ホテルコンシェルジュの驚きの最終回、結末までのあらすじ&ネタバレ情報!
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最終更新日:2015/09/22
ドラマ, ホテルコンシェルジュ
7月は新しいドラマが始まる月ですね~!
どういったドラマが始まるのかすごく楽しみなのですが
ぼくおくんが今クールで期待しているのが…
火曜22:00~放送の「ホテルコンシェルジュ」です。
何と言っても連ドラ初主演の西内まりやさんの注目が集まります。
ドラマの主演というのも大変でしょうが、
コンシェルジュ役ということで お辞儀の角度などマナーの面の
演技の面でも相当苦労しているようです。
そう言った面もある意味見どころになるかもですね。
キャスティングも西内さんをはじめ
三浦翔平さん、高橋克典さん、若村麻由美さん、伊武雅刀さんらと
豪華な顔ぶれ。
放送前からすごく楽しみですね。
こちらでは最終回、結末までのあらすじ、ネタバレをお送りしたいと 思います。
ラスト(結末)までのあらすじ&ネタバレ情報
第1話(7月7日放送)
新人コンシェルジュの天野塔子(西内まりや)。
この日から、ホテル「フォルモント」のコンシェルジュに抜擢されたのでした。
コンシェルジュとはいわばホテルの顔的存在。
お客のありとあらゆるリクエストに応えていく仕事です。
塔子は「絶対にNoとは言わない!」をモットーに頑張ることを誓い
この日の朝、ロビーを歩いていました。
そこへ、ホテルフォルモントにとってのVIP客、海宝沙知(鈴木保奈美)一家が やってきました。
毎年、フォルモントでバースデイパーティを行うのです。
VIP客ということで総支配人の鷲尾陵介(高橋克典)も
ロビーまでお出迎えに来る 姿を見て塔子は改めて気を引き締めます。
早速、沙知は塔子に無理難題を押し付けます。
まずは、手始めにパーティの食事の試食をさせるように言いつけます。
パーティ当日というにもかかわらず、花を変更してほしいと言い出したのです。
来賓の中で匂いに敏感な方がいるという理由で
カサブランカを胡蝶蘭にすべて変更するように言い出したのです。
「絶対にNoとは言わない」 ということがコンシェルジュの役目。
そう信じて疑わない塔子は不安ながらもこの沙知の要求を受けてしまいます。
ですが、できる要求と出来ない要求があります。
沙知の要求はやはり出来そうにない要求でした。
このことを知った先輩コンシェルジュの本城和馬(三浦翔平)はなんとか
沙知が納得できる妥協点を探すため、ホテル内を走り回ります。
結果、沙知には胡蝶蘭ではなく今ホテルで用意している花にすることで
納得してもらうことが出来たのですが…
お客の要求に対し、NOと言わないことが鉄則だという真意を今一つ理解していないと
判断された塔子は沙知に関してはもう関わらなくてもいいと言われてしまいました。
これには、塔子も落ち込んでしまいますが…
そうも言ってられません。
お客様の前では笑顔でいなければと気を引き締め直す塔子。
そこへ、謎の男、珠久里太一(尾美としのり)がお客様を引き連れ、
コンシェルジュデスクにやってきます。
本城が不在時は、塔子がしっかりと対応しないといけません。
案内されたお客様は初めてこのホテルを利用する若者・渡辺祐二(尾上寛之)でした。
祐二は恋人の田中まどか(浅見れいな)にプロポーズをするために
フォルモントを利用するようです。
塔子にとっては初めての大仕事。
祐二に「サプライズプロポーズをしてはどうか」と提案します。
このプロポーズが祐二やまどかにとって思い出に残してもらいたい塔子は
客室係の亜里砂(夏菜)らに声をかけ準備に取り掛かるのですが…
ここで問題発生!
沙知の花を変更する要求はここで影響を与えてしまうのです。
本城が沙知に提案した花は翌日使うはずの花。
それを急きょ使ってしまったため新たに翌日使う花を準備しなければならなくなったのです。
しかも、運がいいのか悪いのか祐二が営む花屋はフォルモントが得意先。
生花業を営む祐二は急きょ、農園に戻らなくてはならなくなったのです。
このあと、ホテルにいつ戻ってこられるかもわからないという連絡も入ります。
こんなところにも沙知の要求は波紋を残しました。
焦る塔子。
しかし…祐二の彼女、まどかがホテルに到着してしまいました。
祐二が不在で「サプライズ」もなにもないのです。
塔子は部屋をサプライズ使用に変更中の客室係に撤収を告げました。
一方、海宝家には隠された秘密があるようでした。
夫・悟(矢柴俊博)は表向きは人当たりが良さそうなんですが
沙知の前ではモラハラ夫でした。
事あるたびに嫌味をねちねちと言い沙知は全く言い返せずにいました。
息子の翼(寺田心)も感づいていて、なんとか母親を守りたいと思っていました。
部屋でも沙知とのやり取りの中で塔子が全ての要求を聞いていたことを見ていた翼は
塔子に自分の要求もきいてくれるの?と質問しました。
塔子は笑顔で応えます。
すると翼は
「ママの誕生日プレゼントに魔法をかけてほしい。僕が正義の味方になる魔法をかけて…」
「パパからママを守りたい。僕、強くなりたい」
とプレゼントする予定の手作りの金メダルを塔子に差し出します。
塔子は笑顔で魔法をかけるフリをしました。
バースデイパーティが終わり、パーティでの沙知の立ち振る舞いを悟はまたねちねちと言い始めます。
そして、翼を自宅に帰らせてしまいました。
帰り際、翼は塔子に悲しそうに訴えます。
「せっかく魔法かけてもらったのに…正義の味方になれなかった…」
そんなころ祐二からホテルに連絡が入ります。
「まだ時間がかかりそう・・・今夜のプロポーズは中止します」と。
彼女のまどかは祐二の気持ちを知る由もありません。
10年付き合って何もない…
そして、誕生日を祝うはずの今日も未だに姿を現さない。
これが潮時と別れを決心していました。
これは一大事です。
祐二はプロポーズをするためにフォルモントを指名してくれたのです。
それが、塔子の安請け合いのためにダメになりかかっているのです。
なんとか阻止しなくてはいけません。
そこへ祐二から連絡が入ります。
「あと30分くらいでホテルに到着します」
胸をなでおろしたのもつかの間。
まどかがホテルを後にしようとしていたのです。
ここからはホテルのスタッフ全員が力を結集します。
まどかの嘘をついてまで足止めをし、サプライズの演出のため
懸命にホテルを走り回ります。
そして、ついに…
祐二がホテルに到着。
まどかが案内された場所は…
いつか結婚式を挙げたいとまどかが希望していたホテル内のチャペルでした。
チャペルの扉が開かれるとそこには黄色のじゅうたんが敷き埋められたように
まどかの大好きなひまわりの花がいっぱいに飾られていました。
目を疑うまどかの前に祐二が現れます。
中々、プロポーズの言葉を口に出せない祐二。
今日という日はあと数分しか残っていません。
焦る塔子でしたが…
そのときです。
「僕と結婚してください」
やった!!!
まどかの答えは…
「もう遅いよ」
えっ!?
