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ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~最終回(結末)までのあらすじ&ネタバレ情報!

公開日: : 最終更新日:2015/06/20 ドラマ, ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~

銭の戦争で未央を演じきり話題をさらった大島優子さんが
ついに…ついに… 連ドラ初主演!!

そのドラマのタイトルは 「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」

今回の大島優子さんの役どころは 「笑顔を封印!眼力あるマル暴の警察官!」
銭の戦争での役柄とは180度違う役回り。
演技力では定評のある大島優子さんがどう演じるのか今から楽しみで 仕方ないです。

このコーナーでは、4月16日からスタートする
新ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」
の最終回、ラストまでのあらすじとネタバレを随時お伝えしていきます。

ヤメゴクの最終回、結末までのあらすじ&ネタバレ!

第1話 4月16日放送分

永光麦秋(大島優子)は、マル暴(警視庁組織犯罪対策部)内の
暴力団離脱者電話相談室(足抜けコール) の担当警察官。
名前も難しければ、仕事内容も難しそうな感じが並んでいます。
要は、暴力団対策をする部署の「ヤクザを辞めたいよぅ!」
と思って相談してくる 相談員ということかなww。
名前は「ながみつばくしゅう」と読むようです。

そしてそのヤクザ離脱志望者を邪魔する人物から
「もう妨害はしません」
と一筆取ったり ヤクザ離脱者のその後の仕事も世話をすることも仕事としてやっています。

実際にそんな仕事有るのかな? まぁ、それはそれとして…
ヤクザ離脱志望者についての妨害行為は法律で禁じられてるようです。

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 ↑永光麦秋(大島優子) 

麦秋は笑顔を完全に消したいわば冷徹な警察官。
以前は、笑顔を絶やさない普通のごく普通の警察官だったらしいのですが…

現在の部署に移ってからというもの…
人が変わってしまったのです。

保護対象者(ヤクザを辞めたい人)を守るために

それを妨害する者にひるまず立ち向かい
最終的には情け容赦なく徹底的に叩き潰す!

ところが、本来の麦秋の仕事はかかってきた電話に対応し「ヤクザを辞めたい」という意思確認を した段階で終了。
その後は暴追センターに仕事を一任するというのが基本のようです。
あら?それでは、麦秋の仕事は出過ぎたマネですか??

その通りなんです。麦秋の仕事ぶりは熱心過ぎて出しゃばり過ぎ…。
この部署に配属されたのも、麦秋の「仕事命!」の性格から来たみたいなんです。
元々いた部署は上司と衝突し揉めた上での異動…
 いわゆる左遷??

そして、異動してからは笑顔を封印し、与えられた仕事の範疇を超えた部分まで顔を突っ込んで
しまっているようなんです。

本来は暴追アドバイザーの佐野直道(勝地涼)がこなす仕事を麦秋が奪ってしまっていたのでした。
この麦秋のスタンドプレイに上司の水原(岡田浩暉)も困り果てた様子。

そんな中、麦秋の部署に三ヶ島翔(北村一輝)が異動してきます。
現実社会でもそうなんですが…
マル暴の刑事ってどっちがヤクザ?ってくらい強面のデカが揃ってる印象があります。
三ヶ島もその類の刑事です。 顔は濃くて強面…

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 ↑三ヶ島翔(北村一輝)

 

ところが、この顔と頭で実は「性善説者」

 要するに…
「あいつら、悪ぶってるけれども本当は悪い奴じゃないんだよ…
しっかり更生すれば真っ当に人生がやり直せるはず」と思っている。
どんな人間にも いい所があるはず信じて疑わない性格の持ち主であるということなんです。
しかも関西弁ですべりまくりののりツッコみをしょっちゅう口にするのです。
ですが…憎めないタイプのキャラですねww。

ところが麦秋はまるっきり正反対の考え方。 ヤクザは基本的に「クズ」と考えています。
間違いなくこの二人衝突しますよねww。

そんなある日… 「足抜けコール」に離脱志望者からのコールが入ります。
このコールの張本人は先日、麦秋が踏み込んだ組の親分の倉持省吾(でんでん)でした。

電話口の人間は、足抜けコールに電話する前に
組長の橘勲(遠藤憲一)にはしっかり詫びを入れてきたといいますが…
何かが変なのです。
早速、三ケ島と佐野が橘の組に足を運びますが…
全く相手にされません。

一方、麦秋は倉持がつめてしまった小指を元に戻すため妹・遥(本田翼)が看護師を務める病院へ
倉持を連れていきます。
この病院の医師・有留章子も何か過去に問題を抱えているようでした。
初めは、治療を渋っていましたが最終的には受けることに…

その結果、倉持は無事に就職先を見つけることが関東貴船組の構成員が嫌がらせにやってきます。
麦秋たちは慌てて現場に向かおうとしますが…
遥から「助けて」と連絡が入ります。
「病院に近隣住民からの抗議デモが病院前で起こってる」というのです。
これには理由があって、章子の過去に対する抗議のようでした。

抗議をする住民たちに「逮捕する」と言って手錠を片手に対抗する麦秋。
麦秋をここまでさせる理由は一体何なんでしょう?
気になります。

第2話 4月23日放送分

1話で麦秋の手によって足抜けをさせた倉持が勤めるビジネスホテルに 嫌がらせが入ります。
その知らせを聞いた麦秋はすぐに現場に向かおうとしますが、
妹の遥からの 病院に近隣住民からの抗議デモが起きているとの連絡を受け、そちらの方に先に 急行します。

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       遥(本田翼)

 

現場で様子を見て麦秋はこの抗議デモも、元倉持組の構成員が一枚噛んでいることを 見破ります。
話し合いの末、有留祥子は過去にヤクザに加担したことを認め、自首することになったのです。

倉持の足抜けに不満を持つ関東貴船組が指示をし、嫌がらせをしていることは 火を見るより明らかです。
執拗に続く嫌がらせによって、倉持はせっかく就職が決まったビジネスホテルをクビに なってしまいます。

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    貴船組・橘(遠藤憲一)

結局、貴船組の橘の怒りが収まらないのが原因のようです。
徹底的に関係筋に嫌がらせを仕掛けまくっているのです。
目的はただ一つ。 「倉持の足抜けを認めない。」

ホテルをクビになってしまった倉持は行方をくらまします。 三ケ島は、倉持に三行半を突きつけ実家に帰ってしまった倉持の奥さんの幸子(三浦理恵子)を 訪ね、なんとか倉持の再生を応援しようとしますが…
自分の奥さんと子供が出て行ってしまったことが頭に浮かび感情的に接してしまいました。

