春一番さんが残した最後の言葉…奥さんが現在想うこととは？

９日放送の「解決!ナイナイアンサー」は追悼…今年亡くなった有名人の最期のアンサー。
早いもので２０１４年も残すところ１か月を切りました。

２０１４年は大物芸能人が数多く旅立たれました。
いつかは来る時なのに、いざその時が来ると突然すぎて
言葉を失ってしまいます。

ぼくおくんは「高倉健さん」が大好きでした。
それはもう、小さい頃から。 すごくつらかったです。
１１月１８日は、その知らせを知ってから
というもの 何も手につきませんでした。

９日放送の「解決!ナイナイアンサー」では、
今年７月に旅立たれた 春一番さんが特集されるようです。
予告動画を見ると、５か月たった今でも涙を流す奥さんの姿が…。

動画＞＞＞９日放送の「解決!ナイナイアンサー」予告動画

そうなんです。
残された家族はなかなか立ち直れません。

ですが、一人で歩いていくしかないのです。

番組では、奥さんが、本当の想いを告白するそうです。
春さんが奥さんに対して残した最後の言葉についても…。

見ていて辛くなりそうですね～。

そこで今回は、春一番さんと奥さんについて調べてみました。

春一番さんと奥さん（綾さん）は１９９７年に結婚されます。
二人の間にはお子さんは出来ませんでした。
奥さんは、春さんの３歳年下だそうです。
ということは、奥さんは４４歳ですかね？

４４歳。
若い…。
いくらなんでも、若すぎます。
子供がいないとはいえ、長年連れ添った夫婦の突然の別れ…
現在でも立ち直れずにいるのは、当然です。
今でも、信じられず、涙しているんだそうです。

春さんはアントニオ猪木さんのものまね一本で頑張る芸人さんでした。
猪木さん「公認」のものまねでテレビでも
みかける機会が多かったように 思います。

ところが、最近見ないなぁと思う時期があったんです。
後から、知った話でビックリしたんですが、
腎不全にかかり入院、手術を受けていたそうなんですね。

春さんは生死の淵をさまよったんだそうです。

そんな時、猪木さんが春さんを見舞い、集中治療室にいる春さんに闘魂注入のビンタ！
これを境に春さんは奇跡的な回復を見せたんです。

この話をある番組内で聞いたときは、信じられないエピソードでしたが…。
意識が朦朧としていても尊敬する人物の声などは
きちんと伝わるんだなぁと そう感じました。

猪木さんの公認ものまね、そしてお見舞い…。
春さんは相当、猪木さんにかわいがってもらってたんでしょう。
病室で、かなり嬉しかったんじゃないでしょうか。
頑張らなきゃって！勇気と元気をもらったんでしょうね。

猪木さん以外にも、ビートたけしさんにも目をかけてもらったと聞きます。
今回の番組の予告でも
「たけしさんもしょっちゅう気にしてました」
と ダンカンさんが語っていますよね。

それほどまでに、たけしさんを心配させたもの。
それは「お酒」でした。

春さんは無類の酒好きなんです。
所属事務所をクビになっても
（身体に悪いから）やめて！やめてくれなきゃ出ていく！と奥さんに言われても
病気に倒れて辛い思いをしても…
やめられなかったといいます。

そういった日頃の不摂生が祟ったんでしょうか？

最期の時はいきなりやってきたんだといいます。
前日は普通に床に就き、朝、奥さんが気づいたときは、
隣で寝てる春さんの体はすでに 冷たくなっていたんだそうです。

春さんがいなくなってから５か月が経過したんですが
奥さんは
「いきなり一人にされて…。バカって言いたい」
と涙ながらに語ります。

「絶対に帰ってくるって思ってた…散骨しちゃうと、どこに会いに行っていいか分からない…」
と、遺骨もそのまま自宅に安置されたままだといいます。

奥さんお気持ちが痛いほどわかります。
覚悟した別れでもショックが大きいのに、突然の別れとなると…
ショックを通り越して、気が狂いそうになるのではないでしょうか？
２０年以上、連れ添った相手ですもんね。

しかし、最期の時期って人はわかるんでしょうか？
奥さんに 「ごめんね。ありがとう。」って言ったそうなんです。
これが、春さん残した最後の言葉かどうかはわかりませんが…。
何となく、意味深ですよね。

その言葉を言われた奥さんもどう感じたのでしょうか？
最後を悟った春一番が妻に残した言葉とは、この言葉以外にもあるのでしょうか？
こちらについては番組終了後に追記したいと思います。

奥さんにとってとてもつらい日々が続いているとお察しします。
一日も早く立ち直り、元気になることを心から祈っています。

追記

番組を見ました。

やはり、涙なしでは見られませんでした。
奥さんは、「自分が春さんに感謝している」と話していました。

どういうことかというと、
奥さんが辛かった時、春さんに献身的につくしていたんですが
その辛さが限界に達し、封印していた悲しみが顔を出し始めたんだそうです。

それを感じた春さんは必死に奥さん笑わせようとしました。
それは不器用な春さんなりの気遣いだったんです。
それに奥さんは気づきました。
「あぁ、春さんは私の悲しみを感じてくれてるんだ」

そう感じた時、たまらない感謝の気持ちにつつまれたそうです。
今も変わらず…。

「大切な人にはいつも笑顔でいてほしい」
そう思う春さんの気持ちが、ストレートに伝わったんです。

春さんと関係がある人物は口をそろえて言います。
「優しい人だった…」

そうなんです。
全ての人に気づかいを忘れなかった春さん。

奥さんに何も言わずに旅立ったのは春さんなりの「最後の気遣い」だったのかもしれません。
心の準備が出来てない奥さんにとって、現実を受け止められないかもしれません。

ですが、春さんはこう思っているはずです。
「大切な人にはいつも笑顔でいてほしい」