「もうだめかと思った」
と間に合ったことを喜ぶまどか。
サプライズプロポーズは大成功のようです。
まどかの指に指輪をはめてあげる祐二。
その瞬間、チャペルにウエディングベルが鳴り響きます。
…感動の瞬間でした。
ホテルのスタッフ全員と祐二の諦めない気持ちで勝ち取ったプロポーズ成功でした。
一方で沙知の夫・悟はすでに帰路についていました。
翼の作った沙知へのプレゼントの金メダルをゴミだから捨ててしまってくださいと
ホテルスタッフに言い放って…
塔子は翼のプレゼントを持って沙知の部屋を訪れます。
初めは塔子を疎ましく思ってか追い返そうとしますが
翼のプレゼントの金メダルを手渡し、翼君の気持ちを伝えたいと思ったと
沙知に伝えます。
手作りの金メダルの裏には「たんじょうびおめでとう。ままはせかいいち」
と書かれていました。
号泣する沙知。
部屋に塔子を招き入れ沙知はこれまでのいきさつを話します。
最低の母親だと嘆く沙知に塔子は
「そんなことないです。海宝様は翼くんにとっての金メダルです。世界一のママです」
「私もなってみたいです。誰かの世界一に…」
と心から伝えました。
塔子の言葉に勇気をもらった沙知は
翌日の朝、嫌味を言う悟に初めて言い返します。
「私が幸せじゃなきゃ、翼を「幸せ」にできない。だから今日から取り戻します」
「今までありがとうございました」
沙知はついにモラハラ夫との別れを決意したのでした。
すがすがしい表情で帰ろうとする沙知は塔子に話しかけました。
「あなたの魔法効いたわよ。翼は正義の味方だった」
そんな沙知の言葉に翼は大喜び!
「やった~!!ありがとう、コンシェルジュさん!」
塔子も笑顔。みんな揃っての笑顔でラストを迎えました。
気持ちが良かったです!
ちなみにこのドラマの舞台、ホテルフォルモントの撮影場所(ロケ地)は
お台場の「ホテル日航東京」のようです。
普通のドラマのようにあちこちでロケが行われるわけではないので
ラストまで「ホテル日航東京」で撮影が行われるのでしょうね。
お近くの方は一度足をはこばれてもいいですね。
西内さんや三浦さんらが見られるかもしれませんよ。
※撮影の邪魔だけはしないようにねww!
第2話 (7月14日放送)
先日、彼女にプロポーズをするためホテルを訪れた渡辺祐二をコンシェルジュデスクに
案内してきた謎の男・珠久里太一(尾美としのり)は 伝説のコンシェルジュとして
ホテルフォルモントに引き抜かれた ヘッドコンシェルジュでした。
いよいよ塔子と珠久里、本城のコンシェルジュ3人体制がスタートしたのでした。
そんな新たな体制の中不穏な情報がホテル内を駆け巡ります。
スキッパーと呼ばれる無銭宿泊者の被害が都内のホテルで横行しているというのです。
始末の悪いことにその無銭宿泊者の常習者たちは自分がどれだけ高額の飲食や買い物をしたのか?
という経験談をNET上に書き込み自慢をしあっているようなのです。
しかも書き込みの中にはフォルモントへ無銭宿泊をする予告のような書き込みも散見されました。
今後の被害を最小限に食い止めるために 総支配人の鷲尾(高橋克典)と
ゼネラルマネージャーの片桐美穂子(若村麻由美)は チェックイン時にデポジットをお客から戴くことを
社長の成沢瑛一(伊武雅刀)に提案。 了承され従業員らに徹底します。
デポジットとは前払い金のこと。 サービスを受ける前にお客はホテルにお金を支払うことになります。
現場は混乱することは必至です。
塔子らコンシェルジュを含むフロントスタッフたちはお客様に状況説明をし 対応に追われますが…
鈴木(六角慎司)という客は自分をまるで泥棒みたいに扱うようで不愉快だ!と 憤慨します。
その鈴木という人物は他のホテルなどの報告で要注意人物とされている男によく似ていました。
本城はいち早くそれに気づき、インカムでスタッフにこっそり注意を促します。
案の定、鈴木はホテル内で豪遊をし始めます。 その様子を見たスタッフたちは、
鈴木は本当にスキッパーではないかと噂をし始めてしまうのです。
事実はどうであれ、鈴木は今回、無銭宿泊をしたわけではないのです。
噂でもちきりになる現場に美穂子は雷を落とします。
「もっとコンシェルジュとしての自覚を持ちなさい!」
翌日、鈴木がフロントに姿を現します。
疑いを持っているホテル側は厳戒体制です。
するといきなり鈴木が全力で走り出しました。
逃げようとしていると思った塔子が鈴木の後を追うと…
「お待たせ~!」
と鈴木の母親が登場。
鈴木は金持ちのボンボンだったのです。
スキッパーと疑ってしまったことをホテル側は謝罪します。
ホテルに訪れスキッパー行為を行う客の特徴の一つに長期滞在というものもあるのです。
たしかに豪遊をしていなくても何日もホテル滞在が続けばそれなりに金額もかさみます。
実際にフォルモントに長期滞在をする顧客も存在しています。
井坂(中村靖日)というお客もそうなのです。
井坂のチェックアウトの日。 時間を経過しても井坂は姿を現しません。
それどころか、ホテルの中に姿がないのです。 井坂からはデポジットは受け取っていません。
大慌てになるホテルのスタッフたち。
致し方なく井坂の部屋にマスターキーで踏み込むと…
もぬけの殻でした。
塔子たちが途方に暮れていると、そこへ井坂がやってきました。
勝手に部屋に入ったことを詫びるため
延長の宿泊の部屋はグレードアップされた部屋が井坂に与えられることになりました。
しかし、これは井坂の計算通りの結果だったのです。
井坂は無銭宿泊をするためにフォルモントを訪れていたのです。
その晩、井坂は接待をするからと高級ディナーを依頼。
ところがその接待相手と思しき相手に「スキッパー行為を自慢する」ような
電話をする井坂を見かけます。
それ以降は塔子は井坂をスキッパーであるという目で見るようになります。
豪遊する井坂に話をしようと塔子は近づきますが、するりと交わされてしまうのです。
フォルモントにはもう一人の長期滞在者がいました。
菅野(市毛良枝)という女性です。
菅野はホテルのスタッフの名前まで覚えるくらい
長きに渡り宿泊しているお客でした。
スタッフたちに労いの言葉を忘れず、優良顧客の一人です。
そんな菅野がある晩、ホテルのロビーで倒れてしまいます。
倒れた菅野を発見したのは井坂でした。
井坂は異変を塔子に告げます。
菅野は末期がんに冒されているようでした。
もう余命が幾ばくも無いと知った菅野は終の棲家として
先に亡くなった夫との思い出のあるフォルモントを選んだのでした。
ですが、救急搬送された病院でホテルにはもう戻れないだろうと言われてしまいます。
いつも笑顔でスタッフたちに感謝の気持ちを伝え続けた菅野に
なんとか菅野の希望通りフォルモントで最後を迎えてもらいたい。
そう考えたホテルスタッフたちは
病室をフォルモントの菅野の部屋のように再現しようと考えます。
そして、ついに…
菅野の病室のカーテンが開きます。
そこはフォルモントの客室そのものでした。
全員のスタッフが「菅野さまお帰りなさい」と声をかけます。
そして、菅野が愛してやまなかった思い出の「オムレツ」が運ばれてきました。
満面の笑みで応える菅野。