麦秋は倉持の居場所を突き止めたのですが…
倉持は泥酔状態で定食屋に居座りそこを動こうとしませんでした。
それでも、佐野の力を借り倉持を連れ出します。

一方、三ケ島はある雑誌社からの取材をうけ、のちにその記事の影響で
周囲からのバッシングを受けてしまうのです。
人事から「運転免許センター」への異動を命じられ途方にくれる三ケ島。
そこへ、麦秋が現れ「人事をくつがえしましょうか?」といいます。
「人に大きなことを頼むにはしっかりと頭を下げてください」
三ケ島は考えた末、土下座をして麦秋に頼み込むのです。
それでも、麦秋は言うのです。
「もっと頭を下げてください」
三ケ島はそれに従って自慢のリーゼントを床にこすりつけるように頭をさげます。
「お願いします」

すると麦秋は「刑事を続けてください…行きましょう。最後の仕上げです」
と三ケ島を連れて、日雇い労働者が集まるセンターに足を運びます。

そこに倉持はいました。
しかも、そこで昼間だというのにくだをまいていたのです。
こうしていないと仕事を斡旋してもらえないんだと言います。

三ケ島が、倉持に足抜けコールへ戻り新たな就職先を見つけましょうと言いますが
倉持はそんなことは出来ない、頭をさげるのはたくさんだ!と断ります。
そのやり取りを見ていた麦秋は言います。
「こういうことが本当の足抜けなんです。今まで他人に嫌な思いをさせてきたんだ。
それを味わってください」と。

そんなある日、倉持を訪ねる人が…
倉持がクビを切られたビジネスホテルの支配人でした。
知り合いの引越し屋で働かないかと倉持に持ち掛けたのでした。

なんと、驚いたのですが…
倉持がビジネスホテルをクビになるまでのシナリオを描いたのは麦秋だったのです。
ですから、新たな仕事を斡旋することは約束違反なのです。
人のいい支配人は麦秋に内緒で倉持に仕事を斡旋したのでした。
ですから、これが麦秋は気に入らない。

引越し屋での仕事の初日、ビジネスホテルで倉持に嫌がらせをした貴船組の構成員が倉持を訪ねてきました。
また嫌がらせをしにきたと思いきや、倉持に感服し自分も足抜けしたいというのです。

お昼休みを使い、一通りアドバイスをした後倉持は仕事に戻ろうとしますが…
なんと、何者かに拉致されてしまうのです。

その様子が、電話で三ケ島に伝えられます。
慌てて出かけようとする三ケ島を麦秋は制し、タブレット端末の画面を三ケ島に見せます。
そこには倉持の右手が映っていて…
そうなんです。以前麦秋が倉持に贈った足抜けのお祝いの腕時計には隠しカメラが仕込まれていたのです。

倉持を拉致したのはやはり貴船組の仕業でした。
足抜け料として毎月100万を払えと言います。

そこへ麦秋と三ケ島が飛び込んできます。
現場にいる構成員すべてを麦秋が一人でなぎ倒します。
…貴船組だと思っていたのは久世組の仕業だったのです。

麦秋は貴船組に事の成り行きをすべて密告し思ったように操っていたのです。
そして、ようやく貴船組の橘の手に手錠をかけられるところまでこぎつけたかに見えたのですが…。
ここは、貴船組が一枚上手でした。

一方、怪我が癒えて退院することになった倉持に…
奥さんが三ケ島と共に出迎えに来ました。
三ケ島が、説得をしに行ったのは無駄足ではなかったのです。

ここまでしてもらったことを
「一生忘れません」と倉持は心から礼を言いますが…

麦秋は「忘れてください。ただ真っ当なしのぎを一心不乱にして
そうしてあなたは堅気になっていくのです。」
といいその場を去っていきます。

どうしてそこまでヤクザを麦秋は憎むのか?
ラストで少しだけ麦秋が話していました。

「ヤクザが憎いのではなく、ある二人に人物の人生を全力で否定したい」

この二人が一体誰なのか?
この辺りが今後の物語のキーポイントといえそうですね。

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第3話 4月30日放送分

前回までの内容で麦秋が2人の人物をかなり恨んでいるということが わかりました。
そのために笑顔を封印してまで今の仕事を全うしている。
そのためであれば、何でも利用してしまう。
とにかくやっていることは破天荒なんですが、意味のあるものだということがわかりました。

そんな足抜けコールに再び電話が…
普段は、ヤクザを辞めたい本人からのコールが対象ですが… 今回はちょっと違ったようです。

警視庁に働く警察官の妻からの電話で用件は「娘と付き合っている彼氏を足抜けさせてほしい」 というものでした。
本人以外からの依頼でも動くのでしょうか?

やはり規約では本院以外からの依頼は受けないというのが決まりのようです。
室長の石山博文(田中哲司)は、それについて言及しますが…

麦秋は自分勝手に行動をおこしてしまいます。

ヤクザの経営する「ホバークラフト」に付き合いのある関係者という関係者に
圧力をかけ始めたのです。

どうやら話を聞くと、警視庁に勤める警察官はマル暴のお偉方、風見徹(小木茂光)でした。
将来を更に嘱望される人物の娘の交際相手が…
取り締まり対象だとしたら…やはりこれは問題です。
なんとか、足抜けさせるか、そうでなければ別れてほしい。
親としての意見と考えても真っ当ですね。

しかし、当の娘は相手・村崎亮(弓削智久)と結婚するの一点張りで譲りません。
 亮はただ、働いているだけデザインの世界で生きていきたいと主張し、今の仕事を辞める気は無いといいます。

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   電話口の男(宇梶剛士)

これには、三ケ島も佐野もお手上げ状態です。
そんなある日、風見家に脅迫電話が入ります。
警察官の徹は電話口の男・渡辺(宇梶剛士)から、ある取引を持ち掛けられます。
黒い服を着た小柄の女の捜査を打ち切れと言うのです。

それで、はいそうですか。
と引き下がる麦秋ではありません。

そんなある日、渡辺の声を偽造し、脅迫のでっち上げをマル暴が企てします。
これは違法捜査です。
この事実が、貴船組に前もって耳に入ってしまいます。
これは、風見の身を守るために仕組まれたものでした。

