でした。
逮捕状がないのであれば、任意の取り調べ。
出頭の義務はないのだから、自宅で事情を聞いてほしいというのです。
これには刑事たちも従うしかありませんでした。
刑事の話によればこのところ、陶芸教室に通う主婦たちの家の空き巣被害が頻発していたのです。
そして、今回被害に遭った中嶋家には、
珪子の指紋が付いたペットボトルそして 波戸からもらったブローチが落ちていたというのです。
刑事たちがやってきたのは状況証拠が揃い過ぎていて、珪子を疑うしかなかったからなんです。
?? ブローチって波戸に返しましたよね?
はめられてますね? 間違いなく…
それには明日香もおかしいと感じたらしく…
今回の中嶋家だけに遺留品、犯人の手掛かりらしきものが残されているのは
おかしいと 主張しました。
翌日… 健太と明日香は早速動きます。
波戸に返したはずのブローチがなぜ中嶋家に??
その件を波戸に尋ねると…
前日、車から盗まれたんだと主張します。
車にロックをし忘れてしまった隙に盗まれてしまったそうだ。
ところが、健太と明日香はあることに気が付きました。
波戸の車の中にイヤホンが置かれていたのです。
倉田家には陶芸教室に通う主婦たちが珪子に詰め寄っていました。
まるで、犯人扱いの珪子。 それを、下村民子が庇います。
仕方なく退散する主婦たち…。
民子が仲裁に入ったところで、疑いは消えたわけではありません。
健太と七菜が帰宅すると、珪子を非難するようなメモ書きがポストに 投函されていました。
早速、防犯カメラをチェックしてみると…
そこにはなんと、空き巣被害に遭った主婦の中嶋(歌川椎子)が映っていたのです。
翌日、健太と明日香は中嶋家を訪問します。
家の中を調べさせてもらうと…
盗聴器が見つかりました。
時計の中に盗聴器が仕掛けられていたのですが…
これは陶芸教室に通う生徒全員に贈られた品物だったのです。
その晩、波戸はいつものように車の中で盗聴をしていました。
そこへ健太から電話が入ります。
「今、あなたが盗聴しているのを盗聴しています」
慌てる波戸に「嘘です。でも、盗聴されている気持ちはおわかりになりましたか?」
と健太と明日香が波戸の車の前に姿を見せました。
驚く波戸。
そこへサイレンとともにパトカーがやってきて、波戸は現行犯で逮捕されました。
警察での取り調べによれば おおよその犯行は波戸の仕業でした。
波戸は珪子に思いを寄せていたのですが、
完全に断られ その腹いせに空き巣を珪子の犯行のように仕向けたのです。
ブローチを落とし、ペットボトルは陶芸教室のゴミ箱の中から 拾い中嶋家に置いておいたのです。
倉田家から5万円を盗んだことも、
もう一つの盗聴器を仕掛けたのも 波戸でした。
ですが、まだ問題は残っています。
花壇を荒らしたり、子猫をポストに入れたのは誰か?ということです。
ということは3人目の『名無しさん』がいるということになりますね。
もう一つの問題。 太一の会社の問題です。
新規取引先の「イーグル精密」は銀行筋の話だと倒産確実の危険会社です。
そのことは再三社長にも話をし、取引を中止することを進言してきました。
ですが、間瀬のM&AでV字回復間違いなしとの
不確かな情報を信じた社長は 取引を容認していました。
そのことを太一が銀行に確認すると…
そんな情報は一切聞いていないと言われてしまいます。
間瀬に再度確認する太一でしたが まるで取り合ってもらえません。
太一はありのままをもう一度社長に報告すると間瀬に言いました。
そして、間瀬はそれを阻止するため、太一の部下を使い一策を講じようとします。
月末の決済日当日、太一が状況を銀行に確認をすると
その時点でイーグル精密は「残高不足」で不渡り確実と言う情報を得ます。
急いで、太一はイーグル精密を訪問しますが…
既に会社はもぬけの殻でした。
一方、太一は珪子が波戸とカフェで撮られた写真は誰が撮影したのかが気になっていました。
珪子に確認したところ、その日カフェに行くことは下村民子も知っていたことを知ります。
民子がここで怪しいことに気づく健太。
早速、民子の自宅に向かうと警察官がいました。
「皿が割れるような音がしたと通報があった」と言うのです。
何気なく民子の自宅の庭を見ると…
そこには中嶋家から盗まれたジュエリーボックスが無造作に置かれていました。
どういうことかを確認するため、民子の携帯番号を珪子から聞こうと自宅に電話をする健太。
・・・すると民子が自宅に来ているというのです。
健太は危ないから逃げるように珪子に言いますが…
不自然に珪子の声が電話口から消えます。
民子が珪子を殴ったのです。
珪子はその場に崩れ落ちてしまいました。
第9話 (2015年6月8日放送)
健太は珪子への電話が不意に切れてしまったことが心配でならず 慌てて自宅に戻ります。
確か、電話では自宅に民子が来ていると珪子は言っていました。
・・・そうなると珪子はかなり危険な状況に身を置いているということになります。
健太が自宅に戻ると、意識を失って倒れている珪子を発見します。
そして、床には大量の灯油が撒かれていたのです。
そしてそこには火のついたライターを持って目が座った状態の民子が…