これが、菅野の最期となりました。
翌日、コンシェルジュデスクの前に現れた井坂。
このまま、逃げ去るのかと思われましたが
「自首します」と思いがけないこと言い出します。
井坂は菅野の訃報を知り、以前菅野に食事のことで注意を受けたことを
思い出したそうです。
そんな菅野を自分の母親の姿に重ねて見たようでした。
そんないきさつから井坂は改心し、自首を決めたのです。
第3話 (7月21日放送)
ホテルにはいろんなお客様がやってきます。
そして、お客様のあらゆるリクエストに応えるのが コンシェルジュの仕事です。
ある日、コンシェルジュデスクに女の子(田牧そら)がやってきました。
その子は繭といい、おばあちゃんお誕生日をフォルモントで祝いたいと言います。
しかも、その手にはしっかりと貯金箱が握られています。
当然貯金箱の中身では足りるはずもありません。
本城は総支配人の鷲尾に相談します。
なんとか繭の望みを叶えてあげたいのです。
鷲尾も同様に考え、繭たちを『親子宿泊モニター』として無料招待することにしました。
その翌日、歌舞伎役者の松山惣太郎(大東駿介)がやってきました。
そんな中、片桐美穂子(若村麻由美)の姿を見た松山は大喜びします。
以前、海外で宿泊した際に美穂子の世話になって覚えていたようです。
そうこうする中、人気者の登場にロビーは大騒ぎになり始めました。
慌てて、松山を部屋へ案内しますが…
この松山がわがままの言いたい放題で塔子たちを困らせるのです。
前言撤回することもしばしばでスタッフたちは松山のわがままに 振り回され続けます。
そして塔子はついにチョンボを冒してしまいます。
塔子の歌舞伎に対する知識が乏しかったために失態を演じてしまったのです。
宴会が始まる前に来客に花を送りたいと松山が言い出しました。
どんな花でもいいと聞いていた塔子が用意した花が問題でした。
だってどんな花でもいいって言ったじゃん! 言い訳は通用しません。
何と用意した花は、こともあろうか・・・
ライバルの家紋に使用されている花だったのです。
来客たちは
「フォルモントも地に落ちた」
「どういうつもり?」
と他人のミスには厳しい。
塔子は自分のミスに落ち込んでしまいます。
一方で『親子宿泊モニター』の繭たちがホテルに到着しました。
自分が祖母の澄江(草村礼子)を招待できて大喜びの繭とは
打って変わって澄江はあまり楽しそうではありません。
お祝いなどは必要ないと塔子たちに申し出るのでした。
何か理由がありそうです。
繭はおばあちゃんを喜ばせたい一心です。
そんな繭は、おばあちゃんがいつもテレビで応援している 松山を見かけます。
繭はおばあちゃんが喜んでくれると思い、思い切って 松山に声をかけますが…
松山は繭ちゃんを疎ましく扱うかと思いきや
すごく優しく対応したのです。
これには驚きました。
繭ちゃんなりにおばあちゃんへのサプライズを準備しました。
レストランで繭ちゃんとおばあちゃんは夕食を楽しんでいました。
そこへ、バースデイケーキが運ばれてきたのです。
繭ちゃんなりの演出だったのです。
当然、おばあちゃんは喜んでくれると思っていたのですが…
おばあちゃんは悲しい表情を浮かべます。
繭ちゃんは悲しくなってしまって泣き出してしまいます。
どうしておばあちゃんは笑ってくれないのか?
繭ちゃんにはわからなかったのです。
そこへ、松山がやってきて…
「繭ちゃん、お兄ちゃんの部屋に行こう」
松山の機転で、この騒ぎから塔子は救われます。
松山の宴会での失敗、繭ちゃんのおばあちゃんへの失態…
イロイロ重なり、塔子は相当落ち込んでいました。
そこへ珠久里太一(尾美としのり)がやって来て
「あなたはお客様をおしゃべりにさせる才能があります。
お客様のお話を聞くのもコンシェルジュの立派なお仕事です」
と、塔子を慰めました。
この言葉に勇気をもらった塔子は、繭ちゃんのおばあちゃんに話を聞きに行きました。
ここで聞いたおばあちゃんが頑なにお祝いを拒む理由が悲しすぎました。
以前は年に一度フォルモントで贅沢をすることが楽しみだった 澄江と娘夫婦。
3年前の澄江(おばあちゃん)の誕生日に誕生祝のケーキを買うため外出した
澄江の娘夫婦は繭を残し交通事故に遭いこの世を去ってしまいます。
その年に限って、澄江がTVで紹介されたケーキを食べてみたいと
こぼしたのを娘が聞いていて、わざわざ買いに行ってくれたのでした。
ところがその道中、事故に遭ってしまったのです。
その日以来、澄江は笑顔を封印したのです。
娘夫婦の未来を自分が奪ってしまった…
自分が何かを楽しむ権利はない。
自分で自分を責めていたのです。
これは辛すぎます。
繭ちゃんに説明したとしても理解が出来ないでしょう。
おばあちゃんは一人で悲しみを抱えていたのです。
そして、ホテルに来る前に娘夫婦の墓参りに寄って来たというのです。
一方、松山と繭ちゃんはなんとかおばあちゃんの笑顔が見たく
二人でおばあちゃんにプレゼントを贈ることを考えます。
塔子は二人の計画を聞き、応援しようと考えます。
ここからプロ集団「フォルモント」が動き始めます。
夜を徹しての準備。
みんなが笑顔で準備をします。
そして、翌日。
ある部屋におばあちゃんが呼び出されます。
そこには椅子が一脚用意されていました。
おばあちゃんはその椅子に座ります。
すると…
ステージの幕が上がります。
ステージでは、繭ちゃんと女形に美しく化けた松山が
踊っているのです。
目を疑うおばあちゃん。
繭ちゃんと踊る女形の松山が亡くなった娘にシンクロしたのです。
思わず、笑みがもれるおばあちゃん。
すごくうれしそうな表情です。
見事、全員で用意したステージは大成功!
踊り切った繭ちゃんがおばあちゃんに駆け寄りました。
「おばあちゃん、私、ママと一緒に踊ったんだよ」
笑顔で応えるおばあちゃん。
「娘が繭のために笑ってと言ってくれたような気がしました」
そう、おばあちゃんは嬉しそうに塔子に告げました。
繭ちゃんたちは大満足でホテルを後にしました。
そして、松山も…
実は松山をまたも満足させたのには片桐美穂子の大車輪の
活躍があったからなんです。
松山の好みや歌舞伎界のしきたりなどすべてを熟知し
文句の付けどころのない環境を準備していたのです。
松山も笑顔でホテルを後にしました。
第4話 (7月28日放送)
塔子の先輩コンシェルジュの本城(三浦翔平)。
かなりのイケメンで女性に人気が高い。
塔子には厳しくもあり頼もしい先輩コンシェルジュです。
最近は本城目当てでホテルへ訪れるお客様も増えてきました。
仕事である以上、本城はそういったお客様とわかっていても
そういったお客様に対しても、他のお客様同様、笑顔で応え接していました。
ところが、お客様はそうはおもいません。
本城目当てのお客様は自分だけに向けられた笑顔だと勘違いして しまうのです。
そう言ったこともあり、お客様の中には本城にプレゼントを用意する
方まで出てきてしまいます。
まるで、人気タレントのような扱いに本城自身が戸惑ってしまいます。
そんな本城にスタッフの中には苦言を呈するものまで現れ始めます。
本城は、お客への対応はプロ級だが、
スタッフに対しての態度が
酷すぎる!