この違法捜査が仇となり今度は逆に風見が渡辺に脅されることになりました。
そこへ、麦秋と三ケ島が飛び込んできました。
いつものように麦秋は大暴れ!
これで使用者責任として橘を逮捕できる。

貴船組に乗り込んだ麦秋に「ホバークラフトとは無関係です」という答えが返ってきました。
橘にするりとまた逃げられたのです。

一方、村崎は足抜けを決意します。
新たな就職先を決め、風見の娘・愛のもとに嬉しそうに駆け寄る村崎。
心を込めて結婚の申し込みをします。

「デザインの仕事じゃないですが、幸せにします」

ハッピーエンドと思ったところいきなりビンタ!
えぇ?おどろく村崎に
「デザインを捨てたあなたとは結婚できない、私はあなたの才能に惚れてたの!」
これはキツイ一発となりましたが、村崎はめでたく足抜けできたのでした。

第4話 5月7日放送分

今度の依頼人はヤクザの奥さん。
知佳子(神楽坂恵)が警視庁にやってきます。

夫の仕事自体は減って来て、上納金やらとにかく払うものを払うと家計がやりくりできないほどだと言います。
そこで、夫の祐司(緋田康人)に働きたいと申し出るもそれすら許してくれないというのです。
これでは共倒れの可能性もあるため、祐司と離婚し再出発したいと相談に来たようなのです。

ですが、奥さんの依頼です。
本人が足抜けの意思がないため、
離婚問題だと室長の博文(田中哲司)はこの依頼を 受けない方向で考えますが…

麦秋はまたまた勝手に依頼を引き受けてしまいます。
そして、佐野は知佳子の職探し、麦秋や三ケ島も動き始めます。

 

そんなある日、麦秋が目の敵にしている
貴船組の橘(遠藤憲一)が麦秋の母・由美子(名取裕子)を 尋ずねてきました。
どんな関係があるのでしょうか?

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     由美子(名取裕子)

 橘の訪問で、意を決した由美子は麦秋と会うことを決心します。
家を離れて、警察署で生活をする麦秋と由美子は3年もの間、会ったこともないようです。
よほどの事情があるのでしょう。
「ヤクザと関わった者は一生苦しむべきだ」という麦秋の言葉にもありますが…
由美子の過去に何かあるのは間違いがなさそうですね。

麦秋は知佳子の依頼のため奔走していました。
祐司が働くイシガヤ運送を訪れて、祐司に奥さんと離婚をするように迫っていました。
ところが… 全く話し合いに応じない祐司。
離婚も知佳子が働きに出ることも一切認めないと言います。 諦めモードが漂う中、
イシガヤ運送に目をつけた麦秋はある方法を考え付きます。

麦秋はイシガヤ運送の子会社に目を付けたのです。
子会社は産業廃棄物を取り扱う会社で何やら不正を働いているようなのです。
しかも、その会社に社長は奥さんなのでした。
勝手に名前が使われていたのですね。 これについて室長に調べさせようとしたのです。

運送業もまともに運営されているかどうかもわかりません。
だって運送業の癖にトラック一台すらないのですからww。

一方、医師・有留章子が釈放されます。 医師を今後も続けていきたいかどうかを章子に尋ねる麦秋。
医師を続ける意思があることを確認した麦秋はある場所へ足を運んだのでした。

そこは妹の遥が働く病院でした。
有留の働く場所を麦秋が確保したのです。
要するに妹に有留を監視させるために…。

その病院の屋上に麦秋はやってきました。
そこで、麦秋はなんと3年ぶりに母親の由美子と再開を果たすのです。
ですが、優しい言葉をかけるでもなく
「お母さん!…あなたはもう十分、私の人生を邪魔しました。
これ以上邪魔をしないでくださいね」
それを聞いた由美子は泣きながらその場を去ってしまいます。
麦秋は母親までをも憎んでいたのです。

そんな中、三ケ島が別案件を持ってきます。
貴船組の構成員・藤田の足抜け依頼でした。
なにやら、危険物を扱っているようでした。

麦秋は迷わず引き受けますが…

その危険物は貴船組で扱うのはご法度。
藤田は橘にボコられてしまいます。

母親と橘の関係
麦秋の橘に対する感情の持ち方
何かあると三ケ島は感づくのでした。

そんな中、娘が祐司に連れ去られたと知佳子から連絡が入ります。
「離婚もしない」と言い出す始末です。

とんでもないことになりました。
麦秋はどう動くのでしょうか?

全てのいきさつを聞いた麦秋と三ケ島はイシガヤ運送に乗り込みます。
名目は「産廃業」の不正疑惑の家宅捜索。

当然、家宅捜索を拒むイシガヤ運送。
いつものように麦秋の大立ち回りが始まります。

連れ去られた娘の身柄も三ケ島が確保します。
ところが…肝心のイシガヤと証拠のパソコンを持ち去られてしまいます。

そこへ、知佳子が駆け込んできます。 やれやれ親子の対面とおもいきや…
「イシガヤアート社長、硲知佳子さん。廃棄物処理法違反で逮捕いたします」
と麦秋は知佳子の手に手錠をかけてしまいます。
「あなたが留置場に泊まるだけでも、カタギさんの税金が使われるんです」
「でも、娘さんはその間、施設の方で保護されることになっております」
「罰金を払えばいい」
と言って知佳子を納得させる麦秋。

奥さんはとんだとばっちりになってしまいました。

後日、足抜けコールに電話がかかってきます。
「娘を返せ!」 イシガヤからの電話でした。
「お互いに有益な交換をしましょう…パソコンを持ってきてください」
と逆に 取引を仕掛ける麦秋。

信じられないイシガヤは何度も念を押します。
「本当に俺をパクッたりしないんだな?」
「しません」ときっぱり答える麦秋。

「一人で来いよ」といってイシガヤは電話を切りました。

待ち合わせ場所で待つイシガヤの前にタクシーとパトカーが停まります。
「おいダマしたな!」 激怒するイシガヤに…
「タクシーで一人で来ました」とさらっと言う麦秋。
「一方!俺たちはみんなでパトカーできました!」 言葉のマジックですねww。

