レッドクロス~女たちの赤紙~あらすじ、ロケ地、視聴率まで気になる情報総まとめ！

今年はそうなんですね。 戦後７０周年。 いろんなことを考えさせられます。

戦争を知らない世代に移り変わり、崇高な憲法のもと
「戦争の放棄」「武力の放棄」が叫ばれ続けた中で
７０年の年月が流れると、そういった考え方も 風化されてしまうのでしょうか？

終戦記念日が近づくと、戦争を題材にした特別企画ドラマが 多く放送されます。
ぼくおくんはすごく興味を持ってこういったドラマを見るのですが
ぜひ、あなたにも見てほしい。
とくに若くて戦争を知らない人に見て欲しいと願っています。

戦争とは

いかに、悲しいものなのか？
いかに、無力なものなのか？

きっと、８月１日、２日に放送される
「レッドクロス～女たちの赤紙～」は いろんなことを教えてくれるでしょう。

今回は、気になる情報をまとめてみました。

レッドクロスはどんな話？

戦場へ赴く為の招集令状。 いわゆる赤紙。
これは、なにも男性だけに送られるものではなかったのです。

「赤紙」を受け取って自ら戦地へ赴く女性も多くいました。
時は、現在から７０年前。 第二次世界大戦中のお話です。

「赤紙」を受け取り戦地に赴く女性たちは
「従軍看護婦」と言われる 赤十字の救護看護婦たち。

赤十字社は現在も戦争や天災などで、
怪我をした人々を救うための活動を 世界規模で行っている人道支援団体です。

このドラマでも３５０００人ほどの救護看護婦たちが戦地に赴き １１２０人が殉職します。
戦場では、男たちが命をかけてしのぎを削り戦っていました。
当時は男性中心の社会でした。
女性は虫けら扱いされる時代だったのです。

そんな時代背景、情勢の中で男たちと共に戦地で働き、
苦闘する姿は 女性の社会進出の先駆け的存在になったとも言われています。

やがて、戦争も終盤に入り敗戦色が濃くなっていくと、
戦士たちは 自らの命を以って国に貢献をしようとし始めます。
それがたとえ、自らの意志でないにしても…。

そんな中でも、一人でも多くの命を救うという信念で生きることの尊さを訴え続けた 女性たち。
その女性たちにスポットを当てたドラマが「レッドクロス」なのです。

今回、松嶋菜々子さん演じる天野希代は、戦争で家族を離れ離れになり、
戦場で仲間を失い 戦争で全てを失ってもなお生きること、
そしてぼくらが決して忘れてはいけない 全てに対する「愛情」の大切さを追求し続けるのです。

第１夜のあらすじ（８月１日放送）

天野希代（松嶋菜々子）は母親の絹江（浅茅陽子）を看病してくれた
看護婦に憧れを抱きました。
そして、その憧れはいつしか夢に変わり、
今では看護婦になるため 女学校で勉学に勤しむ女学生でした。

そして、将来は「女性としてお国の役に立ちたい」と考え
従軍看護婦になろうと決意をします。

そうです。 時は今からさかのぼること７０年。
日本は第二次世界大戦の真っただ中に身を置いていました。

そして、厳しかった学生時代を終え、
看護婦養成所を卒業した希代は 自らの信念で「赤紙」を
受け取り満州に渡ることになりました。

明日から従軍看護婦として戦地でお国のために戦うのです。

赤十字の「博愛の精神」を持ち、一人でも多くの方の命を救う信念で
赴いた希代を待ち受けていたものはとんでもなく過酷な世界でした。

考えてみれば当たり前なんですが、そこは戦場。
一歩間違えば自分の命すら落としかねません。
毎日のように負傷した兵士たちが希代たちの前に運び込まれてきます。
ここにももう一つ戦場があったのです。

そんなある日、満州開拓団の中川亘（西島英俊）が
２人のけが人を希代の前に 連れやってきます。

一人は亘の義兄・光（赤井英和）、もう一人は中国人の孫（柏倉裕太）でした。
この戦場で戦う中国人を助けるなんてとんでもないことです。
ですが、赤十字の信念は「博愛の精神」。
それは、国を超え人種を越え、すべての者たちに通ずる信念です。

目の前の命を助けることが希代の想いであり、赤十字の信念なのです。

ところが、軍医の大竹英世（笑福亭鶴瓶）は、そんな考えは一切ないのです。
「目の前の命ではなく、日本人の命なのです」
当時の社会では大竹の考えの方が正しいものなのです。

ところが、希代は毅然としていました。
大竹の猛反対を押し切り、孫を治療します。
孫は希代に命を救ってもらいました。

しかし、これが大問題に発展します。
希代が中国人を助けたということが、
陸軍病院の責任者・蔵原基介（橋本さとし）の 耳に入ってしまうのです。

これで病院は大騒ぎに…

第２夜のあらすじ（８月２日放送）

亘が戦地に行ったことなど知らなかった希代。
第二次世界大戦はソ連の参戦により、過酷さを増していきました。
そしてついに希代と博人も離れ離れに…

先に電車に乗って行ってしまった博人を 追いかけ、
逃げ遅れた溝口少佐（吉沢悠）らとともに ハルピンへ急ぎ目指します。

博人や大地（市川涼風）も希代の事が心配でたまらず、
ハルピンまで向かわず途中で電車を 降り、以前住んだことのある千振へ向かいます。

その途中の地で中国人・楊錦濤（薄宏）にかくまわれることになります。
楊は豊かな生活をしており、博人らには申し分ありませんでしたが…
希代とすれ違いを起こしてしまいます。