何様のつもり?
表舞台の本城らを支えているのは誰?
と、リネン係の美咲(池津祥子)や客室係の和代(鈴木アメリ)
が 納得いかない!と騒ぎ出したのです。
そんなある日。 本城を目当てでフォルモントに通う
お客の一人であるみゆき(映美くらら) がやってきます。
本城には熱心で毎回、本城のためにプレゼントや手紙などを
用意して ホテルの訪れているのです。
熱心さは半端ではなく、ちょっとやり過ぎ感も否めません。
今回も何とか2人きりになろうとちょっかいをかけてきます。
本城もそれは承知の上で、上手く切り返そうと一人で奮闘するのですが…。
塔子が案内しているお客様とみゆきが館内で鉢合わせ。
なぜなら、塔子が案内していた愛理(佐津川愛美)と
みゆきは以前働いていた 会社の先輩後輩の関係だったのです。
SNSでは、今でもやり取りがあるものの、直接顔を合わせるのは 久々だったと言います。
ひとしきり久々の再会を喜び合って、二人はそれぞれのルームへ。
塔子がコンシェルジュデスクに戻るとみゆきから本城宛てに
鬼のようなアプローチが入ります。
その後も何度もデスクにみゆきからの連絡が入り、
塔子や珠久里(尾美としのり) は本城を心配しますが…
本城は大丈夫と言い切ります。
塔子たちは、本城の声を聞いて安心し、各自の仕事に当たりました。
その後、塔子と本城は二人である件の仕事の確認に行きます。
塔子と本城が二人でいるところを見たみゆきはめらめらと
嫉妬の炎を 燃やしてしまうのでした。
なぜならその日は本城の誕生日。
部屋を飾りつけ、ケーキも準備しあとは本城が来るのを
今か今かとみゆきは待っていたのです。
しかし、本城は電話さえくれない…
そして翌日、とんでもないことが起こります。
なんと、ある掲示板サイトで塔子を痛烈に
批判する書き込みが なされていたのです。
これには塔子は驚きを隠せません。
全く見に覚えがないのです。
ちなみに書き込みは
「人の男を奪った性悪女…」
みたいな書き込みでした。
犯人はあきらかにみゆきです。
ですが証拠がない以上手の打ちようがありません。
本城はみゆきの部屋を訪れます。
ここで本城は美由紀に対し決定的な言葉を
投げつけるのです。
「もう、こういったことはやめて頂けませんか?」
「ホテルとしては大切なお客様ですが、私個人としては
要望に応えることはできません」
かなり、はっきりと言っちゃいましたね~。
結局これが逆効果になってしまいます。
みゆきの嫉妬心に拍車をかけたのです。
その後、コンシェルジュデスクに電話がかかってきました。
みゆきからです。
「今から3分以内に部屋に来てくれなかったら、火をつけるから…」
この一言だけで電話は切れてしまいました。
本城は慌ててみゆきの部屋に行きました。
しかし、みゆきの姿が見当たりません。
部屋の中に入ってみゆきを探そうとすると…
「ぎゃ~っ!」
みゆきの悲鳴が響きました。
本城はまんまとはめられたのです。
翌日、ホテルは大騒ぎです。
本城がみゆきを襲ったとSNSで拡散されたのです。
これにはホテルも早急に対応しなければなりません。
事の顛末はみゆきの狂言なのは確かなことですが
「訴えられるようなことがあれば、
事の真偽ではなくホテルの名を守る」
と社長は本城に辞職するように提言します。
ここで、総支配人の鷲尾が本城に確信をつく
一言を言います。
「君は間違っていない。ただ、一つ間違ったとすれば
『周りに助けを求めなかったことです。チームワークを大切にしなかったからです」
この言葉は本城の身に染みました。
本城がホテルマンをめざしたのは、鷲尾に憧れを持ったからでした。
この人のようになりたいといつも目標にしてきた大先輩なのです。
一人寂しく帰途に就く本城。
その背中はホテルを去ることをもう自分で決めたように見えました。
いきさつを聞いた塔子を含めたスタッフたちは
何とか本城を助けようとします。
本城に対し、いい感情をいだいていなかったスタッフも含めてです。
それは本城の普段の仕事ぶりからでした。
何事に対しても真面目でひたむき。
努力に勝る天才はなし。とどんな些細なことにも全力の姿勢を
みんなは知っていたのです。
まぁ、酷い言葉を投げかけられても仕方がないのかなと…
だから、本城を救いたい!
結束した「チームフォルモント」のパワーはスゴイです。
みゆきの部屋に全員で伺い、最高のルームサービスを行いました。
「これで許されると思ったら、甘いわ」
みゆきは一歩も引かない姿勢でした。
「だけど、全部私の好きなものばかり…」
ここで、塔子が種明かしをします。
「実は本城が書いていた本城メモを参考にしました」
これを聞いてみゆきは絶句します。
本城は全てのお客様に満足してもらうために一人一人を
見ていたことに気づいたのです。
みゆきは、かつて大手の商社で働いていました。
ですが、会社の方向性でクビ。
この悲しみ、淋しさをわかってもらうために気の合う仲間たちと
フォルモントで食事をしたのです。
ところが、その仲間はみゆきの変化に全く気付きもしなかったのです。
さみしくホテルを去ろうとするみゆきに
「徳永さま、だいじょうぶですか?」
と声をかけたのが本城でした。
みゆきの淋しさに気づいてくれたのは、唯一、本城だけだったのです。
誰かが見てれば自分も頑張れる!
この人がずっと私を見ていてくれる!
そう思ったみゆきは
それ以来、本城が好きで好きでどうしようもなくなり
ストーカーのような行為を働いてしまったのだと言います。
本城メモの事を知り、本物のホテルマンとしてプライドを持つ本城に
もう一度自分自身が見合う人間になろうとみゆきは誓います。
翌日、SNSの誹謗中傷は消去され、すべて作り話であったことが
書き込まれます。
これで、本城はホテルを辞めないで済みそうです。
本城は「退職届」を持って出社しました。
そこへみゆきがやってきます。
そして、本城に自分が間違っていたと告げます。
すると…本城はいつも通りの笑顔で言うのでした。
「徳永さま、またのお越しをお待ちしています」
全てのいきさつを知った本城は、スタッフルームに行き
想いをみんなにぶつけます。
「いろいろ、ありがとう…」
初めて、本城がスタッフに感謝の気持ちを伝えたのです。
鷲尾の言葉が相当突き刺さったんですね。
第5話(8月4日放送)
何事も嘘はあまりよくありません。
ですが、すべてがイケないというわけではなく、
「人をかばう嘘」は時には必要だというのが今回のお話。
塔子は見知らぬ男性が、フォルモントのシェフの制服を着て 施設係の西崎(浅利陽介)と
一緒に歩いているのを見かけます。
塔子が事情を西崎に確認すると…
その男性は、西崎の叔父の古市(徳重聡)という男で 定食屋を営んでいる人物。
現在は離婚をして娘とは別居状態だそうです。
その娘の菜月(遠藤璃菜)に自分はフォルモントのシェフとして
働いていると思わず口走ってしまったため
体裁を保つために証拠の写真だけでも…と働く姿を撮っていたのだと言います。
ところが… 別れた奥さんから連絡が入ります。
菜月が古市に会うため、フォルモントに向かって1人で 家を出たというのです。
菜月がホテルに来てしまえばすべてがバレてしまいます。
「お客様の仮面は剥いではいけない」
塔子は、古市の嘘に協力をすることにしました。
一方で、本城と珠久里はアクシデントに直面していました。
結婚式直前で新婦の宮間栞(黒川智花)が行方不明になってしまったのです。
新郎の朝比奈公彦(松下洸平)は老舗和菓子メーカーの御曹司です。
結婚式のために招かれたお客様も次々集まって来て 今更どうすることもできません。
しかも集まった面々はそうそうたる顔ぶればかり。
ホテルとしてもこの事態を未然に解決し、滞りなく式を進行しなければ なりません。
スタッフ一丸で栞を探すと、控室にいる栞を発見します。
ですが、控室に閉じこもったきり、スタッフの呼びかけにも応じようとしないのです。
そこへ、新郎の公彦がやって来て、栞に声をかけると…
「ブーケがイメージと違う…」 そう、ドア越しに呟きます。
本城らはすぐにそのリクエストに応えます。
しばらくすると作り直されたブーケが栞の控室に届きます。
これで一件落着かと思いきや… それでも栞は返事をしてくれません。
他にも何か事情があるのでしょうか??