麦秋は「今度こそこちらに一筆頂戴します」と離婚届をイシガヤに提示します。
これで知佳子の依頼を全うできた麦秋。

その後、留置場の知佳子に離婚の成立をを麦秋は報告します。

「しばらくの間、あなたはここで拘留されることになります」 と併せて告げます。
「ひどいじゃない!話が違う!」と知佳子が噛みつきますが…
「苦しんでください。これまで、あなたの夫が苦しめてきた人たちの分まで、
苦しんで苦しんでそうしてそこから、あなたはカタギに這い上がっていくんです」

麦秋は冷たく言い放ちその場を立ち去っていきました。

麦秋はよっぽど「やーさん」のことを嫌ってるようです。
その理由が今後徐々に明らかになって行くのでしょう。

第5話 5月14日放送分

足抜けコールには足抜けの依頼が本人からではなくその家族からが多いようです。
今回の依頼人もそのようです。

そしてさらに今回は複雑なんです。 図式はこう。

祖父 野口清(田村泰二郎):孫の大輝が「やーさん」と関わるのをやめてほしい。

息子 野口隆(手塚とおる):過去に足抜けコールが関わった件で大輝が大学中退に追い込まれた。

孫  野口大輝(落合モトキ):「やーさん」と個人的に取引している。

何ともはや、いろんな絡みがあるようです。 さらに追加すると…

麦秋:4年前に大輝を補導した。

あらら…麦秋さんも絡んじゃったww。

そういった事情から、室長の博文も慎重に行こうとしますが…
麦秋さんがまた受けてしまうのでしょうねww。
どうなることやら…

一方、三ケ島は藤田に会っていました。
危険物を未だに扱っているようでした。

三ケ島は手を引くように藤田に言いますが聞く耳を持ちません。
生活するお金も組に収めるお金も足りずにパンク寸前だと言います。

三ケ島は藤田にもう足を洗うように助言しますが…

そんな三ケ島と藤田のやり取りをカメラに収める人物がいました。

その後、藤田は水千組に出向きます。
水千組とは藤田を拾ってくれた貴船組参加の水田の組。
結局、危険物を扱うことをやめられない藤田は平身低頭で水田に頭を下げます。

「スミマセン」と平謝りするしかない。

そんな藤田に水田は「お前は全く分かっていない」と怒鳴りつけられます。
水田はポケットから一枚の写真を取り出します。
その写真には三ケ島と藤田が映っていました。

水田は「このデカに足抜けでもそそのかされたのか!」 と凄みます。

ここで藤田は三ケ島とは高校時代の友人であることを告白しました。

一方、三ケ島も藤田とは旧知の友人であることを麦秋に告げます。
ここで、麦秋は三ケ島が藤田の足抜けにこだわった理由を初めて理解したのでした。
「藤田喜一郎と野口大輝。二人は繋がっていました」
そういう麦秋の発言に驚きを隠せない三ケ島。

「藤田を野口大輝と一緒に足抜けさせます」 麦秋は三ケ島にそう宣言します。

 その藤田の前に大輝が現れます。 危険物を扱える団体を紹介するので、
安くその危険物を分けてほしいというのです。
交換条件を持ってきたわけですねww。

その条件を飲む藤田。
かくして、危険物を大輝に売ったお金を手に、大輝から紹介された
神室會系・荘原組の事務所に 出向く藤田でしたが… これが落とし穴でした。

その現場に飛び込んできたのは麦秋と三ケ島でした。

「驚きました。このお金をここへ持ってくるとは…」
そういう麦秋が見せたものは一枚一枚画像に収めた一万円札の画像。
このお金は危険物売買に使われたお金です。 と言って
タブレットの画像とテーブルのお金を同時に示します。

「同じ番号ですね。つまり、同じ紙幣ということです」

危険物売買に使われたお金であることが客観的事実として突きつけられたわけです。
これはまさに大輝を利用したおとり捜査であることが露呈したのです。

そのまま、藤田の手を取り外に出た三ケ島は 「証拠がある以上、警察には来てもらうで」 と言います。
観念したかに見えた藤田。 その時です。 いきなり、麦秋が三ケ島に跳び蹴り!

その隙を狙って藤田は逃げて行ってしまいました。
これも麦秋の描いた絵だったわけです。

今は潰れてしまったボーリング場。
そこに大輝と藤田はいました。

「俺のことダマしたんか?」 藤田にボコられる大輝。

そこへ三ケ島が飛び込んできました。
しかし、藤谷投げ飛ばされてしまいます。

そこへ麦秋が遅れて入ってきました。 「藤田喜一郎。暴行・傷害の現行犯で逮捕いたします」
と言う麦秋に藤田が殴り掛かります。

「よかったです、先に手を出していただいて。公務執行妨害もつきました」

ここから壮絶なバトルが繰り広げられ…
最後は逃げ惑う藤田の上に大きな板が麦秋のスライディングキックによって 落とされます。

・・・The End。

麦秋は内ポケットから手錠を取り出し
「三ケ島刑事。あなたが逮捕するんです。あなたが、この男に手錠をかけるんです。
この男の足抜けはあなたからの依頼です」

一番つらい言葉を三ケ島に言いました。
友人の手に手錠をかけるなんて性善説者の三ケ島にとっては相当辛いことです。

「あなたが手錠をかけないなら…私が…」
麦秋が手錠をかけようとしたところで 三ケ島が近づいてきて、
麦秋から手錠を奪うと、倒れている藤田の腕を取り、 手錠をかけたのです。

これで、憎き橘を使用者責任で逮捕できる。
そう思って貴船組に乗り込んだ麦秋。

橘に手錠をかける寸前で 麦秋の腕をつかむ者が…三ケ島でした。

「逮捕はさせません!」
「その代わりにこちらに一筆頂戴します」

三ケ島が差し出したのは、藤田の離脱承諾書でした。
承諾書に一筆いただき、藤田を絶縁してくれれば逮捕はしないと言います。

橘はほくそ笑み、承諾書にサインをします。
麦秋はそれ以上何も出来ず橘の屋敷を去って行きました。

第6話 5月21日放送分

異常なほどにヤクザへの憎しみを表現する麦秋。
彼女にどんな秘密があるのでしょうか?