健太はどうしてこんなことをするのか、そしてバカなことはやめてほしいと
民子を思いとどまらせようと必死に説得にあたります。
それに対する民子の答えが驚愕でした。
夫が会社から左遷を受け、借金を重ね始めたころに
陶芸教室で能天気に明るく振る舞う珪子を見て嫉妬心が心に湧きあがったというのです。
そして、倉田家が嫌がらせに会っていることに便乗し嫌がらせを始めます。
嫌がらせの無言電話や波戸が空き巣に入ったのもすべて民子の仕業でした。
波戸はただの盗聴マニアだったのですが…
そのことを民子に知られ脅されていたのです。
民子の指示で倉田家に忍び込み、5万円を盗まされたりしていたのです。
健太は必死になって民子を思いとどまらせようとしますが…
しかし、民子は気持ちを変えようとはしません。
民子が持った火のついたライターが手から放たれてしまいました。
あっと思ったのですが床に落ちた瞬間、ライターが破損し火が消えます。
その瞬間、健太が民子を取り押さえ、民子はTHE END。
警察に逮捕されました。
健太は太一に連絡をしようとしますが、珪子はそれを制します。
「お父さんは家族のため必死で外で戦っているのだから・・」
一方で太一はイーグル精密の不渡り問題で奔走していました。
銀行筋の情報からあれほど取引は危険だと忠告していたのも関わらず、
間瀬や社長の持川は聞き入れようとはしてくれませんでした。
イーグル精密に訪問するも、先方はもぬけの殻。
もうどうすることもできず、太一は持川に連絡を入れます。
不渡りが確実なものとなってしまったことを報告し、間瀬へ大至急、
状況を確認してほしいと 伝え太一は会社に戻ります。
会社では、間瀬が持川に状況報告をしていました。
ところが、こともあろうか… 責任を太一に被せようとし始めました。
太一は再三、イーグル精密の危機的状況を持川や間瀬に説明をしてきたのですが
間瀬はそんなことは一切聞いてないと言い出したのです。
同様の報告書を持川にも提出したはずなのに持川も報告書など見ていないと言い出します。
何かがおかしい… そして、閲覧印の押された報告書自体が太一のデスクから消えているのです。
これでは太一が劣勢すぎます。 証拠となるものが消えていてこれ以上、主張してもどうにもならないと
判断した 太一は間瀬と持川に頭を下げるしかありませんでした。
摂子はそんな太一を見ながら、深夜の出来事を思い出していました。
そうです。
夜中に総務部の高橋が不穏な行動をしていました。
これは何かがある。 摂子は高橋を問い詰めました。
すると、高橋は間瀬に脅されて、太一の報告書を社長に渡す前に 間瀬に渡していたと白状しました。
間瀬は、社長の閲覧印を勝手に押して、太一に返却。
太一を安心させてから、証拠となる報告書を高橋に再度抜き取らせていたのです。
これでは、持川も報告書なんか見ていないというわけです。
ただ、現時点では間瀬を追い詰める証拠が何もありません。
後日、またまた不審な伝票が見つかります。
すぐ近所のイーグル精密にドリルを贈った際の送料が10万円を超えていたのです。
詳細を調べると、ドリルは「イーグル精密」ではなく「新潟半導体」と言う会社に送られていたのです。
「新潟半導体」の担当者に確認すると「ナカノ電子部品」も「イーグル精密」も取引はしていない。
と言うのです。 どういうことなのか? 太一は間瀬に追及しようとしますが…
なんと太一は「出向停止」を言い渡されてしまいます。
要するに、お役御免、クビということです。
太一はこれ以上、自分のために周りに迷惑をかけたくなく、間瀬を追及することを諦めます。
一方、健太は駅でニット帽の男に再度遭遇しました。
間違いなくあの男です。 健太は慌てて後を追い、男を捕まえました。
ところが、逆襲に会った健太は階段から転げ落ち、ニット帽の男を逃がしてしまいます。
自宅に戻った健太は一部始終を太一に話しました。
「このまま、やられっぱなしじゃダメだ!おれは名無しさんの件、俺が決着をつける」
「親父も会社大変なんだろ?親父が家族のために必死になって外で戦ってきたこと みんな知ってる!親父は親父で決着着けてくれ!」
と、太一に宣言します。
すると… いつもなら「余計なことに首を突っ込むな」
という太一が健太に向かって 「負けんなよ!」と声をかけたのでした。
名無しさんとのバトルを決意した翌朝、七菜の声で目覚めた健太が目にしたものは…
ペンキでメチャクチャに汚された倉田家の門でした…。
最終話 (2015年6月15日放送)
家族をメチャクチャな目に遭わせた犯人が憎くて仕方がない健太。
駅で偶然、ニット帽の男を見かけ健太は犯人と対峙したのですが
思わぬ反撃にあい、もう少しのところで逃げられてしまいました。
そうなんです。 全ての始まりはこのニット帽の男でした。
この男の倉田家の嫌がらせに便乗するように
保原万理江
波戸清治
下村民子
と、次々にニット帽の男に便乗するように嫌がらせを繰り返されたのです。
そう、駅で割り込みを注意したばっかりに…
だからこそ健太は自分自身でケリを着けたかったのです。
そのことを宣言した翌朝、倉田家の門や壁に酷い落書きがされたのです。
やはり、駅でニット帽の男と再開したことで 再び嫌がらせをしたのだろうか?
