薬師寺保栄がダマされた！離婚の理由と過去の武勇伝もチェック！

ボクシングの元ＷＢＣ世界バンタム級チャンピオンの薬師寺保栄さんが
詐欺にあったとニュースで話題になっています。

詐欺の内容は元みずほ銀行員だったＯ氏に投資話を持ち掛けられ
１億３０００万円をだまし取られたというのです。
詐欺ってダマす方はもちろん悪いのですが…
ダマされる方もある意味、欲があった、
だからダマされたと見られると 判断されてしまうんですよね。
うまい話は転がってない！と自分に言い聞かせることも重要なんですね。

薬師寺さんもやはり初めは全く信用してなかったといいます。
だから、同様に投資を検討している知人に銀行まで出向いて話を聞いてきてもらったそうなんです。
どうして、自分が出向かなかったかというと
薬師寺さんは世間的に顔が知られていて不審がられると思ったからなんだそうです。

知人が銀行でＯ氏と会い、応接室でお茶まで出されたと聞いた薬師寺さんは
投資話が安全であるものだと判断します。
投資の話に乗るかどうかの判断を
「Ｏ氏が本当に銀行で働いているかどうか？」
に置いた というわけですね。

これがそもそもの間違いです。
どうして自分自身で確かめなかったのか？
重大な過失があったとなると、
ほとんどの場合は法律で保護されません。

この場合もおそらく民事上での責任は問えないと思います。
判断材料が「勘違い」（法律用語では「要素の錯誤」といいます）の場合、
無効を主張できますが…
ところが重大な過失（大きなうっかり）がある場合は無効を主張できないのです。

自分自身が直接赴いた。
銀行にこういった投資話があると聞いたのだが…と直接問い合わせてみた。
など、自身にうっかりがない場合は要素の錯誤と言えなくもないと思いますが…

今回の件は難しいのではないかと思ってしまいます。

今回は薬師寺保栄さんについてスポットを当ててみたいと思います。

薬師寺保栄とは？

知らない方はほとんどいないでしょう。
あの世紀の一戦と言われた辰吉丈一郎との対戦は今も記憶に新しいです。
かといって若い年代の方には少しなじみが薄いかもですね。

少しご紹介しますね。 １９６８年７月２２日生まれの４６歳。
元ＷＢＣ世界バンタム級チャンピオンで現在はタレントして活躍しています。

ボクシングは父親がアマチュアボクサーだったことが影響で始め
高校ではインターハイベスト１６の実績をもちます。

プロデビューは高校卒業後の１９８７年。
ところがデビュー当時は「臆病者」と揶揄され
「将来、世界どころか日本王者にすらなれない」と ひどい評価を受けていました。
これは「打ってはすぐに退いてしまう」というスタイルから言われたことのようです。

そして転機は訪れます。
これは武勇伝になるのかどうか？
1989年、成人式の１月１５日に暴走族時代の後輩達と並走しているところを愛知県警察にバレ、
道交法違反（共同危険行為）で通常逮捕され16日間勾留されることになります。

当然、ボクシング協会からは処分が下されますよね。
下された処分は「対外試合６か月禁止」。
試合ができないため、東南アジアに武者修行にでます。

これがそれまでのボクシングスタイルを変える原点になったのです。
長身を生かしたアウトボクシングと切れ味・スピード抜群の
右ストレートでメキメキと頭角を現し始めます。

そしてついにチャンピオンになる日がやってきます。
１９９３年１２月。 当時左眼網膜剥離で１１月に予定していた世界戦をキャンセルした辰吉丈一郎の代役として
チャンピオン辺丁一（韓国）に挑むことになったのです。

当時は「ジョー（辰吉）の代わりが務まるのか？」など
下馬評は散々なものでしたが…
結果は判定での勝利。
見事、世界チャンピオンの座をつかみます。

ところが翌日での評価は
「すべての面で辺が上」など
酷評のオンパレード。

関連記事＞＞＞井岡の世界前哨戦の相手！パブロカリージョを丸裸に！

結局、翌年に辺とは再戦するわけですが、
この時は文句なしのＴＫＯ勝利。
名実ともに世界チャンピオンになりました。

ですが、これを面白くないと思う男が一人。
辰吉丈一郎です。
まぁ、そうですよね。
自分が挑むはずだった世界戦。
代役で出場した薬師寺がチャンピオンとして脚光を浴びている。
これは…。

そして１９９４年。
辰吉と薬師寺はリングで会いまみえることに。

試合は壮絶な打ち合い。
そこには、かつて「臆病者」と言われた薬師寺の姿はありませんでした。
フルラウンドを戦い抜き、２－０の判定で王座防衛に成功します。
この激闘は今でも語り草になっています。

音声＞＞＞辰吉線の裏話を薬師寺が語る！

この音声は是非お聞きください。
感動します。

薬師寺が離婚！

夫婦仲がとてもいいと思われていた薬師寺夫妻。
実は平成２４年に離婚しています。

自身のブログで報告されています。

「 私、薬師寺保栄は平成24年12月19日をもちまして妻『薬師寺 博美』と離婚  しました事をここに報告させていただきます。
 18年の結婚生活は皆様に支えられて とても幸せな日々でした。  
ですがお互いの意見の食い違いで離婚することとなりました。」

このように報告し、１８年間の夫婦生活にピリオドを打ったようです。
意見の食い違いが原因ですか…。
難しいですね。
こういった場合はおおよそ異性との関係（不倫？）などが本当の理由だったするんですが…
どうなんでしょうね。

人生は決断の連続ですが…
この決断が薬師寺さんの人生にとっていい決断であることを願いたいですね。

まぁ、今回の投資話は明らかに決断ミス。
これを大きな糧にして、人生２度目のチャンピオンへの道を歩んでほしいものです。

応援しています。

追記（２０１５年１月６日）

なんと！
薬師寺さんに再婚話が…。

ＴＢＳ系「はやチャン！　ＳＰ」の、ハワイ芸能人特集に登場し、
新恋人について聞かれ

「（そのうち）いい報告をさせていただきます。（結婚は）２月ごろになりそうです」と明かしたそうです。

いいですね。
幸せになってほしいです。
なんといっても愛知が生んだチャンピオンですから…。

また、詳細が入り次第更新します。