幼少時の麦秋を良く知るおまわりさんの岩井田(金田明夫)が足抜けコールに駆け込んできます。
元ヤクザの小牧(山本浩司)の就職先のあっせん依頼でやってきたのです。
ところが麦秋は小牧がかつて所属した組から絶縁されていることを知るとそっけない。
要は麦秋は足抜けさせることに力を注いでいるのであって、
再就職先を世話することに関しては まるっきり興味がないのです。

小牧が絶縁された理由は、岩井田が1年前に小牧を逮捕したことが一因のようでした。
とにかく情に厚い小岩井は小牧を少しでも応援したいと
思い足抜けコールのドアを叩いたのです。

ところが当の本人はまるで生気がないのです。
まるで廃人のようなのです。

それでも岩井田の願いです。
麦秋が動こうとしないため、三ケ島と佐野が小牧のために
一肌脱ぐことになりました。

何とか、かんとか面接にこぎつけるも、その面接で一切言葉も発しない小牧が採用になるわけがなく…
このままではどこも斡旋できるところが見つかる見込みはありません。

佐野は、小牧が今の精神状態では就職することが困難と判断し、
しばらくの間生活保護を受給して 状況が変化するのを待とうと提案します。

しかし、その提案を麦秋が猛反対。
「働ける体力があるのに、市民の税金は使えません」
とんでもない行動にでます。

なんと小牧の絶縁状のコピーをマル暴が保管しているファイルからコッソリ抜き取ったのです。
要するに、三ケ島達が書類を手に入れることが出来ないのは麦秋のせいだったのです。
どうやっても小牧の力になることはしない…麦秋の考えでした。

ここまで、麦秋がヤクザを憎む理由は何なのか?
これまでの麦秋の行動は異常すぎると思った三ケ島は、
岩井田に何か知らないかとその理由を 聞き出そうとします。

すると… とんでもない事実が岩井田から語られました。
それは、麦秋の母・由美子と橘の驚愕の関係でした。

3年前、橘が由美子を頻繁に訪ね、そのたびに岩井田が駆けつけていたと言います。
そして、麦秋の父親は岩井田にとても感謝していたのです。
このことは麦秋さえも知りませんでした。

一方、小牧は生活保護の申請のための書類がそろわず、
受給を諦めざるを得ませんでした。
そんなある日、足抜けコールに一本の電話がかかってきます。
電話の主は橘でした。 一体、目的は何なのか・・・

警察署に橘がやってきます。
橘は「子供のことは親が守ってやらなくてはいけない」と
小牧の絶縁状を持参してきたのです。
一体どんな風の吹き回しなんでしょうか?
橘は「どうか小牧の受け皿になってやってください」とだけ言い残し
帰って行きました。

そして、麦秋と橘は警察署の地下駐車場で対峙します。
「何か恨みをお持ちのようで…」そう言う橘に
「あなたは私のカタキです」と返す麦秋。
これほどまでに麦秋が橘を憎む理由は何なんでしょうか?

麦秋が足抜けコールに戻ると
小牧が来ていました。
絶縁状が手に入り、生活保護受給の審査が開始されることを知った小牧は
「警察がここまでやってくれるとは思わなかった。これからは精一杯働きます」
と感動の涙を流しました。
冷ややかな目で見つめる麦秋がそこにはいました。

麦秋がここまで変わってしまったのには父親の死が関係しているようでした。
何が起きても、何があっても警察を辞める気はない麦秋。
そのためには上司からの酷い仕打ちにも耐えてここまでやってきたようです。
それは麦秋が警官になったことを喜んでくれた父親の気持ちを裏切れないという想いが強かったからなんです。

その晩、岩井田が麦秋に差し入れをもって足抜けコールにやってきます。
麦秋はそっけない態度です。
淋しそうに岩井田は帰って行きました。
廊下で三ケ島に会った岩井田は「麦秋ちゃんをよろしくお願いします」と
三ケ島に握手をして頼みます。
なんていい人なんでしょう…。

岩井田は町の住人一人一人に気を遣うとても優しいおまわりさんなのです。
その優しい気持ちが仇になってしまう事件が起きてしまいます。

生活保護が受けられない決定が下り、小牧が落ち込んでいるだろうと思い
元気づけるために岩井田は小牧の自宅を訪ねます。
ラーメンをごちそうして元気になってもらおうと思ったのです。

「なんでも力になってやるから!」という岩井田を
「じゃぁ、お願いします」と言って小牧は包丁で刺してしまいます。

知らせを受けた麦秋が小牧の自宅に駆け込んできます。
麦秋が小牧に手錠をかけようとすると…

「間違って刺さってしまったんだ」となおも小牧をかばおうとする岩井田がそこにはいました。

そんな岩井田の事を
「ずっとウザかった」
「俺が絶縁されたのも岩井田に逮捕されたからだ」
「生活保護を受けられないならいっそ刑務所暮らしの方が気が楽だ」

という小牧。

これには麦秋もブチ切れします。
「やっぱり思った通りあなたは芯からくさっています」
といって飛び蹴り。

後日、岩井田を見舞った麦秋は
「善良な堅気を傷つけてしまいました。私はこれ背負って生きていきます」
と自分の行為を謝罪します。
そんな麦秋の言葉を聞き、岩井田は心配になってしまいました。
「麦秋ちゃん、他にも何を背負ってるんだい?」
岩井田の虚しい問いかけが病院に淋しく響きました。

第7話 5月28日放送分

ヤクザを心から憎む麦秋。 それは家族であっても同じ。
かかわりを持つことすら許さない。
それが理由で母親の由美子とも3年間も断絶していた。

今回は麦秋の妹・さくら(宮武美桜)がかかわりを持ってしまう。
現在、就職が内定している花屋さんでアルバイトをしているさくら。
その配達先からお駄賃をもらったり、親密に交際をしているという情報を
マル暴の刑事・水原(岡田浩暉)から得た麦秋。

早速、麦秋はさくらがバイトしている花屋へ行って見ます。
するとそこでは、さくらが男と何やらもめているではありませんか!
男たちは定期的に花を運んでもらっていたのですが、店から今後の取引を考えると言われ
嫌がらせにきたようでした。

ところが男たちの中の一人が、さくらに
「お前の姉貴が勝手なことをするからだ」と言ったことにより
店に問題があるのではなく、麦秋のせいで嫌がらせをしにきたということをさくらは察します。

その様子を見た麦秋はいつものように大立ち回りを演じ、見事チンピラ風の男を撃退します。
そして、実の妹まで逮捕してしまいます。
三ケ島や水原がとめにはいってもなんのその。 なんとも…麦秋らしい。
さくらは被害者ではなくヤクザから利益供与を受けた共犯者だと…
犯罪者は身内であっても容赦しない! それが、麦秋の考え方なのです。