そんなことを知らない希代はハルピンの陸軍病院に到着。
そこで、元同僚の志津（中島ひろ子）たちと再開を果たします。
ところが、博人の姿が見当たりません。
心配する希代の耳に「博人は付近の豪邸で匿われている」という情報が 入ってきます。
博人の無事を知り、希代は安堵の涙を流して喜びます。

ところが。その期間は長く続きませんでした。 ソ連がハルピンの侵攻を強めてきたのです。
さらに、中国共産党への協力を求められて、
増々博人とのすれ違いが つづいていってしまいました。

このソ連の侵攻により、匿ってくれていた楊の家もこれ以上
博人らの援助を続けるわけにはいかなくなります。
博人たちは楊の家を放り出されてしまいます。
放浪の身になった博人たちは、希代を探す日々を送っていました。

 

視聴率速報！

気になる視聴率は第１夜が８．２％で、第２夜が１０．７％でした。
個人的には素晴らしい出来だったと思いましたが
思った以上に視聴率は伸びませんでしたね。

主な主演者の紹介

「レッドクロス」はかなり豪華な顔ぶれで放送されます。
全員をここで紹介するのは難しいので主な登場人物をご紹介しますね。

主役の天野希代は松嶋菜々子さんが演じます。

 

幼少時代からドラマは展開されるようです。

幼少期は原涼子ちゃんが 女学生時代は高田里穂さんが演じます。

希代の母親・天野絹江役は浅茅陽子さん。
希代の祖父・天野大介役は山崎努さん。

そして、陸軍病院の面々は

軍医・大竹英世役に笑福亭鶴瓶さん。
陸軍病院責任者・蔵原基介役に橋本さとしさん。

希代の周囲の人たちも見ていきましょう。

希代の将来の夫・中川亘役は西島英俊さん。

そして亘との間に生まれる子供・博人役に工藤明日香さん。
博人の幼少期を高村佳偉人くん、少年期を中村瑠輝人くんが演じます。

希代に憧れる女学生時代の後輩・馬渕ハル役は高梨臨さん。

夫・亘の義兄・中川光役に赤井英和さん。

など、かなり豪華なキャスト陣です。
特別企画ドラマだけあって力の入り具合がキャストを見ただけで 伝わってきます。

ロケ地情報！

なんと！ ぼくおくんが住む名古屋でロケが行われていたとは…

映画「ビリギャル」も名古屋でしたよね。
こういった記事をブログで買いているくせに、
結構疎いんですｗｗ。 すみません。

名古屋では「愛知県庁内」でロケが行われたようですね。
大村県知事のツイートがありました。

８月１日（土）・２日（日）午後９時から、松嶋奈々子さん、西島秀俊さん、山崎努さんらが出演のドラマ「レッドクロス～女たちの赤紙～」が、ＴＢＳ系（ＣＢＣ愛知５ｃｈ）で放送されます。撮影には、愛知県庁本庁舎の講堂も使用されており、私もロケ現場で皆さんを激励しました。ぜひ、ご覧ください。

— 大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2015, 7月 29

 

愛知県庁舎内で撮影された、ＴＢＳ終戦特別企画「レッドクロス～女たちの赤紙～」のロケ現場で、福澤克雄監督と主演の山崎努さん、松嶋菜々子さんと一緒に。放送は、８月１日（土）・２日（日）午後９時から２夜連続で。是非ご覧ください！ pic.twitter.com/8SRS5799cb

— 大村秀章 (@ohmura_hideaki) 2015, 7月 6

 

大村さん、エライ宣伝してますねぇｗｗ。
あ、大村知事もしっかり写ってるｗｗ。

他にも、愛知学院大学歯学部の大学院でも撮影されたそうです。

中国でのロケも行われたようです。 力入ってますね。
１か月近くかけてのロケが遼寧省、吉林省、黒竜江省の中国東北部で 繰り広げられたようです。
現地は３０℃を連日超える猛暑。
どうもお疲れ様でした！

他にも岡山県高梁の吹屋での情報もありました。

TBSテレビ60周年スペシャルドラマ 「レッドクロス～女たちの赤紙～」 5月に高梁の吹屋で行われた撮影に シャルムの選手たちも エキストラとして参加しました！ 8月1日(土),2日(日) 21:00から放送 http://t.co/oJ3dQbefkT ぜひ、ご覧ください！

— FC吉備国際大学Charme (@all_for_smile) 2015, 7月 29

 

また、新たにわかればこちらに追記していきますね！

番宣情報！

主演の松嶋さんや西島さんが数多くの番組に番宣で出演するようです。
気になる方は是非チェックしてみてくださいね！

【レッドクロス番宣】 ●７月31日出演 ・はやドキ！ ・あさチャン！ ・白熱ライブビビット ・ひるおび！　・ Nスタ ●８月２日出演 ・サンデー・ジャポン ・アッコにおまかせ！ http://t.co/8tqT0MiodD pic.twitter.com/nfrKkz9Uod

— 本日の西島さん (@Nishijima_Time) 2015, 7月 27

 

まとめ

TBSの総力番組であることはいろんな面から伝わりました。
戦後７０年の節目となる大作となることを祈っています。

ちょうど、世間では新法律の是非が問われています。
戦争の惨禍から立ち直った日本。

世界的にみても憲法９条は美しいと言われています。
今、戦争を知らずに生まれたからといってぼくらが
目をそらしては イケない問題だと思います。

かつては、こんな過酷な時代があったんだと
ドラマを通じて知ることが出来れば、
何かを考えるきっかけになるかもしれません。

８月１，２日にはぜひ家族で見たいドラマですね。