工藤公康は監督に向いているのか？年俸・指導方針について徹底検証！

公開日： 2014/11/01 : スポーツ

工藤公康氏がソフトバンクホークスの監督に就任。
１日に記者会見し正式発表をすることになりました。

工藤公康氏といえば現役時代「優勝請負人」と言われた男です。
その名をほしいままに所属するチームを次々と優勝に導いてきました。

そして、現役を退いて４年。
外から野球を見つめ野球の指導についても勉強した「優勝請負人」は
今度は指揮官となってグラウンドに帰ってきます。

どんなチームになるんでしょう？
今から楽しみです。

工藤公康氏のプロフィール

プロフィールと言っても工藤氏は皆さんご存知でしょう。
ですので、輝かしい現役時代を振り返りましょう。

プロ野球選手として２９年間活躍。
その野球人生で２２４勝を挙げ、通算防御率は３．４５。
１９９３年、１９９９年にはシーズンＭＶＰを受賞しました。

日本シリーズでは１９８６年、１９８７年の２年連続でＭＶＰ受賞。
これは、長嶋茂雄氏、堀内恒夫氏に続く３人目の快挙でした。
ぼくおくんも１９８６年のＭＶＰ受賞は強烈に印象に残っています。
対戦チームは広島カープ。
ミスター赤ヘルこと山本浩二氏現役最後のシーズンでした。

１戦目で引き分け。
２戦目から４戦目までカープが勝利しカープが王手をかけます。

誰もがカープの日本一を確信したことでしょう。
迎えた第５戦は延長戦にもつれ込みます。
当時の日本シリーズでは指名打者制度は使われておらず工藤氏も打席に入りました。
延長１２回、工藤氏が打席に入ります。
シーズン中は打席に入ったことがないので
この打席に誰一人として期待する者はいなかったでしょう。

ところが、工藤氏の放った打球はセンター前へのサヨナラヒット！

この試合の解説者の星野仙一氏が
「これで西武が１勝３敗だが、流れは完全に変わった。西武が日本一になるだろう」
とコメントしました。

その言葉通り、この後西武ラインズが３連勝を飾り日本一に…
このシリーズ１勝２Ｓの工藤氏は日本シリーズＭＶＰに輝いたのでした。

もうこんな頃から「優勝請負人」としての才能が開花してたんでしょうね。

その後は福岡ダイエー→巨人→横浜→西武と渡り歩き
日本シリーズ出場１４回。
最優秀防御率：4回（1985年、1987年、1993年、1999年）
最高勝率：3回（1987年、1991年、1993年）
最多奪三振：2回（1996年、1999年）
など
輝かしい記録を樹立しました。

引退後は解説者として活動する傍ら筑波大学大学院人間総合科学研究科に合格し
科学の面からも野球について研究したようです。

こうなってくると、工藤新監督の年俸が気になるところですね。
現役時代はその実績から３億円の年俸に届いた時期もありました。

ですが、監督としてはまだまだ１年生。
今回退任した秋山監督も初年度は８０００万円でした。
ですから工藤氏も恐らくこのラインからのスタートでしょうね。

優勝や日本一になって初めて１億のラインに届くでしょう。
秋山監督も初年度こそ８０００万円スタートでしたが
その後は１億をキープしていました。

ですから、工藤氏もこの流れを踏襲すると思われます。