その後も麦秋の身内には嫌がらせらしきものが頻発するようになります。
麦秋のもう一人の妹・遥が勤める病院にも嫌がらせ。
母親の由美子の勤める保育園にも…。
これによって、由美子は保育園を辞職せざるを得ない状況に追い込まれます。
さらに、さくらの花屋の就職、バイト…これも全て白紙に戻しされてしまいます。

さすがに怒りが爆発したさくらは麦秋に電話します。
ですが、麦秋は「全部お母さんのせいです」と冷徹にさくらに言い放ちました。

この嫌がらせは、元をたどれば麦秋が原因でした。
麦秋に二次団体、フロント企業を潰され続けた貴船組の水田が仕組んだものでした。

水田が一枚噛んでることが明らかになったのには理由がありました。
遥の病院にチンピラが嫌がらせをしに来た時、麦秋は遥に写真を取るよう指示をしました。
その写真の片隅に水田の構成員の鷲津が写っていたのです。

これ以上、犠牲者を出したくない。
麦秋の暴走を是が非でも止めたい三ケ島は、
麦秋を古くから知る岩井田と共に 説得を敢行します。

こうまでして麦秋がヤクザを憎む理由とは何なのか?
三ケ島と岩井田を前にして麦秋は重い口を開き始めました。

その内容は衝撃的でした。

麦秋の父が亡くなった時、警察官の麦秋にお金が支給されることになったのです。
ですがその支給金は国民の尊い税金から支払われるもの。
ということで、父親と麦秋の関係性(本当の親子なのか)が厳格に調べられたのです。

 そこで、発覚した事実が衝撃的でした。
麦秋の母親と亡くなった父親が婚姻届を提出したのは麦秋が3歳の頃でした。
麦秋が警察官になった時、母親は婚姻届を提出するのが遅れたのは偶然で
ずっと内縁関係だったと説明していたのです。
それまで麦秋のそう信じて疑いませんでした。

ところが、今回の調査ではそれが嘘だと判明したのでした。
婚姻届には麦秋は父親との血縁関係はない「非嫡出子」との記載が…
そして、お宮参りの写真も出てきたのです。
そこには母親・由美子と本当の父親思しき人物が写っていました。
その男性は…
貴船組の橘勲でした。

さらに決定的な情報も見つかります。
麦秋の出産に立ち会ったのも橘だったのです。

つまり、麦秋の本当の父親は橘勲だったのです。

反社会勢力が身内にいることは、警察官を続けれないことを意味します。
警察を去るよう通告された麦秋ですが…
亡くなった父親が麦秋が警察官になったことを心から喜んでくれ祝ってくれた。
麦秋はお父さんのためにも警察はやめられないと心に決めていたのでした。

「辞めたくない、警察にいさせてください」と懇願する麦秋を上司は
「人事課 法令執行室」に異動させ、麦秋自身からやめると言い出させようとしました。
その部署は、窓のない部屋でたった一人で法令文書の誤字や脱字を一日中調べ続けるだけの
名ばかりの部署でした。

気が変になりながらも麦秋はそれに従いました。
そしてついに…
麦秋もおかしくなってしまいます。

上司の前に現れた麦秋は一人で立ってはいられませんでした。
しかし、辞めたくないという気持ちだけは強く持っていました。

そんな麦秋に上司は
「警察を重んじる証拠を見せろ」と土下座を強要したのです。
麦秋は、それに応じます。
そこで、麦秋は現在の足抜けコールへの異動が決まったというのです。

麦秋がいつも言っている
「お父さんのために警察官でいます」
「お父さんのためにヤクザを減らします」
「お父さんのためにあの男を…」
と言う言葉の意味と
橘勲と母親の由美子を心から「恨んでいる」意味がようやく明らかになったのです。

第8話 6月4日放送分

足抜けコールに依頼が入りました。
溜池署からの連絡でした。
溜池署は貴船組の所在地を管轄する警察署です。

服役囚の足抜け依頼で足抜け依頼者は橘勲の息子・橘麦蒔。
麦蒔の刑期は残り半年に迫っていました。
このタイミングでの足抜け依頼は何かがある…

そう思った麦秋は貴船組の事務所を訪問した際、離脱承諾書と絶縁状の 提出を求めます。
橘は離脱承諾書へのサインは簡単に署名しますが、絶縁状へのサインを渋ります。
そんな橘の行動を見て麦秋はピンときます。
これは、早期仮釈放のための「偽装離脱」だと。
 これを阻止するため麦秋は離脱証明書を燃やしてしまいます。

数日後、弁護士の畠山智晶(紫吹淳)が麦蒔の弁護士として足抜けコールを訪ねてきます。
畠山はメディアでも注目される手ごわそうな人物です。

離脱証明書が未だ処理されていないことを指摘してきました。
これが意図した離脱の妨害であるならば問題にすると息巻く畠山。

そこで、三ケ島は橘が滞在する神戸まで離脱証明書を再度取りに行きます。

一方で麦秋は思わぬ情報を手にします。
それは、畠山と貴船組の関係性についての情報でした。

それは畠山が貴船組に脅されているといった情報でした。
丁寧に証拠となる写真までもを手に入れます。
情報を提供したのは水千組の鷲津でした。
水千組の水田はこのところの橘について気に入らない様子で
橘を陥れるための絵を描いたのでした。

その写真には危険物を扱った集まりの画像で 畠山の娘が写っていたのです。

麦秋は畠山にその写真を見せますが
そんな写真は証拠にもならないと一蹴されてしまいます。
娘に直接確認すると言っても、勝手にしろと言われてしまいました。
そこで、麦秋は畠山の娘はどこかに監禁されていることに感づきます。

そんな麦秋に新たな情報がもたらされました。
写真を撮影した場所が判明したというのです。

早速、麦秋と三ヶ島はその場所に行きます。
そこでは、写真にあったように危険物パーティが行われていました。
もちろん、畠山の娘も監禁されていたのです。

そこで麦秋はいつものように大立ち回りを演じ、全員を逮捕しました。

取り調べで貴船組との関係性を暴けば橘が計画した偽装離脱、
畠山の弁護士生命 すべてをぶち壊すことができます。
意気揚々と取り調べを行う麦秋。

しかし、逮捕者全員が貴船組との関係性を否定したのです。

すでに橘が手をまわしていたのです。 畠山にも入れ知恵をする橘。
これで、畠山も記者会見でうまく立ち回り今回、娘が逮捕された件も
まるで美談のように扱われてしまったのです。