そこへ、新郎の母親・律子(鷲尾真知子)が血相を変えてやってきます。
もう、式も披露宴もキャンセルすると言い出したのです。
…これは最悪の事態です。
キャンセルは避けられるものならそうしたい…
新郎もそう思っているはず。
珠久里は、ここで「挙式は後日で本日は披露宴だけでも行う」のはどうかと 提案しますが…。
この提案にも新婦は部屋に閉じこもりっきりで出てこよう灯しません。
一方、古市は…
ホテルに菜月がやって来てしまいました。
しばらくすると別れた妻もやってきます。
「もういいわ、明日、シンガポールに私たちは発ちます。
だから今日のところはあなたがうまくばれないようにやってください。
あとで迎えに来ます」
そう冷たく突き放すように言ってホテルを去って行きました。
これはどうすることかと…
塔子は総支配人・鷲尾に菜月にばれないようになんとかしたいと相談します。
鷲尾は3つだけ条件を出しました。
・塔子がこの方法が一番お客にとっていい方法だと思っている。
・レストラン開店前のお客がいない時間で行う
・古市に調理はさせない(富永シェフが調理をすること)
塔子はその条件でお願いします。と鷲尾に頭を下げました。
菜月の前に次々と料理が運ばれます。
菜月はうれしそうですが…
古市は浮かない顔です。
そして、施設係の西崎も…
西崎は手話で一生懸命に訴えます。
「おじさんの作る肉じゃがコロッケは日本一。
サラリーマンはそれをつまみに…
おじさんに自信を持ってほしいんだ」
この言葉で古市は決断します。
本当は調理をさせないことが条件でしたが、シェフも協力をし
古市は渾身のそして日本一のコロッケを菜月のために作ります。
愛のいっぱい詰まったコロッケが菜月の前に出されます。
そして、実はこのホテルのシェフではなく、ただの定食屋のコックをしていることを
菜月に伝えました。
「ごめんな。新しいお父さんに負けたくなくて嘘ついてたんだ…」
菜月の答えは「(今日の料理の中で)コロッケが一番好きだよ!」
塔子と西崎のおかげで古市は本当のことを菜月に伝えることが出来たのでした。
一方で、新婦の栞はまだ部屋から出てきませんでした。
妊婦である栞の体を気遣い、部屋の鍵が壊されることになりました。
珠久里は塔子に話を聞いてくるよう指示します。
塔子は栞から話を聞きました。
すると栞は「結婚できない、いやしちゃいけないんだ」と言います。
理由は、妊娠は間違いだった。
新郎の公彦は優しい人だから栞の妊娠を聞き責任を取るために結婚をしようと
してくれたんだと…
だから妊娠していない以上、結婚できない。
本当のことを話すと、公彦が自分の前から去って行ってしまうと思い
今日までズルズル来てしまったというのでした。
塔子はそのことを公彦に伝えます。
そして、栞の気持ちを分かってやってほしいと伝えます。
公彦は何も言えずにいましたが、母親が冷たく言い放ちます。
「この結婚はなかったことに…」
栞は淋しそうにホテルから出ていこうとします。
ここで珠久里が塔子に声をかけます。
「本当のことを伝えることは怖いんですよね。相手が本当のことを知った時のどう思うか…
でも、古市さんはその勇気を天野さんからもらったんですよね?」
この言葉に勇気をもらった塔子は公彦のもとに走ります。
ここで「チームフォルモント」が始動します。
栞のチェックアウトをなんとか遅らそうとします。
ここへ、公彦がスゴイ勢いで走ってきます。
なんとか塔子が公彦を説得したのです。
「僕は子供が出来たから結婚しようと思ったんじゃないんです。
今までちゃんと言えなかったんですがそのままの栞さんが好きなんです!
僕はもっともっと強くなる!僕が栞さんが守ります。結婚してください!」
「私なんて…」
「栞さんじゃなきゃダメなんです!」
公彦は栞をぎゅっと抱きしめました。
この時、ホテル中が拍手に包まれます。
このいきさつを影で母親が見つめてました。
「公彦もやっといえたわね。老舗を守るには二人で力を合わせていかなければいけないんです」
と、ようやく二人の結婚を認めたのでした。
これまでは、本当の気持ちを確かめるためにわざとキツく当たっていただけのようでした。
塔子とスタッフ全員の力で二人は最高の幸せを手に入れることが出来たのでした。
第6話(8月11日放送)
またまた事件が勃発します。
今回は客室係の亜里砂(夏菜)が無実の罪を着せられてしまうのです!
ある日、主婦仲間でホテルに宿泊している鈴香(黒田福美)が
指輪を紛失してしまった とコンシェルジュデスクに電話が入ります。
電話を受けた塔子はお客様の元へ、本城はインカムでスタッフ全員に指示を出し
指輪が何かに紛れていないか徹底的に探し始めます。 ところが指輪はどこにも見当たらないのです。
客室に伺った塔子は鈴香らに話を聞きますが、
一緒にホテルに泊まっている他2人の 典枝(山野海)、暁美(舟木幸)と
出かける前までは間違いなくあったと主張します。
塔子、珠久里、そして客室係の亜里砂の3人で状況を整理しながら、
話を聞いていくのですが 鈴香の友人のうちの一人がホテルのスタッフが盗んだんだと言い出します。
その主張に鈴香も同調し始め収拾がつかななくなってしまいました。
さらに拍車をかけたのが客室係の亜里砂の態度です。
客室係なので、お客様と直接やり取りをする機会が少ない亜里砂は不愛想なのです。
その態度に腹を立てた3人は亜里砂が犯人だと決めつけてしまいます。
3人は怒りが頂点に達し… ついには警察を呼ぶ騒ぎに発展します。
事を穏便に済ませたいホテル側は、
社長の成沢(伊武雅刀)と総支配人の鷲尾の
立会いの下、防犯カメラの映像を確認します。
すると…亜里砂が3人の客室に入っていく姿が映像に捕らえられていました。
騒ぎを最少のに押さえておきたい成沢は、鷲尾に早期解決を図るよう指示。
濡れ衣を着せられたと知った亜里砂は、指輪が見つからなければホテルを辞めると 鷲尾に言いました。
鷲尾は亜里砂が犯人だとは思いたくありませんでした。
そこで、同時期にホテルに宿泊している季世子(三浦理恵子)という女性に 話を聞こうとします。
季世子は1年ほど前にフォルモントで結婚式を挙げたお客様です。
そして過去に亜里砂と別のホテルで働いていたんだと言います。
その当時、亜里砂はフロントを担当していたそうで
現在の亜里砂は何だか雰囲気が変わってしまったと
季世子は感じていたと 鷲尾に告げます。
何か、大きな理由がありそうですね。
一体犯人は誰なんでしょう?
