坂本芳信のwikiやその後が気になる！果たして弁済はできるのか？

長野年金基金２４億円着服事件を覚えていますか？
２４日放送の「ザ！世界仰天ニュース　秋の4時間スペシャル」で
この事件で日本中を唖然とさせた坂本芳信被告について特集されるようです。

２４億円と聞いてどうですか？ なかなか使い切れる金額ではないですよね。
でもですねぇ…。
逮捕された時、所持金が１万円程度しか持っていなかったんですよね。

ということは、すべて浪費したということでしょうか？

もしそうだとしたら、許せないですね。
人が汗水流して働いたお金を湯水のごとく…。

全くけしからん！ 現在、裁判で係争中ということですが、
本当の真実に迫るべく イロイロ調べてみました。

２４億はどこへ消えた？

着服するまでの経歴など気になることは多いのですが…。
やっぱり知りたいのは、２４億円がどこの消えたのかということ。

逮捕時のコメントが未だに忘れられないのです。
「頭が…こう頭の中が真っ白というか…」
ちょっと待ってよ！ ２４億の行方は？真っ白って？？

調べを進めると次々明らかになる２４億の使い道。

ハッキリ言うと「女に貢いだ」というのが主な使い道だそうです。
アホ？ですか？
もう、開いた口がふさがりませんね。

いくら貢いだといっても２４億というお金、一生かかっても使い切れる金額じゃないですよ。
しかも、日本に比べて物価も安いタイという地で。

一部わかっている坂本被告の豪遊（浪費）の内容を紹介しますね。

・高級腕時計（６００万相当）をタイに住む愛人にプレゼント。
・高級レストラン等で外食の毎日。連れのお代はもちろん坂本持ち。
・すし職人同行でハワイ旅行。
・ホステス２０名と交際し貢ぐ毎日。
・車が欲しいとせがまれたら、何の迷いもなくプレゼント。
・肉体関係を持った女性には１０００万あげる。
・六本木に店をオープンさせてあげる（休日には日本とタイを往復する生活だったようです）
などなど…

どうやら金銭感覚がマヒしてたんでしょうね。
とあるホステスに言わせると
「貢ぐ金額が一桁違っていた」
らしいですから。

おいおい、やり過ぎでしょう…。
まったく呆れかえるってのはこのことをいうんですね。

しかし、不可解なこともあるんですよね。

バンコクで捕まった時、坂本被告が生活を送っていた
アパートの家賃って ご存知ですか？

月８０００円ですよ。
しかも、家賃も滞納気味だったとか。

そんな安アパートなんて日本には存在しないですよね。
しかも所持金１万円と少し…。

２４億もあればそんなことにはならないはずなんじゃ？と考えさせられるのですが…。
しかも、３年で使い切るなんて。

これは、ちょっと考えすぎなのかもしれませんが
なんとなく他に共犯者がいるんじゃないだろうかと思ってしまいます。

裏で手を引く黒幕が…。
山分けとはいかないかもですが、
いくらか坂本被告が渡してるんじゃないかなぁと。

まぁこれはあくまで、憶測なんですが…。

もしそうなら、今頃その黒幕はどこでどうしてるんでしょうね。
結構、肝を冷やしてるんじゃないでしょうか？

坂本芳信被告という人物は？

逮捕された当時５５歳だったわけなんですがそれまでは、
長野県の厚生年金基金の事務所に
務めるいたって普通のサラリーマンだったようです。

性格は極めて真面目。
２０年勤続の優等生だったそうです。
ごく普通に家庭を持ち、倹約家だったとの噂も…。

どこで、人生が狂ったか…
優秀な社員だった坂本被告は
２００３年頃から資金管理を事務所から任されるようになったんだそうです。

厚生年金基金とは、
企業側が独自に運用し、その運用益をサラリーマンの 厚生年金に上乗せして老後の生活を豊かにするためのもの。

いわば、資金管理、運用が重要になります。

真面目な坂本被告は初めのうちは、
しっかりと管理できていたというのですが…。

一度タガが外れてしまうと…。
一気ですね。
２００５年に着服をし始めたった５年で約２４億。
人生真っ逆さま…となったようです。

軽い気持ちで人様のお金に手を出す けしからんですが…
一度上手く行くと、味を占めてまた…となってしまうのでしょうか？

ですが… やっていい事かどうかの判断はしっかりしろよ！。
と言いたいです。

もちろん、罪は償っていただくのですが
浪費した２４億はどう弁済するのでしょう？

逮捕その後は？弁済はどうする？

逮捕後、現在裁判、係争中。
刑は確定してませんが「懲役１５年」という重い判決が出ています。
ハッキリ言って、罪を認め控訴せず刑を全うしてほしいですね。

坂本被告は裁判で
「罪を償い、生ある限り謝罪し、弁済に努めたい」としていますが
実際弁済できるのか？ ということなんですね。

浪費・豪遊が事実である以上、弁済義務があるのは当り前です。
しかも、返す当てがあるのであれば…
最初から着服なんて考えないでしょうし。

ですが、裁判では１５年の懲役が言い渡されています。
現在、５６歳の坂本被告が刑を終える頃は７０歳を超えるわけですよね。

そんなおじいちゃんに弁済能力があるのかというと
これは難しいと言わざるを得ません。

では、こういう場合どうなるのか？
法律的な言い方をすれば、「取りっぱぐれる」ということになります。

なぜなら、支払い義務としては「坂本芳信」被告本人にしかないからです。
（厳密にいうと会社にもありますが…「使用者責任」というものです）

「支払え！」と裁判で判決をもらうのは簡単です。
でも「無い袖は振れないなぁ～」とバンザイされたら終わりなんです。

ですが、はいそうですか。 と納得はできませんよね。

ということは…
おそらく、坂本被告の身内が害を受けることになりそうですね。

日本には妻もいるようですのでそこへケツを持っていかざるを得ないでしょう。
とんだ、とばっちりですね。

ですが、２４億…。
普通、生涯賃金がおよそ１億と言われる世の中。
全額弁済ということは到底無理。

結局泣き寝入りということになってしまいそうな気がします。