橘は親として子を大事に思っている。
そう、畠山から聞いた麦秋は大声をあげて発狂します。

第9話 6月11日放送分

水千組の水田が橘に反目をむきます。
足抜けコールに水千組の組ごとごっそり足抜けしたいと連絡が入ったのです。

これまで水田は橘の事を慕い、忠義を誓っていました。
ところが、最近の橘の動きを見てもう着いていけないと離脱を決意したようでした。

「麦蒔の偽装離脱」
「麦秋との血縁」

橘は実の「血」の絆を一に考え行動していると判断したのです。

現に水千組が嫌がらせをしていた病院が麦秋の妹が勤める病院だったと
判明するや否や 橘自身が病院に乗り込み嫌がらせを阻止したりしていましたもんね。
こういったことが重なった結果なんでしょう。

麦秋が「麦蒔の離脱は偽装では?」と確認すると
水千組の鷲津は
「今回の足抜け依頼を無事成功させれば、麦蒔の偽装離脱を証言する」
と、交換条件を出してきます。

さらに、水千組が足抜けすることにより、貴船組は一気に資金難に陥るとも…

麦秋にとっては橘をぶっ潰し、逮捕に追い込む最大のチャンスが目の前に現れたのです。

さっそく、麦秋は橘に水田をはじめとする水千組110名の離脱承諾書にサインをするように 求めます。

橘は水田が反目をむくとは一切思ってなかったようで
直接会って話すまでは承諾できないと麦秋の申し出を突っぱねます。
そこで麦秋は引き下がりません。
立ち去ろうとする橘に立ちふさがりいつものように大立ち回りを演じます。
全員をなぎ倒し、いよいよ橘と対峙。
麦秋の肩に手をかけた橘を「公務執行妨害と暴行罪で逮捕する」
といい、懐から手錠を取り出します。

するとここで思わぬ邪魔が…
橘を引き留めようとした三ケ島がそこに倒れていたのです。
三ケ島を気にしていた麦秋は橘にうまく逃げられてしまったのです。

橘の向かった先は、水田の潜伏する倉庫でした。
水田に会わせろという橘の申し出を水千組・鷲津は断ります。
仕方なくその場を去る橘。

ここまでの経緯はハッキリ言って水田の「裏切り」行為です。
他の組は激しい怒りにに包まれました。

そこで、武闘派の入山黄明(中野英雄)と青峰亨(長江英和)は
橘に無断で水千組に宣戦布告。 (顧問の石川(石橋蓮司)の後押しもあり)
水田が隠れている倉庫を襲います。
橘の姿がなくなったのを確認してから一気に飛び出す構成員たち。

知らせを聞いて駆け付けた麦秋は再び大立ち回りを演じ…
全ての構成員をねじ伏せます。
そして麦秋は水田の前に立ちますが・・・

その様子を見ていた入山は麦秋に向けて銃を発砲します。
「バ~ン!」

一瞬の静寂の後…
水田の前で倒れたのは麦秋ではなく、水田でもなく
橘だったのです。

「なぜ?(反目をむいた俺たちを助けたのか)」
「決まってるだろ?お前は俺の子供だからだよ・・・
血のつながりなんて何の意味もない…」
そこで、麦秋は橘とは血縁関係にないことを聞かされ戸惑います。

どういうことなのかを母親に確認するため、3年ぶりに実家を訪れる麦秋。
そこで、とんでもない事実を知らされます。

「麦秋の実の父親は橘ではなく元銀行員」
「その父親は銀行のお金を横領し、逮捕された」
「それに絶望した由美子が路頭に迷っているところを救ったのが橘」
「橘は麦秋が2歳になるまで由美子と一緒に育ててくれた」
「橘は組幹部に抜擢されやむなく由美子と一緒に居られなくなった」
あそこまで麦秋が憎んでいた橘は実は麦秋の命の恩人だったというわけですね。

「麦秋の育ての父親は実の子のように麦秋をかわいがった」
「警察官になれた麦秋の将来を潰してはいけないと、自分が実の父親だと警察にまで嘘をついた」
「そして、その嘘は絶対に麦秋には黙っているという約束だった」
この話を聞いた麦秋は、
「お父さんもグルだったんだ。赤の他人なのに犯罪者の娘を救ってくれたお人よしなんだ」
ここで、由美子が麦秋の頬を打ちます。
「お父さんは赤の他人じゃない!あなたが警察官になった時、誰よりも喜んでくれたお父さんでしょ!」

・・・麦秋はガックリと肩を落とし、永光家を後にします。

足抜けコールに顔を出した麦秋に三ケ島がこう言います。
「麦秋、お前がこれまでの3年間が無駄だったと思うのならその3年から足抜けせい!
今度はお前が足抜けする番や!お前の足抜け、俺が引き受けたる!」

そこへ、電話が鳴りました。
「橘の親分をどうしても助けたい!なんとか手術が出来る病院を探してほしい」
電話の主は水田でした。
三ケ島が麦秋の背中を押しました。
「麦秋、足抜けのチャンスや!」

その言葉に応えるように麦秋は
「助けます。私が助けます」と電話口の水田に宣言をしたのでした。

そして、水千組は、橘の復帰の祝いをするため、多額の上納金を納めようと考えます。
投資ファンドで優秀なファンドマネージャーを雇っていたのです。
「今回は大きなお金が必要ですが…派手に稼げそうですか?」

「上層部から借金をしてでもお金を準備してください。リターンは約束します」
答えたファンドマネージャーは

・・・なんと佐野だったのです。

最終話 (6月18日放送分)

何と、橘は麦秋の命の恩人だった!
あれほどまでに憎み続けた仇が、麦秋が今、存在する理由になっていたのです。
そして、麦秋と水田をかばうため、自ら銃弾を受け…
一度でなく二度までも命を救われた麦秋。

もう、橘をヤクザを恨む理由自体がなくなってしまいました。
三ケ島はそんな麦秋にこれで「お前が足抜けするしかない」と言って
「麦秋の憎しみからの足抜け」を勧めます。