亜里砂の濡れ衣は晴らせるのでしょうか…
季世子の告白はさらに続きました。
以前、一緒に働いていたホテルで亜里砂をかばってあげることが 出来なかったというのです。
フロントスタッフだった亜里砂は今回同様、財布の紛失に関して お客様から財布を盗んだと疑いをもたれてしまったのでした。
その時、季世子は昇進を控えていて、自分の保身のため亜里砂をかばえなかったという。
その責任を取り亜里砂はホテルを去ってしまったのでした。
亜里砂がホテルを去った後真犯人が逮捕されました。
結局は亜里砂は濡れ衣を着せられホテルを去ったのです。
季世子がフォルモントを訪れた理由はこの件を亜里砂に謝るという目的があったのです。
この後、季世子は亜里砂を部屋に呼び、この件を詫びました。
ですが、亜里砂は「何のことでしょう」と取り合いません。
それでも、必死に季世子は
「私のことは許さなくていいから、前みたいに笑っていてほしい」 と言います。
その時、テーブルに置かれたノートを亜里砂は見つけます。
そこにはやることリストがずらっと書かれていて自分に謝る旨のリストだけが 残された状態でした。
亜里砂は、何となく嫌な予感を覚えます。
季世子は何か心に決めてフォルモントを訪れたのではないかと…。
翌日、希世子が姿を消します。 前日に感じたことを亜里砂は塔子に話しました。
すると、チーム・フォルモントが一斉に動き出します。
全員で必死に季世子を探し始めたのです。
何かあるといけないので亜里砂はコンシェルジュデスクに残るよう言われました。
そこへ鷲尾がやってきます。
亜里砂は「天童(季世子)さまのためにわたしは何が出来るのでしょう?」と 鷲尾に尋ねます。
「君にしかできないおもてなしがあるはずです」
「君の経験は君の武器ですからね」
と鷲尾は応えました。
そこへ、あるスタッフから季世子らしい女性が屋上に上がって行ったと連絡が 入ります。
あわてて亜里砂は屋上へ向かいます。 そこには季世子がいました。
「もう、やり残すことはない」 季世子はいいます。
やはりあのノートは「エンディングノート」だったのです。
「私は子供が出来ないからだなの!だからあなたに謝ってから、
すべてを終わらせるつもりで ここへ来た!でも、その勇気すらなかった」
そういう季世子に亜里砂はこういいました。
「私も感情表現が苦手で無理して笑顔を作っていた。
あの時、私もどん底で消えたいと 思っていました。でも私にもその勇気がなかった」
「だから、自分に正直になろうと思った。
それで、お客様の前に出る立場から裏方へ そうしたらすごく楽になった」
その言葉に季世子もうなづき 「私も楽になれるかしら?」と聞きます。
亜里砂はうなづいて
「いい上司と同僚に恵まれ… フォルモントは私に向いていると思います。私は今、結構幸せなんだと思います」
「季世子さんもきっと…」
そこへ、希世子の旦那が飛び込んできました。 旦那は季世子を必死になって探していました。
思わず季世子は旦那の胸に飛び込みました。
新たなスタートを季世子は切ることが出来たのです。
亜里砂にしかできないおもてなしが出来た瞬間でした。
第7話(8月18日放送)
フォルモントで働く牧原(小関裕太)。
牧原の実家はてょうで有名な温泉旅館を経営していて
その跡を継ぐため、フォルモントで客商売の修業をしているのです。
ある日、牧原の母親の葉子(前田美波里)がフォルモントを訪れます。
葉子はテレビなどにも出演するほどでちょっとした有名人です。
スタッフたちもそれを知っていてテンションも高め。
特にヘッドコンシェルジュの珠久里は葉子との久々の再会を心阿知にしているようです。
以前、次久里は葉子の旅館で番頭をしていたからなんです。
牧原も自分の成長を母親に見てもらおうと大はりきり。
ところが、はりきればはりきるほど… 裏目に出てしまい、失敗の連続です。
しかも、母親からは、地元の旅館を売却しようと考えていることを 聞かされショックをうけます。
一方でコンシェルジュデスクにはクリスマスに結婚式を挙げる予定の
新婦の美香(藤澤恵麻)、新郎の俊介(須田邦裕)が 相談に来ていました。
美香は小さい頃からフォルモントで結婚式を挙げることが夢だったようです。
ところが不安材料があり相談に訪れたんだといいます。
美香の父親の幸一(小林隆)が末期がんに冒されてしまっているのです。
美香は幸一と一緒にバージンロードを歩きたいのですが
クリスマスまで持つかどうかという深刻な状態なのです。
相談内容は式の予定を少し前倒しできないかというものでした。
塔子は早速、予約状況を確認しました。
ところが年内はすべて予約で埋まってしまっていて今からの変更は 無理なようです。
ですが、塔子はなんとか二人の力になりたいと考え打開策はないかと 模索します。
翌日、塔子は本城との会話の中からヒントを得ます。
実現可能かどうか総支配人の鷲尾に相談しに行きました。
お客様に即答しない所が成長の証ですねww。
ところがそんな塔子を見て苦言を呈するものが… GMの片桐でした。
これも「ノットエレガント…」なんでしょうか?
塔子は気持ちが先走り過ぎだと片桐に批難されてしまうのです。
塔子が鷲尾に相談した内容はこうでした。
今日、この日にチャペルの内覧をすることになっている美香たちに
リハーサルと銘打って、結婚式気分を味わってもらうことは出来ないか…
これについて、片桐は過剰サービスにつながると利益優先の面からみて
先走り過ぎだと言ったのです。
これに対し鷲尾は「部下の成長を奪うことは出来ない」と片桐の意見を一蹴します。
このとき、ちょっと意味深なシーンがありました。
鷲尾が片桐に子供の写真を見せたのです。
片桐は「大きくなったわね」と感慨深げ。
それに対し鷲尾は「近いうちに会いますか?」と片桐に会うことを勧めるような発言を…。
まさか、この二人は元夫婦なんでしょうか?