健太は早速防犯カメラの映像をチェックしました。
すると、今回も玄関などを汚した犯人も段ボールで姿を隠していたのです。
これは何故なんでしょう? 盗聴機でカメラの所在を知っていた犯人はもう捕まっています。
どうやって知ったのかが不可解です。
このいきさつを健太は会社で明日香と蟹江に話しました。
そして、駅でニット帽の男が着けていたネックレスについても。
ネックレスから犯人を割り出そうと健太と明日香は動き出します。
しかし、健太たちの動きが犯人に筒抜けなのはおかしいですね。
誰かが、犯人に情報を流しているようにしか思えません。
そしてネックレスのイニシャルも意味深ですね。
「M.H」 は間瀬博樹?
健太が調べたところ、そうではなくて高級ブランドの頭文字のようでした。
明日香と健太はそのブランド店での購入者リストから犯人を割り出せないかと考えますが
個人情報の関係上、容易く教えるわけにはいかないと言われてしまいました。
前回のラストの明日香の言葉も意味深すぎます。
「黒い感情に突き動かされ、復讐に走ってしまった愚かな私の物語である」
どういうことでしょう? 犯人に情報を流しているのは明日香なんでしょうか?
そうだったら、明日香と一緒に行動をしているのは危険すぎますね。
そしてついにニット帽の男の正体が判明します。
男は赤崎信士という男で、明日香や健太の同業者でした。
ある日、赤崎と明日香は出版イベントで一緒になったことがあり
その時あいさつで顔合わせをしたそうなのですが 赤崎はそれで明日香を気に入ってしまいます。
ある日、地下鉄で明日香を見つけ近寄ろうと、
割り込み乗車をしかけたところ 健太に注意され、
あろうことかお気に入りの明日香にも罵られてしまいました。
それについて、健太を逆恨みし、嫌がらせをしてきたんだと言います。
これが、ストーカー事件の真相でした。
その真相を明日香がまとめた本を後日、倉田家に持って現れます。
ところが、まだ真相で書かれていないことがあるよね?と
健太が明日香に問いかけます。
実は明日香は、倉田家に通うようになってから家族のように振る舞ってくれる
倉田一家が大好きになっていたのです。
同時にその倉田家に嫌がらせをするニット帽の男には憎しみの感情を抱くように なっていました。
そんなある日、明日香はニット帽の男が赤崎だと気づいてしまいます。
そこで、その憎しみを赤崎の自転車のサドルを傷つけるという暴挙で晴らそうとしたのです。
それを健太は気づき、明日香に問いただしたというわけだったのです。
この件に関しては、明日香はキッチリ謝罪し、サドルを弁償して一件落着しました。
一方、ナカノ電子部品の間瀬部長の件はどうなったのでしょうか?
こちらも、間瀬の不正が暴かれようとしていました。
ところが、またしても間瀬の計算高い事前準備でいつものようにするりと 交わされかけていました。
ところが、総務部の高橋の機転によって動かぬ証拠が出てきたのです。
それは、間瀬の不正を暴く重要な書類でした。
これで、完全に追い込まれた間瀬。 社長の持川に頭を下げようとしたその時です。
「間瀬さん、謝る相手を間違えてはいませんか?」
太一のすごみのある声でした。
「ちゃんと謝るべきです!西沢さんに!」
「あなたが銀行を恨むのは勝手です。
ですが私の部下は関係ない! 謝ってください!私の部下に!」
この言葉についに間瀬は摂子に頭を下げました。
摂子も大粒の涙をこぼします。
後日、太一はナカノ電子部品に残ってほしいと持川に頼まれます。
ところが、太一はそれを断り、
摂子という優秀な職員を部長に登用するのが
一番の策だと持川に進言します。
こうして、太一はナカノ電子部品を去りました。
最後まで、太一は素晴らしい上司だったのです。
そして、気になる七菜も、静岡テレビの面接に見事合格。
アナウンサーとして社会人のスタートを切ることになりました。
これで、ようやく倉田家にいつもの日常が戻ったかと思いましたが…
ラストで健太が自転車に乗りながら倉田家の玄関を振り返ると…
何者かに花壇が荒らされていたのです…
ラストシーンが意味深すぎます。
ストーカーの話でどんな家庭もが陥りそうな日常の罠。
とても怖い話でしたが、家族のすばらしさ、大切さも同時に見せて 頂きました。
素晴らしいドラマだったと思います。
こんなにいい作品を見ることが出来て本当に良かったです。
そして、このネタバレ情報を最後までお読みいただいたあなたにも 感謝です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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