麦秋は今度は自分が橘を救う番と、医師の有留に橘の手術を依頼します。
ところが、有留は「麦秋が橘を救う動機が不純だ」と指摘し
医師として橘を助ける代わりに必ず意識のもどった橘を逮捕するように釘を刺します。
もちろん、麦秋は了承します。

一方、水千組のファンドマネージャーだった佐野は
「私がやっていることはバクちゃんさんと同じ。バクちゃんさんの共犯者」
と 開き直るだけ…
こうなったのも佐野の言う通り麦秋にも責任があるのです。
麦秋は「足抜けコール」に異動になる際、人事部の谷川に
「私は外からヤクザを追い込むので、中から追い込める人材を用意してほしい」
と頼んでいたのです。
それに白羽の矢が立ったのが佐野だったというわけです。
佐野は刑事になるという野心を持っていました。
そんな佐野に水千組のファンドマネージャーになる話を持ち掛け
仕事が成功した際には、刑事に推薦すると谷川は持ちかけたのです。

谷川の依頼通り、佐野は貴船組の全資金を使い、それを相場にすべて
溶かしてしまいました。
これで貴船組は事実上、破たんしました。

当の水千組は、組全体の足抜け依頼を破棄し、貴船組に忠誠を誓いますが…
先日の乱闘騒ぎを仕掛けた二次団体の組長たちは逮捕されてしまい
貴船組は危機的状況に陥ります。
こうなった以上、行く道を決めなければならない橘は顧問の石川に相談を持ち掛けました。

すると、石川は力を貸す代わりにある条件を出してきました。

ある日、「足抜けコール」に電話がかかってきます。
橘からでした。
「本日をもって貴船組、水千組を解散します」
石川が出した条件はこれだったのです。
解散をして橘が一線を退くことが条件だったというわけです。

その足抜け依頼の連絡を受け、麦秋は橘と水田の逮捕状を取り
橘の入院する病院に逮捕しに行きます。
その状況でも橘は
「ほとぼりがさめるまで千一をかくまってやってくれ」
「大切な我が子を守るため、かわいい我が子に逮捕されるこんな幸せはない」
そういって微笑みながら麦秋に両腕を差し出すのでした。

こうして、麦秋は橘を逮捕します。
連行される橘に襲い掛かる人物が…

水千組の鷲津でした。
鷲津は、親である水田が窮地に陥ったこと、水千組が解散に追い込まれたこと
全て橘のせいだと思って逆恨みしていたのです。

橘に向かって日本刀を振りかざして向かってきます。
橘は一緒にいた麦秋を守ろうとします。
思わず「お父さん!」と叫ぶ麦秋。

一瞬の静寂…
刺されたのはなんと水田でした。
「お前はなにやってるんだ!」
橘が叫びました。
水田は「決まってるじゃないですか…俺の親ですから…」
それが水田の最後の言葉でした。

橘を逮捕し、足抜けコールに戻った麦秋。
そこへ、由美子が訪ねてきます。
逮捕された橘に面会希望で来たのです。
麦秋はそれは出来ませんと断ります。

由美子は、それならお守りだけでも渡してほしい…
そのお守りは、由美子と麦秋を助けた「麦踏神社」のお守りでした。

そんな由美子に、麦秋は
「お母さんが私を警察官にしてくれた。そして警察にウソをついてくれた」
「辛かったね…ありがとう」
・・・はじめて母に見せた娘のやさしさでした。

翌日、足抜けコールに麦蒔が面会に訪れました。
麦蒔は、堅気の土木会社の社長に養子縁組されていました。
貴船組の解散によって行き場を失った構成員の面倒を、その土木会社で
面倒を見させてほしいと麦蒔は申し出たのです。

その申し出に橘は「希望者はそれでいいが、そうでないものは俺が面倒を見るしかない」
それは、橘がヤクザを続けることを意味していました。
それに麦秋は「あなたは骨の髄までヤクザなんですね」と
なかば呆れたように言い放ちました。

後日、麦秋と三ケ島は逮捕され拘留中の橘に会いに行き
ほぼすべての構成員の行き先は決まったが、21人がまだ決まっていないことを
報告します。
それを聞いた橘はその21人と一緒にまたヤクザの道を歩くと言いました。

麦秋に「俺にはそうするしかない。ほかにどんな道があるっていうんだ?」と寂しく聞きます。
それに麦秋は「あります。陽の当たる道です」と言い、ある方法を耳打ちしました。
「ただし条件があります。堅気になってください」

そう言う麦秋に橘は
「すごいな…お前の仕事は… 麦秋、俺を堅気にしてくれ」
と深々と頭を下げたのでした。

じつは、麦秋は事前に、麦踏神社の宮司に、神社の境内に出店を出させてほしいと
頼みに行っていたのです。
橘が堅気に戻ることを条件として宮司は麦秋の申し出を快諾してくれていたのです。

一か月後、釈放された橘は麦踏神社の境内の出店で、汗を流していました。
そこへ、三ケ島と麦秋がやってきます。
「堅気になったが、しばらくの間は元ヤクザというのがついて回るが、やっていけるのか?」
そう心配する三ケ島に
「大丈夫です。苦しんで苦しんで堅気に這い上がる…そう教えてくれた子がいますから」
そう笑顔で橘は返します。

「ところでお前は大丈夫か?」橘は麦秋に聞きました。

「はい。麦は踏まれて踏まれて強くなる…そう教えてくれた親がいますから」
「これからもヤクザに関わった人を助けるために頑張って行きます」
そう答えた麦秋。
嬉しそうに、麦秋を見つめた橘は父親の目をしていました。


足抜けコールに戻るために走る麦秋の顔には、封印していた笑顔が戻っていました。

以上が結末までの詳細でした。

今までとは全く違った役になる大島優子さんがどういった演技をするのか?
本当に笑顔なしの「塩対応?」ぶりが見られるのか?
こういったことに放送前は注目が集まっていましたが…
見事に、いつもとは違う大島優子さんでしたね。
初めのうちはその違いに、すごく違和感ありましたもんww。
ですが、ラストに近づくにつれその違和感もなくなり
物語に引き込まれていきました。
流石です。

ドラマも「親子の絆」がテーマで涙あり、笑い有りですごく楽しませていただきました。
3か月間、ありがとうございました。

そして、このあらすじを最後までお読みいただいたあなたにも感謝します。

 

 

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