たったこれだけのシーンでしたが気になります。
鷲尾からOKをもらい、意気上がる塔子。
ここで、チームフォルモントの出番です。
スタッフ総出で美香の結婚式リハーサルを成功させようと必死に準備を進めます。
かくして、リハーサルと銘打った美香と父親・幸一の結婚式本番が始まります。
バージンロードを歩く二人。
美香の夢がかなった瞬間でした。
そして、幸一は最後に万感の気持ちで美香の背中を押します。
新郎の俊介に無事に美香を送り届けたのです。
そして、幸一は皆の前で
「諦めていた美香の花嫁姿を見ることができました。
美香は私にとって大切な宝物です。美香、駿介君と幸せになるんだぞ」
とあいさつします。
幸一は自分の体のことに気づいていたのです。
このリハーサルのお客役はフォルモントのスタッフたちでしたが
一組、過去にここで式を挙げた倉田夫妻も参加していました。
奥さんは臨月で出産前に思い出のフォルモントで一泊をしていたのです。
ところが、リハーサルが済んだ直後、産気づいてしまいます。
速く病院へ運ばないと危険です。
ですが、破水をしてしまい、運ぶことも困難のようです。
その連絡がコンシェルジュデスクに入ります。
丁度そこへ居合わせた幸一は、婦人科の医者だったのです。
なんという偶然。
ここで、幸一が大活躍します。
このお産には牧原の母親の葉子も付き添いました。
葉子はテキパキと指示を出します。
過去にこういった形で出産の手伝いをしたことが良い経験になっている
ようでした。
全員の協力で無事に元気な男の子が産まれます。
牧原が部屋を覗くと葉子がにっこり微笑んでいました。
そんな母親の姿を見て牧原はある決心をしたようでした。
帰り支度をする母親に
「旅館を継ぎたい」
と申し出たのです。
葉子は「あなたに無理をさせたくなかった」と
今回の旅館売却について牧原に相談をしなかった理由を話し始めます。
牧原は別に無理なんてしていなかったのです。
本気で旅館を継ぐ為にフォルモントで頑張っていたことを母親に告げます。
「俺の前でまで女将でいる必要はない。またフォルモントに来てよ」
その力強い牧原の言葉に「母さんもうれしい」と葉子も笑顔で応えたのです。
これで、今回の話はハッピーエンド!
・・・で終わらないのですね。
片桐GMと社長が何やら話をしていたのです。
社長「今日は朝から、チャペルがにぎやかだったようだね」
片桐「また、行き過ぎたサービスです」
社長「経営者として一番してはならない事は情に流され従業員を路頭に迷わすことだ。
同じ過ちを二度と繰り返すわけにいかない」
過去にフォルモントで何があったというのでしょう。
そして、片桐は鷲尾に外部調査の解雇リストを見せます。
その中に塔子の名前があったのです。
第8話(9月1日放送)
解雇要因として名が挙がってしまった塔子にまたまた試練が…。
今回、頭を悩ませるのはお客様ではなく、研修に訪れた学生たちなんです。
塔子は、学生たちにとって先輩。 いわば教える立場の人間です。
フォルモントでは年一回秋に将来のホテルマンを目指すホテル専門学校の 合宿研修が行われます。
この研修生たちが塔子の悩みの種になるのです。
研修生のためにホテル内を案内する塔子。
ロビーには研修生の真島咲希(小島藤子)の母親・藍子(朝加真由美)が いました。
藍子は咲希が心配で様子を見に来たようでした。
同じ研修生の保科(間宮祥太朗)が藍子の姿を目ざとく見つけ
こんなところまで親が来るなんて「過保護だ」と咲希を罵ります。
保科にからかわれ咲希は一気に元気がなくなってしまいます。
その後も保科はKYぶりを如何なく発揮します。
バックで働くスタッフたちを口汚く罵ったり、塔子や本城の指示も面倒くさがる。
とにかく場の空気を読もうとしないのです。
いわゆる「ゆとり」なんでしょうか?
これには塔子も他のスタッフもお手上げ状態でした。
一方、元気のなくなってしまった咲希はコンシェルジュデスクでの研修になります。
コンシェルジュはお客様のリクエストに応えることが仕事です。
咲希もしっかりとお客様の要望に応えようと必死になって対応しますが…
無理難題を押し付けるお役様も多いわけで… 柔軟に対応しきれず、
ついに過呼吸を起こし倒れてしまいます。
空木の読めない保科もコンシェルジュの研修でした。
本城は指示をまるで聞こうとしない保科に怒りを覚えていましたが
感情を押し殺し保科に仕事を教えていました。
ところが、ついにトラブルが発生してしまいます。
本城に指示に背いてお客様とトラブルを起こしてしまうのです。
これに懲りて気持ちを入れ直せばいいのですが、
そうではなくお客によって接客態度を変えるようになった保科。
塔子は全てのお客様に最高の接客をするようにアドバイスをしますが…
貧乏人に頭を下げることは自分のプライドに傷がつくと思いもしない言葉が 返ってきます…
これには塔子も怒りをあらわにします。
保科に詰め寄り、渾身の壁ドン!
「いい加減にしてください!どんな要望にもお答えすることそれがコンシェルジュの 仕事です!」
塔子の心からの想いは保科に届くのでしょうか?
一方、過呼吸で倒れてしまった咲希はどうでしょうか?
ロビーに来ていた藍子は、コンシェルジュデスクで珠久里と話し込んでいました。
母親として咲希はホテルの仕事は荷が重いと思っているようでした。
なんとか、この研修で自分には難しい仕事だということを気づかせてやってほしい。
できれば諦めるように説得してくれないかというのです。
その翌日、咲希はお客様の質問に答えることが出来ず パニックを起こし、
過呼吸で、座り込んでしまいます。 研修は続行できるのでしょうか…。
翌日、咲希が自信を無くし、もうホテルの仕事に就くことを諦めると
申し出ます。
塔子や珠久里は困惑の表情を浮かべますが…
そこへ、お客様が何とか助けてもらえないかと飛び込んできます。
フィギアスケート大会に出場するためにフォルモントに宿泊していた
藤岡親子でした。
練習中にスパイクのエッジに傷が入ってしまい、このままだと
大会出場を辞退しなければならなくなってしまうのです。
塔子たちはあらゆる手段を使い、この場を乗り切ろうとしますが
打開策が見つかりません。
もう諦めるしかないのかと思ったその時、
事の一部始終を見ていた咲希が勇気を振り絞り手を挙げます。
咲希は以前、フィギアスケートの経験があったのです。
「私に任せてもらえませんか?ひょっとすると何とかなるかもしれません」
半分、諦めてた塔子も驚きますが、打開策が見つかるかもしれないと
藤岡親子の待つ部屋に、咲希と二人で急いで向かいました。
部屋では泣きじゃくる凛がいましたが
咲希は凛に寄り添い、
「大丈夫!」と力強く励まします。
そして、咲希のかつての恩師に連絡がつき、スパイクを直してもらえることになったのです。
笑顔のもどった凛を見てホテルのスタッフ、咲希にも笑顔が戻ります。
咲希は
「私にも出来ることがあるんですね。もう一度頑張ってみようと思いました」
と力強く塔子たちに応えました。
この一部始終を影でじっと見つめている人物がいました。
母親の藍子と、保科でした。
藍子は咲希の部屋を訪ねます。
開口一番、藍子はこう言いました。
「咲希という名前はいつでも希望をもって、満開の花を咲かせてほしいって
名付けたのに、お母さんがその希望を摘み取ろうとしてどうかしていたわ」
これには、咲希も
「これまでお母さんに心配かけた分、早く安心してもらえるように頑張る!」
と応えました。
これで、3日間にわたる研修も終了です。
スタッフと談笑する場に保科もやってきました。
研修中のトラブルについては何も触れずに
珠久里が優しく保科を出迎え声をかけます。
保科は、ここで塔子をはじめとするスタッフ全員に
頭を下げ謝ります。
自分が間違っていた、心を入れ替えちゃんと勉強して
立派なホテルマンになると…。
「いつでもまた来てください。補習をやってあげるわ」
と塔子も答え、あとくされなくホテルは和んだ空気に包まれました。
片桐GMは一瞬で晩空気を変える塔子を見直し
社長に
「解雇要員の雨宮塔子を私に預けてくれませんか?」
と進言しました。
第9話(9月15日放送)
フォルモントに今回も大物がお客としてやってきます。
大手エステ会社社長の椿映里子(泉ピンコ)です。
今回の映里子の目的は、フォルモントと共同で総合ビューティー プログラムを実施すること。
宿泊はもちろん、食事やスパに至るまですべてを 映里子とフォルモントがプロデュースするのです。
かなりのビッグプロジェクトになる予定で、
ホテルの命運がかかっていると言って も過言ではありません。
映里子がやって来るこの日は、朝からホテルもピリピリムードが 漂っていました。
片桐GMは、塔子が暴走しないように
くれぐれも思い付きだけの行動はしないように釘を刺します。
かくして、映里子がホテルに到着。
フォルモントは、総支配人の鷲尾、社長の成沢も顔を出し 映里子を出迎えました。
緊張の一日がスタートしたのです。
プロジェクトは記者会見からスタートしました。
司会進行は、映里子の娘・広報の美麗(内山理名)が務めます。
その中で、今回のプロジェクトの目玉企画であるミスコンテストの 概要と候補者が発表されました。
候補者は全部で6名。
6名の候補者は、ホテルで5日間を過ごし、
その間いろいろな合宿プログラムを こなします。
そして最終日にグランプリが決まると発表されました。
ただ、合宿内容や詳細は極秘事項で美麗さえも知らされていません。
記者会見の翌日、本城が映里子に呼ばれます。
慌てて、映里子の部屋に本城が伺うと…
映里子は、一枚の手書きのメモを本城に手渡してきました。
このメモをパソコンで清書してほしいと頼まれますが…
その内容が仰天の内容だったのです。
映里子は、このことに関しては絶対に口外しないようと
本城に厳命するのでした。
映里子がここまでして極秘にしておきたい理由は一体なんでしょうか?
気になるところですが…
映里子の美麗に対する態度も気になります。
・美麗が計画したプランを直前になってキャンセル
・合宿の内容を変更し、それを美麗には伝えない
・いきなり思い付きで、メンバーを失格にする
(美麗は最終日までが選考期間で誰にでもチャンスはあると皆に伝えていた)
この傍若無人ぶりは何かあるのでしょうか?
映里子の思い付きで失格の憂き目にあったのは 6人の弟、妹を持つさゆりでした。
さゆりは一般公募で唯一最終選考まで残った努力の人。
最後まで夢を諦めない姿を弟たちに見せようと必死でした。
その姿をずっと見ていた美麗も自分の姿と重ね合わせて さゆりを影から応援していたのです。
ところが、そのさゆりも映里子の思い付きでクビにされてしまいました。
ホテルを淋しそうに去ろうとするさゆりに塔子は声をかけました。
塔子は一通の手紙をさゆりに手渡します。
それは、前日に弟がホテルまで直接持ってきた手紙でした。
さゆりが選考に落ちた時に渡すよう塔子は頼まれていたのです。
その手紙には
「落ち込むな! 何があっても誰がなんと言おうと姉貴は俺たち6人のヒーローだ」
と書かれていました。
手紙を読んださゆりも大泣き、そして絶句。
そして声を振り絞り塔子にこう告げます。
「私は今までずっと自分に自信を持てなかった。 でも、何をやっても認めてくれる家屋がいる。
私には帰る場所があるんだってわかったら、すごく自信が持てた。
だから・・・それだけでここへきた意味がありました。
お金を貯めて今度は兄弟全員でここへ来ます」
そう自信を持っていうさゆりの姿を見て美麗はついに決心をします。
美麗が向かった先は母親の映里子の部屋でした。
美麗はこれまでの思いのたけをすべてぶつけ 最後には辞表を叩きつけます。
「いくら努力してもあなたにはかなわない。
私は天才じゃない…だから努力でなんとか頑張って来たけど もう無理…
あなたが今までずっと嫌いでした」
そのまま振り返りもしないでホテルを去っていく美麗。
そんな美麗に塔子は声をかけました。
美麗にことのいきさつを聞いた塔子は映里子の部屋に駆け込むや否や
映里子にまくしたてるように話をし始めます。
あれだけ片桐GMに止められていたにも関わらず…
「(一連の傍若無人さに対し)椿社長は正しいのかもしれません!
ですが、美麗さんはそのことですごく苦しんでいます! 今すぐ美麗さんを追いかけてあげてください」
そばにいた片桐、本城が必死で止めるにもかかわらず 塔子は止まりませんでした。
これには、映里子も黙ってはいませんでした。
「もういいわ、明日のイベントは中止!フォルモントの契約は すべて白紙にさせていただきます」
これは大変なことになってしまいました・・・
最終回(9月22日放送)
塔子の一言でフォルモントは一気に窮地に追い込まれました。
勢いで言ってしましまったとはいえ、お客様に対して失礼なことを 言ってしまったことには違い有りません。
すぐに塔子は謝罪をしますが…
事は穏便にはすみません。
片桐GMから、先走りは慎むようにとあれだけ釘を刺されていたにも 関わらずの失態。
さすがに塔子も落ち込んでしまいます。
その後、社長を含めた緊急の会議が行われました。
映里子を古くから知っている社長の成沢は、この数日間の映里子の
言動は普段の彼女からは考えられないものだと違和感を持っていました。
緊急会議の議題はこの絶体絶命のピンチをどう乗り切るか?
会議に参加していた本城が、映里子の説得を自分に任せてほしいと 申し出ました。
本城には秘策がありました。
以前に極秘事項として映里子に頼まれていた書類の内容から説得の 糸口を見出していたのです。
その書類には今後の会社の運営についての映里子の考えが書かれていました。
全権を任された本城の説得によって、
映里子の態度も軟化しイベントは 予定通り開催される運びとなりました。
一方、コンテストの候補者として参加しているメグ(大野いと)のもとへ
義母の光子(洞口依子)がやってきます。
二人の関係はまったく冷え切っていてメグも自分の居場所がないと 内心悩んでいました。
メグも光子に対し表面上だけの受け答えをし、ぎくしゃくした状態は 誰が見ても明白でした。
そんなメグに珠久里が「本当の気持ちをぶつけてみては?」と 優しくアドバイスをします。
そして、イベントの準備も順調に進み、いよいよ開始直前と言う時です。
塔子が映里子と美麗に仲直りをしてもらいたいと言い出します。
これには片桐も激怒。
これ以上波風を立てるようなことはするな!と塔子を叱責します。
ところが、普段冷静な本城が塔子に賛成だと言い出し 塔子と共に必死になって片桐を説得し始めました。
その二人の話を聞いた片桐も心動かされ…
サプライズ企画を行うことを了承します。
そして、総支配人・鷲尾、そして成沢社長までをも巻き込み
チームフォルモントの一世一代のサプライズ企画が動き出すのです。
・・・ 物語の途中ですが今回はここまでです。
このドラマは1話完結型になるそうです。
毎回、いろんなお客さんがいろんな問題を起こすという展開になりそうですね。
連ドラ初主演の西内まりやさんの演技も楽しみですが、毎回のゲスト陣も楽しみです。
こちらにいろんな情報を追記していきますので楽しみにしていてくださいね!
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